校長室から

第2学期 始業式の話

2023年8月28日 14時00分

 夏休みが終わって、向笠っ子と先生たちが、こうして久しぶりに集まりました。まずは、大切なことをしましょう。挨拶ですね。おはようございます。
 夏休みが始まる前、1学期の終業式の日に3つの約束をしましたね。1つ目「自分の命や健康を大切にします」。交通事故や熱中症などに気を付けて生活することができたと思う人? 2つ目「家のお手伝いをします」。決めたお手伝いを続けて、おうちの人を助けることができたと思う人? 3つ目「いろいろなことに挑戦します」。初めてのことにチャレンジしたり、興味があることに時間をかけたりすることができたと思う人?
 さて、校長先生がこの夏休みに心に残っていることはたくさんありますが、その中から1つをみなさんに紹介します。それは、テレビなどで見た人もいると思いますが、8月6日に行われた広島平和記念式典です。この式典で、こども代表として広島市の小学生の代表児童2人が「平和への誓い」を述べました。2人はその中で、平和とは戦争がないことだけでなく、普段の生活の中で人の悪口を言ったり、けんかをしたりしないで、みんなが笑顔になれることも平和ということなのですと言っていました。さらに、そういう普段からの平和のために「自分の思いを伝える前に、相手の気持ちを考える」「友達のよいところを見つける」「みんなの笑顔のために自分の力を使う」など、私たちにもできることがあると力強く言っていました。どうですか。向笠小学校の合言葉「やさしさ」「自分から」「考え出す」にとても関係があると思いませんか。
 さあ、81日間の2学期が始まりました。2学期は運動会をはじめとして、多くの行事があります。そのような特別なことを成功させるため、そのようなときに自分がきらりと輝くために、1日1日を大切にしていきましょう。1日1日の頑張りの積み重ねが輝きとなります。この2学期も、みなさんの「やさしさ」「自分から」「考え出す」という3つの輝きがたくさん見られることを先生たちは期待しています。そして、向笠っ子のスローガン「みんな仲よく みんな笑顔で みんなかがやく向笠っ子」という学校生活を、みんなの力を合わせて実現しましょう。

第1学期 終業式の話

2023年7月21日 15時00分

 1学期は今日まで72日ありました。みなさんにとって、どんな72日間でしたか。向笠っ子のスローガン「みんな仲よく みんな笑顔で みんなかがやく向笠っ子」のような生活ができましたか。
 校長先生は、この1学期に向笠っ子の輝きをたくさん見つけることができました。授業や学校生活の様子を見たり、みなさんとお話したりする中で見つけたこともあるし、みなさんが書いた「かがやきカード」で教えてもらったこともあります。人のよいところを見つけられることも、向笠っ子のすばらしさの1つですね。ですから、カードを書いているときには、あなた自身もとても輝いています。
 そして、校長先生は、向笠っ子の輝きには、次のようなことが多くあると分かりました。友達やファミリーと仲よくする、親切にする、手伝う、協力する、心配する、許してあげる、上の学年の子が下の学年の子の世話をするなどの「やさしさ」。進んで挨拶をする、進んで勉強や運動に取り組む、先生に言われなくても自分で考えて行動したり、自分で決めたことをがんばったりする、学校やクラスのためになることをするなどの「自分から」。授業中に自分で一生懸命考えて答えを出す、友達と話し合って新しいことを生み出す、うまくいかないときに、どうすればうまくいくか考える、みんなが楽しく生活できるように係活動でやりたいことを考える、高学年が全校児童のためにファミリー活動や委員会活動の内容を工夫するなどの「考え出す」。このようなことが、向笠っ子の輝きとして毎日見られました。
 今日は担任の先生から、通信票「かがやき」が渡されます。楽しみですね。通信票は、みなさんがこの1学期に成長したことの証です。家に帰ったらおうちの人と一緒に見て、1学期の自分の「やさしさ」「自分から」「考え出す」にはどんなことがあったか、お話をたくさんしてください。
 さて、いよいよ明日から37日間の夏休みになります。すばらしい夏休みにするために、先生たちと3つの約束をしましょう。1つ目「自分の命や健康を大切にします」。交通事故や熱中症には十分気を付けましょう。また、規則正しい生活をして健康に過ごしてください。2つ目「家のお手伝いをします」。いつもはおうちの人がやってくれていることをやって、家族の一員としておうちの人を助けてあげましょう。3つ目「いろいろなことに挑戦します」。初めてのことにチャレンジするのもいいし、いつもは時間がなくて少ししかできないことに、たっぷり時間をかけるのもいいですね。自分の力をぐんぐん伸ばしましょう。これらの約束が守れると、きっと夏休みにも「やさしさ」「自分から」「考え出す」という3つの輝きが、たくさん見られると思います。それでは、すばらしい夏休みを過ごしてください。2学期の始業式の日に、元気な向笠っ子のみんなとまた会えるのを楽しみにしています。

