磐田市立向笠小学校

Tel. 0538-38-0390  Fax. 0538-38-3635
〒438-0013 静岡県磐田市向笠竹之内391番地6

 
 

校長室から

校長室から
12345
2021/04/30

朝の登校

| by 管理者

 朝、正門に立って子どもたちが登校する様子を見ながら、挨拶をしていると、子どもたちの元気な挨拶が返ってきます。

学校が始まって一か月が過ぎましたが、子どもが無事登校できているか心配されている1年生の保護者の方もいらっしゃるかと思います。御安心ください。分団のリーダーが1年生の歩く速さや、様子を気にしながら、上手にリードしてくれています。また、写真のように、1年生に上手に声もかけてくれています。

頼もしい分団のリーダーさんに感謝です。


13:25
2021/04/16

PTA総会  校長あいさつ

| by 管理者
 本日は、向笠小学校PTA総会にご参加いただきありがとうございました。

 この後の学級懇談会では、担任が学級経営にかける思いをお話させていただきますので、是非ともご出席いただき、担任の熱い思いをお聞きいただきたいと思います。 

 本年度、向笠小学校に着任いたしました、校長の戸倉 剛志と申します。よろしくお願いいたします。

 今年度本校は、22名の1年生を迎え、全校児童142名、教職員23名、合わせて総勢165名でスタートしました。

 校庭に子供たちの歓声が響き、教室からは子供たちの笑い声、学校では何気ない普通の光景ですが、今年のスタートにおいて、当たり前がこんなにありがたいことだと改めて実感しました。昨年は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、全国的に休校が続き、やっと学校が始まったのが、5月下旬でした。

 PTA総会につきましても、昨年度は紙上での提案となりましたが、今年度こうしてPTA会員の皆様が一同に会して総会を開けることにも感謝の気持ちでいっぱいです。

しかしながら、今現在も、新型コロナウイルスの感染は全国的に拡大傾向にあり、本校におきましても、予防に努めているとことであります。ご家庭におかれましても、できうる最大限の感染予防をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 さて、本校の昇降口から正門までの坂に「あいさつロード」という卒業生が作ったと思われる小さな木の看板が立てられています。見過ごしてしまいそうな小さな看板ですが、卒業した子供たちが「あいさつ」を大切にしたいという思いが伝わってくる看板です。そして、その坂道には「金曜クラブ」と書かれた看板があり、地域の方々が植えてくださった花々が花壇を彩り、毎日子供たちを見守ってくれています。これはほんの一例ですが、本校は卒業生、地域の方々、そして、今日こうして一同に会しているPTAの皆さんに支えられて教育活動を行うことができているんだなと、改めて感謝の気持ちが湧いてきます。ありがとうございます。今後も、地域の方々、保護者の皆様と手に手を取り合って向笠小学校児童のために教育活動を推進してまいりたいと思っております。

本日の総会では、令和3年度のPTA活動について、昨年度の馬渕会長、そして今年度の加藤会長を中心に、向笠小学校の実態に合った新たなPTA活動を進めていくべく、改革に着手し、その提案がなされると聞いております。実現に向けまして、ご討議の程よろしくお願いいたします。

  結びになりましたが、本校は向陽学府学校教育目標の「瞳を輝かせ、居がい、生きがいを感じる児童・生徒」のもと、教職員がチーム向笠で一丸となって、教育を推進してまいります。保護者の皆様におかれましても、本校の教育に対しまして、これまでと変わらぬ、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたしまして、学校長の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
16:00
2021/04/07

始業式式辞

| by 管理者

みんさんこんにちは

令和3年度1学期始業式を迎えることができました。

昨年は、4月からいきなりの休校で、皆さんも寂しい思いをしたと思いますが、今年は4月7日から1年生も併せて142名で気持ちの良いスタートをきることができました。大変うれしく思います。

しかし、まだまだ、新型コロナウイルスの感染は終わったわけではあありません。春休み中も感染に気を付けながらの生活だったと思います。令和3年度が始まりましたが、感染予防をしながらの学校生活になると思います。我慢したり、不自由な思いをしたりする生活がしばらく続きますが、新型コロナウイルス感染予防をしながら学校生活を全力で頑張りましょう。

 

さて、今年の学校の目標を紹介します。

「瞳を輝かせ、居がい、生きがいを感じる児童・生徒」です。

皆さん、「瞳を輝かせ」ってどんな時でしょうか

「勉強が分かった時」や体育の授業で「できなかった技ができたとき」など、みんなの目を見るとキラキラ輝いています。学校生活でそんなみんなのキラキラ光る目がたくさんみられるといいなということで、今年の学校目標に「瞳を輝かせ」という言葉が入っています。

