校長室から

終業式の話

2022年12月23日 13時24分

 今日で80日間の2学期が終わります。みんなにとってどんな2学期でしたか?始業式の日に甲子園の選手宣誓の話をしたのを覚えていますか?

 先生方、友達、家族との絆を強くするために毎日行われる授業やファミリーでの活動、更には2学期予定されている運動会をはじめとしたたくさんの行事をがんばりましょうと言いました。絆を深められた2学期でしたか?

 今日の終業式では、サンタクロースの話をします。明日は1224日クリスマスイブですね。どんなプレゼントをサンタクロースが持ってきてくれるか楽しみですね。サンタクロースはクリスマスの日に来ますが、クリスマスのような特別な日でなくても、みんなに特別なプレゼントをくれるサンタクロースのような人を知りませんか?

 先週、ハピスマ委員会はシールラリーを実施してくれました。向笠っ子のみんなに楽しんでもらえるように、たくさんの時間を使って考えてくれました。ハピスマ委員会のみんなはみんなのために「ハッピー(幸せ)とスマイル(笑顔)」というプレゼントをくれる向笠っ子のサンタクロースじゃないですか?運動会で、ファミリーを引っ張ってくれた56年生、「ファミリーの絆」というプレゼントをくれるサンタクロースじゃないですか?クラスで困っていると相談に乗ってくれたり、助けてくれたりするクラスの友達は、「やさしさ」というプレゼントをくれるサンタクロースじゃないですか?そう考えるとみんなの周りにはおうちの人や先生方、気が付かなかったけどたくさんのサンタクロースがいませんか。自分の周りにいるサンタクロースを数えてみてください、クリスマスにプレゼントをくれるだけではなく、1年中みんなのために目には見えないプレゼントをくれる心の中のサンタクロースがたくさんいるはずです。サンタクロースがプレゼントを持ってきてくれた時、みんなは心の中で、「ありがとう」と言っていると思いますが、2学期を振り返って、身近にいるサンタクロースにも感謝の気持ちを伝えられるといいですね。身近にいるたくさんのサンタクロースのおかげで、きっと絆が深まった2学期だったと思います。今日先生から「かがやき」が分けられると思います。2学期の振り返りをしてみてください。

 最後に、終業式には毎回同じ約束をしています。約束は3つ

 1つ目は、事故にあったり、けがをしたりしないようにしましょう。

                          (3学期の始業式みんな元気で)

 2つ目は、おうちの手伝いをしっかりしましょう。           (家族の一員)

 3つ目は、普段できないことに挑戦しましょう。       (自己の可能性への挑戦)

 

 13日間の楽しい冬休みを過ごしてください。

会礼での話

2022年11月29日 15時21分

 今月は持久走月間で、昼休みや体育の授業の時間をつかって持久走の練習をしています。129日(金)には持久走記録会があります。そこで向笠っ子のみんなに質問です。手は上げなくていいので、心の中で手を挙げてください。持久走は長くは知らなくちゃいけないし、苦しいし、苦手だし、ちょっと嫌だなって思っている人。

 私は、持久走が嫌いでした。なんでこんな苦しいことをやらなければいけないのかな?なんて思っていました。でも、今は体育の時などに持久走をしっかりやっていてよかったなと思っています。

 さて、みなさんこのビンの中に生き物が入ってるとします。その生き物は「のみ」です。蚤は昆虫で、犬や猫の毛の間に入って血を吸って暮らしています。体の大きさは大体1mmから3mmです。アリと比べるとこんなに小さいです。さてこの蚤ですが、ジャンプ力がすごくて、体の100倍くらいの高さまで跳ぶことができます。だから、このビンの中にのみを入れてふたをしないでおくと、外に飛び出して逃げてしまいます。でも、ふたをしておくと蚤はジャンプをしてもビンから出られず、逃げられません。その後ふたを開けると蚤に変化が出ます。どうなると思いますか?

 蚤は、ふたを開けても外に逃げなくなります。ジャンプして疲れたからかな?実はそうではなくて、やっても無駄だと感じるとそれ以上のことはしなくなって、自分がもっている力を出し切らなくなるそうです。向笠っ子のみんな、自分はどうせ走っても駄目だから、○○さんには勝てないから、と思っていませんか?自分に限界を作っていませんか?持久走だけでなく勉強も同じです。自分に合った目標をしっかり作って、それに向かってできる限り頑張ってみる。それが大切です。

 逃げ出さなくなった蚤ですが、もう元には戻らないのかな?って思うよね。かわいそうだなと思うよね。仲間の蚤の中に戻してあげると、元のジャンプ力に戻るそうです。

 そうです。向笠っ子も同じです、自分だけで苦しいなって思ったとき、周りで走っている、または、勉強を頑張っているお友達を思い出してください。友達がいるから頑張ることができるんです。