会礼の話(6月1日)

2023年6月1日 16時00分

 今日から6月です。1学期は4月・5月・6月・7月ですから、昨日までの4月・5月が1学期のはじめの半分、今日からの6月・7月は1学期の残りの半分ですね。1学期の「前半」「後半」とも言えますね。そして、今日から6月ですから、今は1学期の真ん中ぐらいのときも言えますね。この、真ん中のときというのは、とても大切なときです。それは、はじめの半分の自分を振り返って、残りの半分にどんなふうに頑張ろうかという、目標を考えるときだからです。4月・5月に頑張ったことがある人は、6月・7月にも、それをもっと頑張ったり、新しいことにチャレンジしたりするのもいいですね。4月・5月にうまくできなかったことがある人は、6月・7月には、ちょっとずつ、だんだんでいいから、少しでもそのことがうまくできるようになるといいですね。
 はじめの半分と残りの半分のことで、校長先生は思い出すことがあります。それは、5月13日(土)のことです。この日、5年生と6年生はジュビロ磐田のサッカーの試合を見に行きましたね。試合のはじめの半分「前半」にジュビロは2点を入れました。2-0で前半が終わって、休憩時間のハーフタイムになりました。きっとジュビロの選手たちは、「勝っているからと油断しないで、後半も頑張ろう!」「見に来てくれたたくさんの小学生のために、もっと点を入れるところを見せてあげよう!」と考えていたと思います。そして、その気持ちのとおり、ジュビロは後半にも2点を取って、合計4-0になりました。しかし、ここから相手も頑張って、2点を返しました。その後も、ジュビロは点を取られそうになる場面が何度もありましたが、なんとかそれ以上は点を取られることなく、結局4-2で勝つことができました。
 もし、真ん中の休憩時間の時に、「2-0だからもう安心。」「今日の試合はきっとこのまま勝てる。」とジュビロの選手が油断してしまい、その後あまり頑張らなかったら、この試合はどんな結果になったでしょうか。もしかしたら、後半のジュビロの2点は入っていなかったかもしれません。2-2の引き分け、あるいは相手がもう1点を取ってジュビロの負け・・・なんていうことになっていたかもしれません。でも、そうはなりませんでした。さすがジュビロ磐田です。
 さあ、みなさんは1学期の残りの半分に、どんなふうに輝く自分を見せたいですか。向笠っ子の一人一人がますますキラリと輝くことを先生たちは楽しみにしています。かがやきカードも楽しみです。

第1学期 始業式の話

2023年4月7日 16時00分

 向笠っ子のみなさん、こんにちは。令和5年度のスタートです。皆さんは学年が1つ上がりました。進級、おめでとうございます。皆さんと同じように、この向笠小学校も1つ年が上がりました。向笠小学校は今年で何歳になったか知っている人は、手を挙げてください。そうですね、150歳です。今年は向笠小学校150周年の年です。今日は午前中に、40人の新1年生の入学式があって、今年度の向笠っ子の人数は全部で166人になりました。166人で、150周年のスタートです。
 さて、今から皆さんにいくつか字を見せます。「じ」「せ」「つ」「い」この4文字を並び変えると、どんな言葉ができるでしょうか。そう、「せいじつ」という言葉です。権現山の所や教室の黒板の上に、この言葉がありますね。では、誠実とは、どういう意味なのでしょうか。毎日のように見ている言葉ですが、確かに難しい言葉ですね。実は、誠実という言葉には、いろいろな意味があります。例えば、まじめに取り組むこと。正直に、うそをつかないこと。集中して最後までやり抜くこと。やる気満々でがんばること。自分が決めたことや約束したことをしっかりとやること。など、たくさんの意味が誠実という言葉にはあるのです。
 昨日、5年生と6年生は入学式の準備をしてくれました。1年生のために自分の仕事を最後までやり抜いたり、友達の仕事を手伝ったりする誠実な姿が見られました。さあ、皆さんはこの150周年の年に、どんな誠実な自分を発揮したいですか。先生たちも、おうちの人たちも、地域の人たちも、皆さんの誠実な、キラリとかがやく姿がたくさん見られることを楽しみにしています。
 そして、友達や他の学年のファミリーの子たちの誠実な姿を見たときには、かがやきカードを書いて、伝えてあげてください。最後まで静かに話を聞けて大変立派でした。