向笠っ子のみんなは、勉強でも運動でも「挑戦したい」や「やってみたい」というチャレンジ精神があり、「やろう」と決めたことは最後まで頑張ることができます。向笠っ子のそんな良い点を今年はさらに伸ばし、いろいろなことに挑戦し、学校生活のいろいろな場面で、目をきらきら輝かせてほしいと思います。

今年の学校目標を達成するために3つの合言葉があります。「やさしさ」・「自分から」・「考え出す」です。

お友達に「やさしく」し、「自分から」何事にも挑戦し、できないときは、どうしたらできるか「考え出し」困難を乗りこえる そんな向笠っ子になってほしいと思います。

142人の目がキラキラ輝く、そんな1年にしましょう。

最後まで静かに話を聞けて大変立派でした。

 以上で始業式の式辞とします。
16:00
2021/04/07

入学式式辞

| by 管理者
 

入学式式辞 

 

 権現山の木々の葉がキラキラ輝く季節になりました。

 

 22名の1年生の皆さん、入学おめでとうございます。

 皆さん、とても元気な返事ができました。大変立派でした。

 22名の皆さんを向笠小学校に迎えることができて、とてもうれしいです。

 先生方も皆さんが入学するのをとても楽しみに待っていました。先生方だけではありません。2年生から6年生のお兄さん、お姉さんも皆さんが入学するのを待っていました。

 皆さんも今日の入学式をとても楽しみに待っていたと思います。

 向笠小学校はとても素晴らしい学校です。

 どんなに素晴らしいかというと、みんなとても仲良しで、優しくいろいろ教えてくれます。それから、みんな元気な声で返事や挨拶ができます。勉強にも運動にも一生懸命頑張ります。

 

 向笠小学校のみんなは向笠っ子と呼ばれます。今日から皆さんは向笠っ子です。

 今日は1年生の向笠っ子のみんなと向笠小学校で頑張ることについて3つの約束をします。 

 「むかさ」の 「む」 難しい勉強もお友達がいるから大丈夫

 お友達がいるから安心です。でも、お友達と仲良くできないと、勉強も運動も楽しくありません。お友達と仲良くしましょう。

 

 「むかさ」の 「か」 かんしゃのきもちをいつでも!おおきな声であいさつを

 感謝というのは「ありがとう」という気持ちをもってということです。「おはようございます」「さようなら」などのあいさつや「はい」という返事は元気な声でしましょう。

 

 「むかさ」の 「さ」 さあ学校、今日も一日安全に!

 命を大切にしましょう!集団で登校します。お兄さん、お姉さんのいうことを聞き、行きも帰りも車に気をつけましょう。まだ、まだコロナウイルス感染症は心配です。うがいや手洗いなど予防をしっかりしましょう。

 

 「む」「か」「さ」の3つの約束覚えましたか。しっかり頑張りましょう。

これから、大人の皆さんに御挨拶をしますから、皆さんは少し良い姿勢で静かにまっていてください。 

 保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。

 義務教育9年間のはじめとなる、小学校1年生の入学に際し、不安や期待、多くの思いが交錯していることと拝察いたします。

 今日お子様が背負っているランドセルの重量は中身も少なく、重さもそれほどに感じられなかったと思います。しかしながら、私自身、一人一人が背負うランドセルに込められた保護者の思いやランドセルに向けられる地域の皆様の熱い思いを考えますと、重量的な重さ以上にずっしりとした責任という重さを感じております。その責任の重さに身が引き締まる思いです。

保護者の皆様の思いを受け止め、本校教職員が全力で子供たちを愛し、一人一人の子供をかけがえのない存在として、大切に育ててまいります。

お子様のことで心配なことがございましたら、遠慮なくご相談ください。よろしくお願いいたします。

 

 結びになりましたが、磐田市教育委員会 学校教育課 伊藤雅之さま、並びにPTA三役の皆様 、公私ともにご多用の中、本校入学式に来賓としてご臨席を賜り、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 1年生の皆さん、静かに話を聞くことができました。とても立派でした。

 1年生の皆さん今日から向笠っ子です。一緒に頑張りましょう。

 以上で入学式の式辞とさせていただきます。

 

