磐田市立向笠小学校

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第1回学校保健委員会 校長挨拶                 

 本年度も早1か月半が過ぎようとしていますが、子どもたちの家庭での状況はいかがでしょうか。
 さて私は、4月当所から目指す子ども像として「自主」「自治」「貢献」の3つを挙げております。自らを伸ばそうとする「自主」、うちのクラス、うちの学校を自分たちの手でさらによくしていこうとする「自治」、自分たちは地域に対して何ができるだろうと考える「貢献」の3つの姿です。
 このような子どもの表れを引き出すために、大人たちがまずやらなければならないことは深い子ども理解であります。

 では、子どもを理解するとはどういうことでしょうか。一言でいえば、言葉にならない子どもの心の声に耳を傾け、表に現れる行動の意味を理解するということではないかと私どもは考えています。我々大人でも、心に秘めた感情を相手に分かりやすく表出するのは難しいものです。それが子どもならばなおさらのことです。自ら進んでやれない(もしくはやらない)ならば、その子にとって何がブレーキになっているのかを理解し、そのブレーキを緩めるための大人の支援が必要です。ここで間違ってはいけないのは、大人が肩代わりして何もかもやってあげることは意味のないことで、あくまで子どもを深く理解したうえで、そっと背中を押すような支援が必要なのです。

 では、学校ではどのように一人一人の子どもを理解しようとしているのでしょうか。まず、学校の中での表れを、教師や友達との関係から紐解いていきます。ここで小さな変化を見逃さないことが重要なのは言うまでもありません。次に家庭の中での状況です。家庭の中に起きるさざ波を子どもは敏感に感じ取るものです。しかしそういったことは言葉にはしませんので、学校と家庭との連絡を密に取る必要があるのです。このように多面的に子どもの置かれている状況を把握したうえでもう一度、子どもの行動や表情を読み取ろうとします。
○ こうした過程の中で、保健室からの情報は重要なのです。例えば、「最近、頻繁に保健室に来ている」「体重ががくっと落ちてきている」「健康診断の結果がでてもなかなか治療に行けていない」などなど、こうした表れを、取るに足らない小さなこととして片づけてしまうと解決の糸口は見つかりません。そうした情報の一つ一つの意味をじっくりと時間をかけて読み解く姿勢こそ大切だと考えています。

  本日の学校保健委員会では、本校児童の健康面や体力面の傾向や、保健指導のあり方などについてご説明させていただく予定です。ぜひ、子どもを深く理解するうえで一つでも参考になればと思っております。よろしくお願いします。
 

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令和元年5月17日から52090