磐田市立向笠小学校

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校長室から

校長室から
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2019/07/24

1学期を無事終えて・・(打合せ時の職員向けの話)

| by 管理者

 本日、午前11時30分に集団下校を行い、1学期も無事終了しました。保護者や地域の皆様におかれましても、これまで陰になり日向になり、子どもたちを、そして本校の教育活動を支えていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
 さて、昼食後に行った1学期最後の職員打合せの場で、校長から全職員に向けて話をした内容は以下のとおりです。


1 1学期無事終了。ありがとうございました!
 (1) 全員が元気に登校し、笑顔で下校する。このことが何よりの成果。これまでの様々な子どもの表れを思い出すと、今の姿は、職員全員が「全ての子どもたちのために」全力で取り組んでくれた賜物と思う。
 (2) 毎日の授業参観から、「これなら、子どもたちも学ぶことが楽しいと感じるはず」と思える授業がずいぶん増えてきた。皆さんの授業改善に係る努力に感謝。
 (3) 夏季休業中は、まず心と体のリフレッシュ。次に、子どもの成長の速さに追い越されないように教師としての幅を広げる。学び続ける姿勢、人間としての幅の広さこそ子どもにとっての魅力となります。

2 2学期のキーワードは「たくましさ」
(1) 「自主・自治・貢献」の基本理念のもと、1学期は「進んで」をキーワードとした。2学期は「進んで」という取組姿勢にプラスして、子どもたち自身で課題解決しようと粘り強くやり遂げる「たくましさ」を求めたい。
(2) 来年度から本格実施となる新学習指導要領において、観点別評価も3観点となります。その一つである「主体的に学習に取り組む態度」の評価として、①粘り強い取組を行おうとする側面 ②自らの学習を調整しようとする側面(学習の進め方について試行錯誤するなどの意思的な側面) を挙げています。(「学習評価の在り方ハンドブック(文部科学省)」から)なお、同ハンドブックには、「挙手の回数や毎時間ノートを取っているかなど、性格や行動面の傾向が一時的に表出された場面を捉える評価ではない」と明確に述べています。
(3) 上記の取組は、時に子どもたちにとって苦しい時間、辛い時間となるのかもしれない。それでもやり遂げる「たくましさ」を身につけさせてほしい。


3 経済産業省が提唱する「未来の教室」

 インターネットで簡単に調べ、パワーポイントで簡単にプレゼンする・・・20年前には想像できなかった世の中が今目の前にあります。向笠小の子どもたちが世の中に羽ばたき大きく活躍するのは約20年後です。我々は20年後の世の中に思いを馳せながら教育を進めなければならない。たぶん、知識量が多いことは何の自慢にもならないのだろうと思う。いろいろな情報をどのように結びつけて、どのように活用し、どのように世の中に生かしていくか・・そのことに重きがおかれることは間違いないのではないかと思います。
 後日、アンケート結果などをもとに1学期の教育活動を振り返り、2学期に活かすための「中間評価会」を行います。その際にも、本校の子どもたちに真に身につけさせたい力は何かについて話し合ってもらう予定ですが、参考になればと思ってご紹介します。

「未来の教室」
 子どもたちに未知の課題に向かい、未来社会を創造する当事者(チェンジメーカー)の資質を育むことを目指す。
 (1) 3つの柱
ア 学びの自立化・個別最適化:知識のインプットの時間を短く個別最適化
イ 学びのSTEAM化:Science(科学) Technology(技術) Engineering(工学) Mathematics(数学) + Liberal Art(人文科学) 社会課題の背後に潜む数理的な背景を理解し、文理の知識を自在に活かして課題解決を図る、探求・プロジェクト型学習に時間を要す。
ウ 新しい学習基盤作り:学校ICT環境の整備 学校BPRの推進 教師が学び続ける機会の創出(教師の役割は、学びの提供者から学びの伴奏者へ)
 (2) 令和時代の新しい社会を生きる子どもたちのための、あるべき学びの姿
知識のインプットに要する時間は短く、探究・活用に要する時間を多く取ることで、学びへのモチベーションを高める。