 令和347

磐田市立向笠小学校長 戸倉 剛志


16:00
2021/03/23

卒業証書授与式での校長式辞

| by 管理者
 向笠小学校令和二年度卒業生として本校を巣立つ二十三名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。本日の卒業証書授与式は、感染症予防対策を講じながらも、できうる限り心のこもった式にしたいと考えております。そのような中、参与兼中央図書館長様、本校PTA三役並びに保護者の方々にはご臨席を賜り、誠にありがとうございます。卒業生、教職員を代表して、心からお礼申し上げます。

 只今、皆さんにお渡ししました卒業証書は、六年間いろいろな困難を乗り越え、頑張ってきた証です。特にこの一年はコロナ禍において私たちは先が見えない不安な日々を過ごし、皆さんにもいろいろと不便を強いてしまったところがあるのではないかと感じています。しかし、そのような中で皆さんを見ていてはっきりとわかったことが幾つかあります。

 一つ目は、下級生に対しての皆さんの「優しさ」です。今年度は、運動会やウォークラリー等の学校行事を始め、週二回のファミリータイムなど異学年での交流活動を充実させました。六年生である皆さんにはこれまで以上にリーダーとしての責任がかかってくるわけですが、皆さんは下級生に対して実にきめ細やかな心遣いを見せてくれました。様々な行事等がスムーズに進んだのは紛れもなく皆さんのおかげですし、皆さんからの「優しさのバトン」は確実に在校生に受け継がれていくと思います。

 二つ目は、皆さんの「しなやかさ」です。今年の修学旅行のしおりの表紙には「一泊二日と見せかけて、実は二回に渡る壮大な日帰り旅行」の副題がおどっていました。何度も何度も計画変更を余儀なくされ、最後は宿泊も無しになってしまいました。このような事態になってもくさることなく、今できることを話し合い、柔軟に前向きに対応しようとした行動は立派でしたし、先程紹介した副題を最初に見せてもらったときは、こういう状況でさえも明るくしなやかに乗り越えようとする姿に感動したのを覚えています。

 さて、これからの人生は、未知のものであり、望むことや願うことの達成は簡単なことではないかもしれません。時としておそれを感じたり、途方に暮れてしまったりすることもあるかもしれません。だからこそ、皆さんには「さらなる強さ」を求めたいと思います。禅の言葉で「独来独去(ひとりきたり ひとりさりて) 無一随者(いちも したがうもの なし)」という言葉があるそうです。人間生まれるときも死ぬときも一人きり、誰もついてきてはくれないという意味ですが、これからの厳しい人生、いずれお父さんやお母さんも一緒について来てくださることができない、自分だけで歩く日が必ず来ます。そういう中にあっても勇気をもって、ほんの小さな一歩でいいから歩み続ける人であってほしいと願っています。しかし、かく言う私も弱虫でした。高校生の頃に仲の良い友達に「学校の先生になりたい」と打ち明けたら、「お前なぞ、なれるわけない」と笑われたこともあったほどです。その時に諦めることなく、悔しい思いを忘れず「今に見てろ」と頑張ったことや、さらには教師になった後もあの時の悔しさを忘れず歯を食いしばったことで、何とか続けてこられたと思っています。本日の卒業式のしおりに、東井義雄さんの詩を載せました。その詩にあるように、まさに皆さんはそれぞれがそれぞれの光をいただいてまばたきをし続ける「星」です。ぜひ、この先の人生においても「人には優しく、そしてしなやかに、強く生き抜く」ことで、輝き続ける星であってほしいと願うばかりです。

 最後になりましたが、保護者の皆様におかれましては、高い所からではございますが、心よりお子様のご卒業をお祝い申し上げると共に、これまでの向笠小学校に対する温かくそして熱いご支援・ご協力に感謝し、心から厚く御礼申し上げます。結びになりますが、卒業生全員の前途に幸多かれとお祈りし、式辞といたします。


08:48 | 子どもたちへのお話
2021/03/18

修了式で感じたこと(校長室から)

| by 管理者
 1年間の子どもたちの成長がギュッとつまったような修了式だったと素直に感じました。まずは、6年生の入場合唱です。本校では、会礼や始業式等の入場は、6年生のピアノ演奏等が通例ですが、今回は6年生全員による「さくら」合唱で下級生の入場をサポートするという粋な演出から始まりました(トップページの動画をぜひご覧ください)。もう、この合唱だけで、この一年間のことが思い出され、私は胸がいっぱいになってしまいました。


