校長室から

令和4年度 修了式の話

2023年3月16日 10時06分

 1年は365日ありますが、そのうちみんなが学校に来た日は201日でした。今日は1年の締めくくりの日です。今各学年の代表の人に修了証書を渡しましたが、この後みんなも教室で担任の先生から修了証書を渡されると思います。修了証書は1年間で学ばなければいけないことはすべて学んだという証明書です。うちに帰って1年間を振りかえってみてください。

 みんなに質問があります。みんながもらう修了証書ですが、先生方を除いて、この学校で一番たくさんもらったのは誰でしょうか?そうです6年生ですね。多分、6年生は1年ごと修了証書をもらうたびに、算数が苦手だったので、次の学年では算数に力を入れようとか、友達に優しくできるところは私の良いところだから、来年も友達にやさしくなろうとか、来年は縄跳びでできなかった技に挑戦して体力アップを目指そうなど、1年を振り返って、新しい学年での目標を立ててきたと思います。そんな6年生だから、向笠っ子にとって優しく、頼もしい存在でいられたのだと思います。

 先日6年生全員の卒業文集を読ませてもらいました。その中には、将来、大工さんになりたいとか、トリマーさんになりたいとか、お医者さんになりたいという目標をもっている人がいました。それから、ペン習字や英語検定など学校以外でも自分の力を伸ばそうと頑張っている人もいました。卒業文集の中にこんな文章があったので聞いてください。「この6年間、向笠小学校に通って一日一日、充実して過ごせている気がします。だから私は、改めてこの向笠小学校に入学できてよかったなと思います。」と書かれていました。

 将来に夢をもてっている人がたくさんいること、目標をもって頑張れることがある人がたくさんいること、そして向笠小学校にいてよかったなと思える人がいること、6年生ってすごいね!

 そんな風に思える6年生になるためには、一年一年しっかり振り返りをして、次の学年の目標を立てることです。教室に戻ったら、「かがやき」を見ながら振り返りをして、更に家に帰ったら、おうちの人と来年どんなことを頑張るか話し合ってみてください。

 最後になりましたが、春休みになります。長い休みの時は3つの約束覚えていますか?

 1つ目は、事故にあったり、けがをしたりしないようにしましょう。

                          (4月の始業式みんな元気で)

 2つ目は、おうちの手伝いをしっかりしましょう。           (家族の一員)

  3つ目は、普段できないことに挑戦しましょう。       (自己の可能性への挑戦)

 

 楽しく充実した春休みにしてください。以上で修了式の式辞とします。