4 「ひとりの時間」を持っていること

 (1) インターネット・スマホに関するアンケート調査から、多くの子どもがこういった機器を利用していることが明確になりました。発達段階に応じた特徴も見えてきました。ぜひ、2学期には「痒いところに手が届く」指導を。
 (2) 自己形成において、自分を深く見つめる「ひとりの時間」を持っていること、つまりひとり静かに深く「自己と向き合う時間」を持っていることが大事だということです。
 (3) 「児童養護施設の子どもの発達は1年半ぐらい遅れている」と書いている文献もあります。なぜなら一人になる時間がないからです。ボーっと自分を見つめたり、「内なる自分」と向き合ったりする葛藤の時間が発達にとって必要というわけです。スマホやLINEの依存状態は、思春期の子どもの精神的自立や成長に影響を与えるとも書かれています。


5 人は言いたいことが言えると楽しい

 (1) ピア・サポートトレーニングを行った山口権治氏の授業での言葉。「人は言いたいことが言えると楽しいんです。では、今日はどうして言いたいことが言えたのか。それは、聴き方が良かったからです。お互いに楽しい気持ちで過ごすには、まず聴くことです。」
 (2) 聴き方のコツとして ①笑顔 ②相手の顔を見る ③うなずく の3つを挙げる。

 


13:31 | 教師向けの話
2019/07/24

1学期終業式 校長あいさつ「夏休みの3つの宿題」

| by 管理者
 4月4日にはじめてここで皆さんと会ってから、今日で112日目(授業日だけだと73日目)になります。皆さんと会えて本当に良かったと思うし、皆さんは本当にいろいろなことをよくがんばったと思います。先ほど、各学年代表の7名が1学期に頑張ったことを発表してくれました。どの子の発表もすばらしかったです。

 例えば、毎日元気な笑顔で学校に来ることができた、このことも頑張ったことの一つですね。ちなみに1日も休まず登校できた子は87人、1日だけ休んだ子は31人で、合わせると118人になります。
 さらに1学期には、多くのお客様が見えて、みんなのがんばりをほめてくれました。例を挙げると、クラスの雰囲気が明るく落ち着いていること、男女仲良く運動や勉強ができていること、1年生は幼稚園の時より成長したこと、授業の中で自分から課題を解決しようとする姿が見られたことなどです。
 あいさつについても、地域の方から「横断歩道を渡るときに、止まってくれた車にありがとうと言ってくれてうれしかった」という声も聞きました。代表委員会の中で「向笠小をよりよくするために」というテーマであいさつについて話し合ってくれたことも私は嬉しく感じました。

 始業式では、「進んで」という言葉を使って、こんな子になってと3つお話をしました。「進んで自分自身をのばす」「進んで自分の学級や学校をよくする」「進んであいさつする」です。できたでしょうか。


 さて、明日から33日間の夏休みに入ります。私からみなさんに3つのことを宿題としてお話しします。この3つは絶対にやってほしいことです。
 一つ目は「命を大切にする」ことです。交通事故、水の事故など絶対に遭わないこと。熱中症にも気をつけてください。
 二つ目は「つづける」ことです。何でもいい、一つでいいから、自分を伸ばすためにやり続けてみてください(ちなみに私は、この夏休みは毎日読書をすることと、朝晩のウォーキングを続けたいと思っています)。
 三つ目は「地域のためにできることをする」です。地域の人に会ったらあいさつするのでもいい、地域の行事に進んで参加するのでもいい、みんながそうすることで、地域の人は嬉しいし、明るい気持ちになります(ちなみに私も犬の散歩をする時は、地域の人に進んであいさつしていますよ)。

 では、2学期の始業式(8月27日)に、元気な笑顔で会えることを楽しみにしています。

09:45 | 子どもたちへのお話
2019/07/19

初心忘るべからず(夕会での校長の話)

| by 管理者
 本日の新聞に「昨日、県教委は4件の懲戒処分を行った」旨の記事が掲載されました。このことを受け、夕会の折に、職員と以下のことを共通理解を図りました。
 