 次にすばらしかったのは、代表児童の言葉です。各学年の代表に選ばれた子どもが、この一年間を振り返って頑張ってきたことなどを発表したのですが、どの子もマイクなしで後ろまで聞こえるような大きな声で言えましたし、ほとんど原稿を見ることなく前を向いて堂々と話をすることができていました。一人ひとりが「がんばった」と自信をもって言えることに嬉しくなりました。もう一つ付け加えると、「儀式」としての体裁がしっかり整っているということです。修了式に臨むということの意味を子どもたち一人ひとりがちゃんと感じているのでしょう。聴く姿勢や校歌斉唱の歌声など、すばらしかったです。

 なお、生徒指導主任から「いのち」を大切にする取組に加え、「時間」を大切にすることについても話がありました。ぜひ、4月から良いスタートが切れますよう、春休み中も上手に時間を使って、新年度に向けての準備を進められるよう、声掛けをしてあげてください。

修了式での校長の話は以下の通りです。
今日は、とうとう1年間の終わりの日になりました。
今、各学年代表の人に「修了証書」を渡しました。これは、みなさんがそれぞれの学年で学習すべきことを見事に修了できたという証です。ですからみなさんは、4月から1つ学年が上がることができます。
この1年は本当に大変でしたね。入学式や始業式を行った次の週からは休校となってしまい、次に再開されたのは5月25日からでした。そのあとは、夏休みや冬休みが短くなったり、土曜日も授業を行ったりと、皆さんにも辛い思いにさせたり、不安な気持ちにさせたりしてしまったかもしれませんね。でも皆さんは、クラスやファミリーのみんなと協力しながら、いつも笑顔で前向きに乗り越えようとしていました。皆さんの姿を見て、私の方が元気になることも多かったほどでした。
皆さんはこの1年で確実に成長しました。この後教室で、修了証書を担任の先生からもらってください。そして、この一年をみんなで振り返ってみてください。
さて、明日から春休みです。新しい学年に向けてじっくり考える時間だと思います。4月から、自分の得意なことや好きなことなど、さらに伸ばせるよう、今から準備を進めてくださいね。


12:40 | 保護者向けの話
2021/03/11

東日本大震災後10年目に改めて思うこと(校長室から)

| by 管理者
2011年3月11日に起こった東日本大震災から今日で10年が経過します。この震災で1万5000人以上の方々の命が失われたとのことです。本校においても、哀悼の意を表し、半旗※を掲げるとともに、震災が起こった午後2時46分には教職員及び全児童で黙祷を捧げます。

※半旗の掲揚は、国旗を旗竿(ポール)の最上部まで揚げた後、旗竿(ポール)の適当なところまで降ろして掲揚することとし、半旗の位置については、竿頭と旗との間を相当程度離せばよいものとされています。


 私たちはこの一年、「もしものことが起こった時に、自分の判断で行動することができる」子どもを育てようと防災教育を進めてきました。4月当初には、通学路の危険個所や避難場所の確認、校内で地震が起こった場合の避難経路と避難場所の確認を行いました。この後の避難訓練などは、教職員は見守る立場(支援者)を取り、極力、判断を子どもたちに任せるようにしました。

 東日本大震災は、今を生きる私たちに多くの教訓を示しています。ある新聞記事には、「児童108人のうち84人、教職員13人のうち10人が行方不明となった石巻市立大川小学校では、校庭に集められた児童らは寒空の下で待機を続けて移動をし始めた直後に津波にのまれた。犠牲が出たのは津波が襲ったからではなく、逃げなかったからだ。意思決定と行動力が命を救う。」と書かれていました。本校でも、今この瞬間に地震が起こったら、向笠小職員としてどのような行動をすべきなのか、常にイメージしておこうと話し合っています。

 また別の記事には、釜石市立釜石小学校の事例が載っていました。同校は、震災当日、学年末の短縮授業のため、子どもたちは午後1時には下校し、普段通りの放課後を過ごしたそうです。公園で友達と遊んでいた子、海で釣りをしていた子、自宅で過ごしていた子・・子どもたちはその時に自分がいた場所から最適だと思う避難所へ、自分の判断で避難したんだそうです。その結果、同小の当時184人の児童は、学校管理下になかったにもかかわらず、全員が無事だったというのです。