令和5年度 入学式式辞

2023年4月7日 12時00分

 1年生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんを向笠小学校に迎えることができて、とてもうれしいです。先生たちだけではありません。今日はここにはいませんが、2年生から6年生のお兄さん、お姉さんも皆さんが入学するのを楽しみに待っていました。向笠小学校の子供たちは「向笠っ子」と呼ばれます。今日から皆さんも向笠っ子の仲間入りです。
 向笠っ子になった皆さんに、見てもらいたいものがあります。そう、ランドセルです。このランドセルは、校長先生の子供が小学生のときに使っていたランドセルです。皆さんも、今日、ランドセルを背負って学校に来ましたね。ランドセルには、筆箱や教科書、ノートなど、学校で使うものを入れてきます。他にも、このランドセルの中には、目には見えないけれど、とても大切なものが入っています。それは、皆さんのおうちの人の気持ちです。「今日も一日頑張ってね。」「友達と仲良くしてね。」「初めてのことも大丈夫かな。」など、皆さんのことを応援したり心配したりする気持ちが入っています。だから、学校から帰ったら、毎日、おうちの人に学校であったことをたくさんお話ししてください。
 実は、1年生の皆さんにも、毎日ランドセルに入れてきてほしいものが2つあります。1つ目は「元気」です。「おはようございます。」「さようなら。」など、毎日、元気よく挨拶をしてください。元気に生活するためには、交通ルールを守って、車に気をつけるなど、自分の命を守ることも大切ですね。2つ目は「やる気」です。小学校では、新しいこと、初めてのことにたくさん挑戦します。中には、難しいなと思うこともきっとあるはずです。もし、1回、2回と失敗しても、諦めないで、やる気を出して、挑戦を続けてみましょう。おうちの人も、学校のお兄さん、お姉さんも、先生たちも、元気とやる気をもって頑張る皆さんを、心から応援します。
 保護者の皆様、本日はお子様のご入学、おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。御家族の愛情を受け、お子様は立派に成長し、本日、小学校入学の日を迎えました。私たちは、大切なお子様をお預かりし、お子様の幸せな未来のため、そして、その姿を見守る保護者の皆様の思いに応えていくために、全職員が一丸となって日々の教育活動に取り組んでまいります。 今後、心配事がございましたらどうぞ遠慮なさらずに学校にお伝えください。共に子供たちの未来を築いていきましょう。
 結びなりますが、本日、御臨席を賜りました磐田市教育委員会放課後活動課 課長 天野敏之様に厚く御礼申し上げます。御多用の中、ありがとうございます。開校150周年である本年度も、これまでと同様に私たちは家庭、地域と連携を深め、子供たち一人一人を大切にする教育を目指してまいります。今後とも御支援、御協力いただきますようお願い申し上げます。
 さて、1年生の皆さん、お話がしっかり聞けました。すばらしい1年生ばかりです。明日からも頑張りましょう。

令和4年度 修了式の話

2023年3月16日 10時06分

 1年は365日ありますが、そのうちみんなが学校に来た日は201日でした。今日は1年の締めくくりの日です。今各学年の代表の人に修了証書を渡しましたが、この後みんなも教室で担任の先生から修了証書を渡されると思います。修了証書は1年間で学ばなければいけないことはすべて学んだという証明書です。うちに帰って1年間を振りかえってみてください。