1 教職員は、想像力を磨くべき!
 人とかかわる仕事だからこそ、自分以外の人の「痛み」を受容できなければいけないと思います。毎日の教育活動を行ううえでも、子どもたち一人ひとりの心の声を想像することは必要です。ましてや、教職員である自身が何か事件でも起こしたとしたら、被害児童生徒は一生辛い思いを抱えていかなければいけないし、本人や家族の代償は重すぎるものになるだろうし、対応は学校だけにとどまらず、多方面に悪影響を及ぼす・・・など、ほんの少しの想像力があれば、容易に分かるはずなのです。

2 誰かのストッパーに
 一般的に、あってはならない事件というものは、それが起こるまでに幾つもの存在すべき多くのストッパーが、(ものの見事に)一つも働かない時に起こるものだと思います。
 人間誰しも浮き沈みはあるし、良くないことが頭をよぎることもあるものです。闇の部分を何も抱えていない人間なんていないわけですから。だからこそ、たった一言の世間話がストッパーになることもあると思うのです。私も誰かさんのストッパーになれていればいいなと思っています。

3 初心忘るべからず
 「なぜ先生になったのですか。」「なぜ、今まで先生を続けてこられたのですか?」・・思い出して、まわりの先生たちと言い合ってみてください。その思いを忘れなければ、いやなことがあっても乗り越えられると思います。

4 おわりに
 私は今、「子どもたちを前にすばらしい仕事をさせてもらっている」という自信と誇りを持っています。皆さんも同じだと思います。そして、私たちは「全ての子どもたちのために」集まっている集団です。 「子どもたちのため」にならない行為は絶対に許さないという強い気持ちを持ちましょう。
17:06 | 教師向けの話
2019/07/09

子どもの命がこんなに軽く扱われていいのか(夕会での校長の話)

| by 管理者
 7月9日(火)の夕会の折に、新聞報道等で大きく取り上げられている2つの事件にふれ、これらの事件から我々は何を学ぶべきかについて話をしました。概要は以下のとおりです。

1 子どもの命がこんなに軽く扱われていいのか!(新聞記事から)
(1) 概要
○ 埼玉県所沢市で中2男子生徒が同級生から刃物で刺され死亡。加害生徒は以前から学校に対し、被害生徒との関係を相談していた。当初、学校・市教委は「2人の間にトラブルは把握していない」と回答。
○ 岐阜県岐阜市で中3男子生徒がいじめを苦に転落死。生徒がいじめに遭っていると訴えた同級生のメモの存在を学校が把握したのは生徒の死亡翌日、県警から照会を受けた後のこと。担任は学年副主任と情報共有したが、管理職には伝えず。その後、担任は他の書類と共にシュレッダーにかけた可能が高い。

(2) 子ども同士のトラブルをどう捉えるか
○ 両件に共通しているのは、担任が当該生徒のトラブルを把握していたこと、担任が把握したのは生徒からの訴えであったこと、管理職は把握していなかったことの3点である。
○ 新聞記事からの推測ではあるが、担任はこれらのトラブルを「悪ふざけ」として重く受け止めず、結果として担任の主観で握りつぶした可能性がある。
○ 本校では、子どもの些細な変化をキャッチしたら、すぐに学年団長及び教頭に連絡する体制を徹底させたい。ましてや子どもからの訴えがあれば、重い・軽いを勝手に判断せず、子どもの気持ちに寄り添った対応をすることは当たり前である。
○ 本校は、「真にすべての子どもを大事にする教育」を具現化する学校でありたい。

2 その他(1学期もあと2週間!)
(1) 課外練習(水泳・音楽)に全職員で取り組む姿勢に感謝。水泳練習に、教員がプールに入って直接子どもたちに指導する姿を見て嬉しい気持ちに。
(2) 各学級で1学期の総括を。特に「自主・自治・貢献」にせまる良い表れを具体的に子どもたちに示し、どのような姿を目指しているのかを明確にしたい。
17:45 | 教師向けの話
2019/07/09

「水泳選手を励ます会」での校長の話

| by 管理者
 これまで、皆さんは一生懸命、水泳練習に励んできました。中には、「疲れたなあ、辛いなあ、やめたいなあ」と思うときもあったかもしれませんが、本当によくがんばったと思います。先ほどの模範演技も、とても上手でした。