 この2つの記事を比べて改めて思うのは、やはり子どもの命を救うのは、日頃の備えに勝るものはないということです。本日、学校から保護者に宛てたメールに、「10年前の震災を教訓として、万一、登下校時や帰宅後などに地震が発生した場合、どの経路を通り、どこに避難すればよいかなど、「命」を守るための適切な行動について、子どもたちとじっくりと話し合う機会にしていただけたらと思います」とお願いをさせていただきました。ぜひ、学校と家庭で連携して、もしものことが起こった時に、自分の判断で行動することができる子どもを育てていきましょう。


14:53 | 保護者向けの話
2021/03/05

ちょっとした心遣いが心に響く(校長室から)

| by 管理者

 6年生の修学旅行は、感染症蔓延による緊急事態宣言も一部発令されている中で、宿泊に不安を感じる子どもや保護者も相当数いたことから、2日間に分けて、学校発着で旅行を楽しみました。そんな中、6年生のいない教室をふと覗いてみると、黒板いっぱいに何やら書いています。よく見ると、「おかえり」「感想聞かせてね」などの文字がたくさん書かれています。5年生が心を込めて書いてくれたことがすぐに分かり、私まで温かな気持ちになりました。

 次に木を伐採してくださった地域の業者の方の心遣いも嬉しいものでした。以前、地域の方から「とんぼランドの中で、朽ちてしまっている木があるよ」とのご指摘を受けました。とても大きな木だったので、地域の業者さんに伐採の依頼をすることにしました。
 作業の途中で、「どれぐらいの高さで切っておきましょうか?」と聴いてくださったのですが、私は最初、どのような意味合いで質問をしてくださっているのか、よく分かりませんでした。すると、「地面すれすれに切ることもできますが、そうすると木に気づかずに足を取られてしまう子どもがいるかもしれません。だから、逆に子どもたちが座れるような高さで切った方が良いように思うのですが・・。」との提案でした。
 こうやって、子どもたちの安全のために細かな配慮をしてくださって作業をしてくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。


10:56 | 保護者向けの話
2021/02/25

私たちが大事にしたかったものは・・(校長室から)

| by 管理者
1 はじめに
 感染症を恐れながらも何とか行事を開催したいと強い思いを抱き、かがやきフェスタを行いました。2部制にしたことや保護者席を椅子にしたうえに1家庭1人と限定したことなど保護者や地域の方々にはご不便をおかけしました。
 かがやきフェスタを開催したいと思ったのは、もちろん、行事を通して子どもたちを鍛え育てるという意味合いもありますが、学校をこのような形で開くことで、学校の様子を知っていただくだけでなく、子どもたちの姿を通して保護者や地域の方々にも元気のおすそ分けをすることも学校の存在価値かなと感じていたからです。
 「午前と午後に分かれていて、他学年の発表が見れないのが残念」「全校生徒の合唱が見られず残念」「全学年見られなくて残念でしたが、来年度は全学年でできるといいですね」と書いていただいた方も多数いました。私たちも同様の感を持っています。来年度は、これまで同様、全校一斉で開催できるといいなと思っています。

2 私たちが大事にしたかったもの
 先生がシナリオを考え、子どもはその通りに台詞をしゃべるだけだとしたら、いったい誰のための、何のための学習発表会なのか分からなくなります。だからこそ、私たちは「子どもたち自身でイチから創り上げていく過程」を大事にしたいと考えました。
 「あれだけの道具や衣装と、台詞を覚えたりと、生徒も先生も大変だったと思う」と書いてくださった方もいましたが、完成させていくまでに幾つもの課題を解決しなければなりませんでした。一年間の学習の中で何をテーマに行うのか、テーマが決まればどのような方法で表現するのか、一人ひとりの役割はどうするのか・・などみんなで話し合うことはいっぱいあります。何とか形ができてきて全体を通してみると10分の発表時間に収まらない、どうすればいいのかと何度もやり直してやっと発表できる段階にこぎつけます。
 「コンパクトにまとまっており、見ごたえがあった」「みんな頑張っていて生き生きとした姿で立派だった」「動きがきびきびとしていて発表の流れがスムーズ」など、子どもたちの成長に感動していただいたコメントをたくさんいただきました。これらは、前述のようなクラスでの話し合いや練習の中で、自分ごととして子どもたち一人ひとりが取り組んだ成果とも言えます。