 みんなに質問があります。みんながもらう修了証書ですが、先生方を除いて、この学校で一番たくさんもらったのは誰でしょうか?そうです6年生ですね。多分、6年生は1年ごと修了証書をもらうたびに、算数が苦手だったので、次の学年では算数に力を入れようとか、友達に優しくできるところは私の良いところだから、来年も友達にやさしくなろうとか、来年は縄跳びでできなかった技に挑戦して体力アップを目指そうなど、1年を振り返って、新しい学年での目標を立ててきたと思います。そんな6年生だから、向笠っ子にとって優しく、頼もしい存在でいられたのだと思います。

 先日6年生全員の卒業文集を読ませてもらいました。その中には、将来、大工さんになりたいとか、トリマーさんになりたいとか、お医者さんになりたいという目標をもっている人がいました。それから、ペン習字や英語検定など学校以外でも自分の力を伸ばそうと頑張っている人もいました。卒業文集の中にこんな文章があったので聞いてください。「この6年間、向笠小学校に通って一日一日、充実して過ごせている気がします。だから私は、改めてこの向笠小学校に入学できてよかったなと思います。」と書かれていました。

 将来に夢をもてっている人がたくさんいること、目標をもって頑張れることがある人がたくさんいること、そして向笠小学校にいてよかったなと思える人がいること、6年生ってすごいね!

 そんな風に思える6年生になるためには、一年一年しっかり振り返りをして、次の学年の目標を立てることです。教室に戻ったら、「かがやき」を見ながら振り返りをして、更に家に帰ったら、おうちの人と来年どんなことを頑張るか話し合ってみてください。

 最後になりましたが、春休みになります。長い休みの時は3つの約束覚えていますか?

 1つ目は、事故にあったり、けがをしたりしないようにしましょう。

                          (4月の始業式みんな元気で)

 2つ目は、おうちの手伝いをしっかりしましょう。           (家族の一員)

  3つ目は、普段できないことに挑戦しましょう。       (自己の可能性への挑戦)

 

 楽しく充実した春休みにしてください。以上で修了式の式辞とします。

3学期始業式の話

2023年1月10日 09時34分

おはようございます。みんなで新年のあいさつをしましょう。私が「明けましておめでとうございます」と言うので、みんなは「おめでとうございます」と短く言ってください。

皆さん「明けましておめでとうございます」。2週間くらいでしたが、楽しい冬休みが過ごせましたか。冬休み中に大きな事故がなく新しい年、そして3学期を迎えることができてとてもうれしいです。

新しい年を迎えて新年の目標を立てた人も多いと思います。3学期は、1年の中でも一番日数が少ない学期です。その短い3学期の中で1年のまとめをしながら、来年の準備もしなければいけません。1年生は、4月に1年生の向笠っ子を迎えて、新しい1年生のお兄さん、お姉さんとなります。4月から1年生の手本となれるよう三学期を頑張ってください。

2年生は3年生となり中学年の仲間入りをします。3年生は中学年を引っ張る4年生となります。向笠小を支える大切な中学年となるよう頑張ってください。

4年生は、いよいよ高学年の仲間入りです。ファミリー活動でも6年生と一緒にファミリーをリードする立場になります。新しい6年生と一緒に向笠小を引っ張っていってください。5年生、いよいよ最高学年の6年生です。みんなは向笠小の顔になります。どんな顔になるかは、みんなの行動や言葉遣いなどにかかっています。あと3か月で6年生の行動を見て、向笠小の素晴らしい伝統を引き継いでください。最後に6年生です。3学期が終わるといよいよ中学生です。小学校のまとめをしっかりして、中学生になるための準備を進めてください。さらに6年生には、ここまで引き継いできた向笠小学校の校訓である「誠実」の伝統をしっかり5年生に引き継いでほしいと思います。