 さて、皆さんは、水泳練習を通して、「泳ぎ方」や「体」を鍛えただけでなく、「心」も鍛えてきたのです。私は、これまで幾つもの水泳大会を見てきて、「心が鍛えられていない」と感じる場面も幾つかありました。例えば、大会当日、自分のもっている力を出そうとしない人、他の人の応援もしない人、他の学校の先生や選手にあいさつ一つできない人などです。
 みなさんは違うと思います。25日の水泳大会では、ぜひ、これまで鍛えてきた「心」を見せてください。

 5年生については、この会に向けての準備もありがとうございました。6年生に向けてのエールもとても立派でした。

 「磐田市小学校水泳競技大会」は今年で幕を閉じます。皆さんは水泳大会に出場する最後の選手となります。ぜひ、最後を飾るにふさわしい、全力の泳ぎを見せてください。応援しています。

14:01 | 子どもたちへのお話
2019/07/09

ブルーベリー狩りをすることになった経緯について(校長室から)

| by 管理者

 本校では、昨年度から、地域で栽培された農作物を使って給食を作り子どもたちが食するという「地産地消」の取組を進めています。
 その中で、本校の子どもたちのことをとりわけ気にかけてくださる業者の一つに「橙香園」があります。これまで、ブロッコリーやキャベツ等を給食のためにおろしてくださっているだけでなく、珍しい野菜や色の違う野菜等ができると「子どもたちに紹介してやってほしい」という思いで学校に届けてくださっています。

 橙香園の代表である金子政雄氏が7月4日に本校を訪問してくださり、「7月17日の給食では、うちでできたブルーベリーを使って、給食にジャムとして子どもたちに食べてもらいます。どうせなら、子どもたち自身でうちの園に来てもらってブルーベリー狩りを楽しんでもらって、自分たちで獲ったものを自分たちで食べるという体験をしてほしい。」という申し出がありました。

 急な申し出であり、各学級では1学期のまとめを行っている大事な時期でもありますので、少々思案しましたが、私は「自分たちで獲ったものを自身で食するという体験はとても貴重であり、子どもたちにもできれば体験させたいと思います。ただし、急なことですので、各学級担任は既に授業の計画もびっしり立てていることもあるでしょうから、無理に全員を連れて行くということにはならないかもしれません。方法等はこちらにお任せいただけますでしょうか。」とお話ししました。
 
 私は教頭に「職員室に戻り、職員に主旨を説明しながら、実施可能か検討してほしい」と話しました。しばらくして教頭は校長室に戻り、「先生たちで話をした結果、午前中をB日課にして昼休みからの時間を使うのならばどの学年も実施可能とのことです」と報告してくれました。

 できないことの理由を列挙することは簡単なことですが、本校の職員はそうではありませんでした。子どもたちにとって良いことならば、「どうやれば実施できるのだろう。」と真剣に検討してくれました。私は、とても嬉しく思いました。

 こんなことで急遽決まった体験活動ですが、子どもたちにとってきっと忘れられない体験になると信じています。

お知らせ文書「ブルーベリー狩りをしよう」.pdf


09:20 | 保護者向けの話
2019/06/26

「自主・自治・貢献」にかける思い(職員会議での校長の話)

| by 管理者
4月当初より、目指す子ども像として「自主・自治・貢献」を掲げています。今回の職員会議においては、この3つのうち「自治」に特化して、以下のとおり職員に話をしました。

 今から約25年余り前のことです。私がある中学校に勤務したときのことをお話をします。この中学校勤務で、私の教師観、指導観の基礎は作られたといっても過言ではありません。
 当時の子どもたちのうち、心の隙間を埋めるため、煙草・シンナー・盗難・夜間俳諧何でもありの状態の子もかなりいたように記憶しています。1年生を一緒に組んだ学年主任の言葉は「子どもを良くしようとするな。今より悪くならなければいい。」「3年後、子どもたち全員を卒業式に出席させる」というものでした。最初は、この言葉の意味が分かりませんでしたが、次第に「上から指導監督をするのでなく、とにかく子どもに寄り添ってほしい。そして3年の最後まで1人の脱落者もださない。」という強い決意の表れだということが分かりました。