3 幾つかの課題も・・
 保護者の皆様からいただいた感想を一通一通目を通す中で強く感じたことは、かがやきフェスタへの期待、ひいては学校への期待でした。この日を楽しみにしていただいた方々を前に、何とか開催できて良かったなあと心から思っています。
 中でも「発表している学年の保護者が前の席というように保護者が移動できたら」「保護者席について、席を学年ごと時間で入れ替え制にしてもらえると見やすかった」といった保護者席のことや「YouTubeでの子どもたちの姿が小さすぎた、音声が聞き取りにくかった」「これをいい機会にいろいろな行事もライブ配信してもらえると助かる保護者もいると思うので続けてほしい」といった動画配信に関することでのご意見を幾つかいただきました。
 しっかり見たいと願う保護者等の思いはよく分かりますし、こういった思いに応えられるようにしたいとも思います。今年度は、コロナ禍の中で、試行錯誤しながら職員だけで対応してきましたが、このような前向きなご意見をいただけるようならば、運営面でのボランティアを募集することも積極的に検討しなければとも考えました。

4 おわりに
 私たちは、この一年、本校のもつ3つの強みを生かし、①子ども主体の教育 ②異学年交流の充実 ③地域とのつながりを意識した活動 に取り組んできました。学習発表会は、この一年の学校運営の集大成の場とも位置付けておりましたので、多くの御意見をいただけたことは大変うれしく思っています。「来年も楽しみです」と書いていただいた方も多数いましたが、今後ともさらなる子どもたちの成長を見せられるよう、私たちは、家庭や地域の方々と手を携えて前進したいと考えています。


14:24 | 保護者向けの話
2021/02/03

「自分を愛する心」~会礼での校長の話

| by 管理者
 まだまだ寒いですが、今日から「立春」ということで、暦の上では春ということになります。ちなみに、季節の変わり目には病気になりやすいのは、体や家の中に鬼が入るからだと考えられており、季節の区切りの前日を「節分」と呼び、豆まきや恵方巻を食べるなどの行事が行われてきました。

 さて、今日の会礼は、私の好きな詩を一遍紹介します。
 この詩は、吉野弘さんという詩人が、自身の娘さんに宛てた手紙のような詩です。2つのものをあげたいと言っています。まさに皆さんを目の前にすると、私も同じような思いになります。まずは聴いてください。

奈々子に  吉野 弘

赤い林檎の頬をして
眠っている 奈々子。

お前のお母さんの頬の赤さは
そっくり
奈々子の頬にいってしまって
ひところのお母さんの
つややかな頬は少し青ざめた
お父さんにも ちょっと
酸っぱい思いがふえた。

唐突だが
奈々子
お父さんは お前に
多くを期待しないだろう。
ひとが
ほかからの期待に応えようとして
どんなに
自分を駄目にしてしまうか
お父さんは はっきり
知ってしまったから。

お父さんが
お前にあげたいものは
健康と
自分を愛する心だ。

ひとが
ひとでなくなるのは
自分を愛することをやめるときだ。

自分を愛することをやめるとき
ひとは
他人を愛することをやめ
世界を見失ってしまう。

自分があるとき
他人があり
世界がある。

お父さんにも
お母さんにも
酸っぱい苦労がふえた。
苦労は
今は
お前にあげられない。

お前にあげたいものは
香りのよい健康と
かちとるにむづかしく
はぐくむにむづかしい
自分を愛する心だ。

 吉野さんは、「健康」と「自分を愛する心」をあげたいと言っていますね。
皆さんは、今は親や先生たちから愛され、大事にされ、何なら健康についても気を遣ってもらっています。しかし、いつまでも親や先生は一緒にはいられない、いつかは必ず自分の2本の足だけで世の中を歩く日が来るのです。

 世の中には、テレビやゲームをはじめとする楽しいことやものであふれていますし、逆に自分にとって苦しいことや悩ましいこともいっぱい目の前にせまってくることでしょう。そういう時に、いかに自分を愛することができるかが大切です。

 例えば、「テレビを見たいから見る」「ゲームをしたいからする」といったように、自分のやりたいようにやることが自分を愛するということでしょうか。違いますね。これらは自分を甘やかしているだけです。こうした「~したい」を我慢して本当になりたいもののために努力することが自分を愛することだと思いますね。さらに、自分にとって難しいなあ、大変だなあと思うことが目の前に現れた時に「どうせ、僕なんかにできるわけはない」などと自分で自分をあきらめてはいけません。「僕ならきっとできる」と自分に言えることこそ、自分を愛する姿だと思います。

 今回が、今年度最後の会礼となります。一年間、きちんと聴いてくれてありがとう。
※ なお、入退場は、6年生有志の素敵な合奏でした。トップページに動画を掲載しておきます。
14:48 | 子どもたちへのお話
12345

カウンタ

令和元(2019)年5月17日から384277