4月には学年が1年上がります。一人一人が目標をもって新しい学年に進級できるようにしてきましょう。令和5年の4月はみんなにとってとても大切ですが、向笠小学校にとっても大切な年になります。それは向笠小学校が150歳を迎えます。学校ができて150年目となります。150年って想像ができませんね。3年生は社会科見学で行ったことがあると思いますが、磐田市見付にある旧見付学校が約150年前にできた建物です。150年前の建物は向笠小学校にはありませんが、旧見付学校と同じ時期からこの地域に小学校があって、みんなのおじいちゃんやおばあちゃん、そのまたおじいちゃんやおばあちゃんが小学校の時くらいからこの地域に住んでいた人たちは向笠小学校(開校当時:向笠学校)で勉強をしていました。そんな大切な年を4月に迎えます。みんなで向笠小学校の150年をお祝いしましょう。

結びになりますが、向笠小学校の学校目標は「夢をもち、共に輝き、「あい」があふれる児童・生徒」です。今も向笠小学校にはたくさんの「あい」があふれていますが、1年の締めくくりの3学期はさらにたくさんの「あい」が学校中にあふれるよう、みんなで力を合わせて頑張っていきましょう。

終業式の話

2022年12月23日 13時24分

 今日で80日間の2学期が終わります。みんなにとってどんな2学期でしたか?始業式の日に甲子園の選手宣誓の話をしたのを覚えていますか?

 先生方、友達、家族との絆を強くするために毎日行われる授業やファミリーでの活動、更には2学期予定されている運動会をはじめとしたたくさんの行事をがんばりましょうと言いました。絆を深められた2学期でしたか?

 今日の終業式では、サンタクロースの話をします。明日は1224日クリスマスイブですね。どんなプレゼントをサンタクロースが持ってきてくれるか楽しみですね。サンタクロースはクリスマスの日に来ますが、クリスマスのような特別な日でなくても、みんなに特別なプレゼントをくれるサンタクロースのような人を知りませんか?

 先週、ハピスマ委員会はシールラリーを実施してくれました。向笠っ子のみんなに楽しんでもらえるように、たくさんの時間を使って考えてくれました。ハピスマ委員会のみんなはみんなのために「ハッピー(幸せ)とスマイル(笑顔)」というプレゼントをくれる向笠っ子のサンタクロースじゃないですか?運動会で、ファミリーを引っ張ってくれた56年生、「ファミリーの絆」というプレゼントをくれるサンタクロースじゃないですか?クラスで困っていると相談に乗ってくれたり、助けてくれたりするクラスの友達は、「やさしさ」というプレゼントをくれるサンタクロースじゃないですか?そう考えるとみんなの周りにはおうちの人や先生方、気が付かなかったけどたくさんのサンタクロースがいませんか。自分の周りにいるサンタクロースを数えてみてください、クリスマスにプレゼントをくれるだけではなく、1年中みんなのために目には見えないプレゼントをくれる心の中のサンタクロースがたくさんいるはずです。サンタクロースがプレゼントを持ってきてくれた時、みんなは心の中で、「ありがとう」と言っていると思いますが、2学期を振り返って、身近にいるサンタクロースにも感謝の気持ちを伝えられるといいですね。身近にいるたくさんのサンタクロースのおかげで、きっと絆が深まった2学期だったと思います。今日先生から「かがやき」が分けられると思います。2学期の振り返りをしてみてください。

 最後に、終業式には毎回同じ約束をしています。約束は3つ

 1つ目は、事故にあったり、けがをしたりしないようにしましょう。

                          (3学期の始業式みんな元気で)

 2つ目は、おうちの手伝いをしっかりしましょう。           (家族の一員)

 3つ目は、普段できないことに挑戦しましょう。       (自己の可能性への挑戦)

 

 13日間の楽しい冬休みを過ごしてください。

会礼での話

2022年11月29日 15時21分

 今月は持久走月間で、昼休みや体育の授業の時間をつかって持久走の練習をしています。129日(金)には持久走記録会があります。そこで向笠っ子のみんなに質問です。手は上げなくていいので、心の中で手を挙げてください。持久走は長くは知らなくちゃいけないし、苦しいし、苦手だし、ちょっと嫌だなって思っている人。

 私は、持久走が嫌いでした。なんでこんな苦しいことをやらなければいけないのかな?なんて思っていました。でも、今は体育の時などに持久走をしっかりやっていてよかったなと思っています。

 さて、みなさんこのビンの中に生き物が入ってるとします。その生き物は「のみ」です。蚤は昆虫で、犬や猫の毛の間に入って血を吸って暮らしています。体の大きさは大体1mmから3mmです。アリと比べるとこんなに小さいです。さてこの蚤ですが、ジャンプ力がすごくて、体の100倍くらいの高さまで跳ぶことができます。だから、このビンの中にのみを入れてふたをしないでおくと、外に飛び出して逃げてしまいます。でも、ふたをしておくと蚤はジャンプをしてもビンから出られず、逃げられません。その後ふたを開けると蚤に変化が出ます。どうなると思いますか?