 では、どうやってそのことを具現化するのか、まさに 「やらされる」から「自らやる」への転換であり、自治の意識の醸成でした。
 教師が上から押さえつけようとすると子どもは反発します。だから、子どもたちと約束しました。「子どもたち自身でルールを作り、自分たちで守る。それができなければ、教師がルール(厳しい校則)を作り、それを守らせるしかなくなる。」と。つまり、自由には責任が伴うことを教えたのです。
 この後、教師たちは子どもの自治的な動きを徹底的に支えるという地道な活動を繰り返しました。 子どもたちは教師から押し付けられたくないから、お互いに話し合い、お互いに注意し合い、いつしかどの学級よりいい学級にしようとがんばるようになってきました。

 このことは、自然に、仲がいいとか悪いとか言っていられない状況を作ることにつながり、誰とでもしゃべらなければやっていけない状況(雰囲気)ができあがりました。
 私は、子どもたちが教師に求めているのは「ほめてもらう」ことではない、自分たちだけでやれるんだと「認められる」ことだと、子どもたちの変容を見て強く感じました。

 さて、現在、次年度以降の教育課程について検討してもらっていますが、安易に自治的活動とその準備の時間をカットしてはいけないと思っています。担任は変われど、学級のメンバーは変わらない。ならば、担任等いなくても子どもたちだけで学級をより良いものにする環境を作ることは重要だと思うのです。「自治」の意識が醸成されるよう意図的に環境設定する必要があると考えています。


 最後になりますが、夏休みのくらしについてです。夏休みは、子どもたちが家庭の中で成長する機会であり、保護者の協力・理解は不可欠です。以下のことについて学級懇談会などの場で説明をしてください。あわせて、子どもたちには「何を どのように」学習を進めればよいか、個別の支援をお願いします。

○ 学校では「自主・自治・貢献」を目指す子ども像とし、進んで自身を伸ばすこと、周りの環境を良くすることに取り組んできた。
○ 夏休み中、親に甘え、親が言わないと何もやらないなどということがないよう、めあてをもたせ、自らを伸ばすよう声掛けをお願いしたい。
○ 本来、学校が子どもたちに課す宿題の目的は①既習事項(基礎・基本)の定着 ②学習習慣や生活習慣の定着 の2つ(予習的な意味合いを入れると3つになるか?)。したがって、夏休みの宿題については、上記目的を達成するための最低限のものにおさえる。あとは家庭と子どもと話し合いながら、学習内容を決めてほしい。
16:37
2019/06/21

新学習指導要領本格実施に向けての対応(PTA本部役員会での校長の話)

| by 管理者
6月21日(金) 午後7時から、PTA3役及び各専門部代表者に集まっていただき、第3回本部役員会を実施しました。本会における協議内容は、各部の活動報告と今後の予定について確認を行うことに加え、8月24日(土)の奉仕作業終了後に行う役員選考会の実施方法について協議するというものでした。
この日は、協議の前に、校長から来年度、新学習指導要領が本格実施されることに伴い、早い時期から対応を始める旨の話を行いました。内容は下記のとおりです。


本日はお忙しい中、第3回PTA本部役員会にご出席いただき、ありがとうございます。
PTAの主だった方々がお集まりの機会ですので、 新学習指導要領全面実施に向けての取組についてお話をさせていただきます。

学習指導要領は各学年の指導内容や標準授業時数等について示したもので、約10年毎の改訂になります。これほど大掛かりな改訂は、私の教職経験を振り返ってもはじめてのことではないかと思います。その一例を申し上げます。

外国語活動及び外国語科の授業時数が増加されます。現在、3年が15時間、4年が20時間、5・6年は50時間の授業を行っていますが、来年度から3・4年が35時間になりますから15~20時間の増、5・6年は70時間になりますので、こちらも20時間の増となります。この時間を何とか生み出す必要があるのですが、簡単に言えばまとめてとるか、分散して取るかということになります。まとめて取るというのは、夏休みなどの長期休業日を減らして授業日にするという方法です。分散して取るというのは、週当たりの授業時数を増やす、つまり6時間目の日が増えるということになります。ただし、単純にこのようなことをすると、子どもたちに負担がかかるのは目に見えています。