 蚤は、ふたを開けても外に逃げなくなります。ジャンプして疲れたからかな?実はそうではなくて、やっても無駄だと感じるとそれ以上のことはしなくなって、自分がもっている力を出し切らなくなるそうです。向笠っ子のみんな、自分はどうせ走っても駄目だから、○○さんには勝てないから、と思っていませんか?自分に限界を作っていませんか?持久走だけでなく勉強も同じです。自分に合った目標をしっかり作って、それに向かってできる限り頑張ってみる。それが大切です。

 逃げ出さなくなった蚤ですが、もう元には戻らないのかな?って思うよね。かわいそうだなと思うよね。仲間の蚤の中に戻してあげると、元のジャンプ力に戻るそうです。

 そうです。向笠っ子も同じです、自分だけで苦しいなって思ったとき、周りで走っている、または、勉強を頑張っているお友達を思い出してください。友達がいるから頑張ることができるんです。

 持久走記録会まであと少し、勉強はこれからずっと続きます。

 自分に限界をつくらないこと、仲間と頑張ること、みんなの周りには向笠っ子がいます。 

 向笠っ子みんなで頑張ろう。 

 

 最後にムーミンの中で出てくるリトルミーの言葉を紹介します。

 「見てるわよ、あなたがしていること。あのね、神様じゃないわよ。

 もうひとりのあなたがよ。もうひとりのあなたがあなたを見ているのよ。見放されないようにね。」

2学期始業式の話

2022年8月31日 09時27分

 みなさん おはようございます。

 今日は待ちに待った、それとも あ~始まっちゃた と思う日ですか?

 今日は、2学期のはじめの日、始業式の日です。

 私は、829日の今日をとてもワクワクした気持ち待っていました。153人の向笠っ子のみんなが2学期の勉強や行事を通してどのように成長するのか、想像するだけでとてもワクワクしてきます。私は2学期始業式の今日をとっても楽しみにしていました。

 1学期終業式で「事故にあったり、けがをしたりしないようにしましょう。」と約束しましたが、覚えていますか。みんなこの約束を守ることができて、とっても嬉しく思っています。先生方も同じ気持ちでいます。約束を守ってくれて本当にありがとう。

 1学期の終業式であと2つの約束をしました。そのうちの1つに「普段できないことに挑戦しましょう」です。夏休み中普段できないことに挑戦した人も大勢いたことと思います。私は、スポーツ観戦が好きで、甲子園で行われる高校野球をテレビでたくさん見ました。開会式では神奈川県の横浜高校の玉城主将が選手宣誓をしました。選手宣誓の中で、「苦しい時期を乗り越えることができたのは、ほかでもないここに甲子園があったからです。そして、指導者の方々、チームの仲間、家族の強い絆があったからだと確信しています。」と言っていました。

 私は、この選手宣誓の「甲子園」のところを「向笠小」と言えるような学校を向笠っ子のみんなとこの2学期作っていきたいと思いました。「勉強がわからないから明日学校に行きたくないな」と思っても「ほかでもない向笠小がここにあるから」「向笠小の友達と一緒にいられるから」と考えられるような学校になったらいいなと思っています。そんな学校に

なるためには、先生方、友達、家族との強い絆がなければいけません。その絆を強めていくのが毎日行われる授業やファミリーでの活動、更には2学期予定されている運動会をはじめとしたたくさんの行事です。

 80日間の2学期が始まりました。向笠っ子のみんなが、「ほかでもない向笠小がここにあるから」と思えるような学校、学校に行くのが毎日楽しくなる、そんな学校になるよう先生方、友達、家族との強い絆を作っていきましょう。それには11日を大切に一生懸命頑張ることが大切です。楽しく充実した2学期にみんなでしていきましょう。以上でお話を終わります。