懸念材料はこれだけではなく、教師側の課題もあります。外国語科にしても、道徳にしても評価まで行うようになるし、教科や単元を決めてプログラミングを実施しなければなりません。こういったことは、いわば教師にとっても初めての経験ですので、授業準備の時間をしっかり取らなければ、子どもたちにとって「面白い」と思える授業を実施することも難しくなります。

つまり、このまま何も変えずに、ただ授業時数を増やすのでは、子どもにとっても教師にとっても負担が大きくなるといえます。これまで「子どもたちのためになる」といって続けてきたことにもメスを入れ、学校行事等の中で本当に重要なものはどれか、優先順位をつけて「やめる、かえる、へらす」ことをやっていく必要が出てくると考えています。

そこで、今の時点から、職員の中でプロジェクトチームを作り、学校行事や日課表など、いろいろなものの見直し作業に着手しはじめましたことをこの場でご報告しておきます。

年末になり、少しまとまってきたところで、皆さんにもご報告、ご相談をさせていただければと思っています。以上、よろしくお願いします。
20:00 | 保護者向けの話
2019/06/18

向笠小PTA広報誌「いぶき」寄稿(校長室から)

| by 管理者
子どもたちの希望を育む場所に

 私には忘れられない2つの光景があります。1つは先生になりたての頃のこと。休み時間に子どもたちと話をしていたとき、その中の1人が「私、先生になりたい。」と言うから、「どうして?」と聞くと「だって、先生見てるとすごく楽しそうなんだもの。」との答え。

 もう一つの光景は、教師として脂ものってきた30代後半の頃、同じように休み時間に子どもたちと話をしていた時のことです。「私、先生にはなりたくない。」「どうして?」「だって、先生見てると、先生って仕事、すごく大変そうなんだもの。」との答え。

 その時、同じ教師として働くならば、子どもたちに「こんなふうに生きてみたい」と希望を持たせるような仕事をしなければいけないなと反省しました。

 その思いは今も変わりません。学校は子どもたちの希望を育む場所にならなければと強く思っています。
17:20 | 保護者向けの話
2019/06/18

「交通安全リーダーと語る会」校長あいさつ

| by 管理者
 大勢の方々にお集まりいただきまして、ありがとうございます。校長の佐伯泰司と申します。よろしくお願いします。
 
 さて「交通安全リーダーと語る会」というのは、名称こそ多少の違いはあれど、概ねどの学校でも昔から行っている会議であります。私の経験で申し上げると、このような会の最後は、「6年生がリーダーとしてもっとがんばらねば・・」とか「信号や標識に注意して歩道をしっかり歩きましょう」などと子どもたちに注意喚起して終わるものが多かったです。

 しかし、最近の世の中の情勢はそんな甘いものではありません。5月には滋賀県大津市で、6月には兵庫県西宮市で散歩中の園児の列に自動車が突っ込む事故があり、同じく6月には名古屋市で自動車が小学校に突っ込む事故がありました。さらに、交通事故ではありませんが、5月には川崎市多摩区でスクールバスを待っていた児童を刃物で刺すという事件も起こりました。
  こうなると、こちらがいくら標識や信号をみて正しく歩いて登下校したとしても、それだけでは足らないということになります。

 私はできるだけ、朝の校門に立って、子どもたちの登校の様子を見守るようにしています。概ね、リーダーとなっている子どもたちは、時に気疲れするのではないかとこちらが心配になるほど、下級生のことにまで気を配り、まとまって登校しているように思います。

 今日は、リーダーとして毎日の登下校で危険を感じることはないか、地域の方々が見た様子はどうかなど、日頃感じていることを出し合ってほしいと考えています。

 先日の会礼で「いのちは大事にしなければいけない。この中で、いなくなってもいい子やいじめられてもいい子は1人もいません」と話したばかりです。交通事故で命を失うなどと絶対にあってはならないことです。今日の会が有意義なものになることを願って挨拶とします。

16:40 | 保護者向けの話
123

カウンタ

令和元年5月17日から24299