 持久走記録会まであと少し、勉強はこれからずっと続きます。

 自分に限界をつくらないこと、仲間と頑張ること、みんなの周りには向笠っ子がいます。 

 向笠っ子みんなで頑張ろう。 

 

 最後にムーミンの中で出てくるリトルミーの言葉を紹介します。

 「見てるわよ、あなたがしていること。あのね、神様じゃないわよ。

 もうひとりのあなたがよ。もうひとりのあなたがあなたを見ているのよ。見放されないようにね。」

2学期始業式の話

2022年8月31日 09時27分

 みなさん おはようございます。

 今日は待ちに待った、それとも あ~始まっちゃた と思う日ですか?

 今日は、2学期のはじめの日、始業式の日です。

 私は、829日の今日をとてもワクワクした気持ち待っていました。153人の向笠っ子のみんなが2学期の勉強や行事を通してどのように成長するのか、想像するだけでとてもワクワクしてきます。私は2学期始業式の今日をとっても楽しみにしていました。

 1学期終業式で「事故にあったり、けがをしたりしないようにしましょう。」と約束しましたが、覚えていますか。みんなこの約束を守ることができて、とっても嬉しく思っています。先生方も同じ気持ちでいます。約束を守ってくれて本当にありがとう。

 1学期の終業式であと2つの約束をしました。そのうちの1つに「普段できないことに挑戦しましょう」です。夏休み中普段できないことに挑戦した人も大勢いたことと思います。私は、スポーツ観戦が好きで、甲子園で行われる高校野球をテレビでたくさん見ました。開会式では神奈川県の横浜高校の玉城主将が選手宣誓をしました。選手宣誓の中で、「苦しい時期を乗り越えることができたのは、ほかでもないここに甲子園があったからです。そして、指導者の方々、チームの仲間、家族の強い絆があったからだと確信しています。」と言っていました。

 私は、この選手宣誓の「甲子園」のところを「向笠小」と言えるような学校を向笠っ子のみんなとこの2学期作っていきたいと思いました。「勉強がわからないから明日学校に行きたくないな」と思っても「ほかでもない向笠小がここにあるから」「向笠小の友達と一緒にいられるから」と考えられるような学校になったらいいなと思っています。そんな学校に

なるためには、先生方、友達、家族との強い絆がなければいけません。その絆を強めていくのが毎日行われる授業やファミリーでの活動、更には2学期予定されている運動会をはじめとしたたくさんの行事です。

 80日間の2学期が始まりました。向笠っ子のみんなが、「ほかでもない向笠小がここにあるから」と思えるような学校、学校に行くのが毎日楽しくなる、そんな学校になるよう先生方、友達、家族との強い絆を作っていきましょう。それには11日を大切に一生懸命頑張ることが大切です。楽しく充実した2学期にみんなでしていきましょう。以上でお話を終わります。

1学期終業式の話

2022年7月22日 10時43分

 今日は1学期最後に登校する日、終業式です。

 今日まで72日間、みんなにとってはどんな一学期でしたか。

 

1年生は幼稚園や保育園から小学校に入学し、とても大きく成長をしましたね。授業を見に行くとみんな元気よく手を挙げて発表していて、素晴らしかったです。ひらがなや足し算、引き算の勉強を頑張りましたね。

 

2年生は、3月まで1年生だったのに、この4か月間で立派な2年生に成長しました。学校探検では、1年生に学校の秘密をたくさん伝えられました。国語のスイミーの学習ではみんなかわいいスイミーになって、海を探検しましたね。

 

3年生は、新しい教科、理科、社会、総合が増えましたが、みんな興味をもって学習に取り組んでいました。6月にはヤゴ救出作戦で、たくさんのヤゴを救出し、羽化したトンボを教室から見送りました。

 

4年生は、社会科の授業で、磐田市のごみ処理施設を訪問し、身近なごみの問題についてしっかり考えることができました。また、総合的な学習では福祉について考えました。2学期からはたくさんの交流や経験を重ね、更に学びが深まると思います。

 

5年生は高学年の仲間入りをし、委員会活動をしっかり支えてくれました。社会科や総合的な学習で取り組んできたお米づくりは、籾まき、稲の成長観察、しろかき、田植えととても充実した活動となりました。外国語活動は外国語科となり、週2時間英語の勉強も頑張りました。

 

6年生は、1年生をとてもかわいがってくれました。登校班、朝の準備の手伝い、鉄棒補助、水泳の着替え手伝いなど、本当にありがとうございました。授業では、いつも「つぶやき」があふれ、どの教科でも学びの深まりを感じる授業が行われていました。

 

 さあ、今日は通信票「かがやき」が配られます。みんなドキドキしていますか?

 先生から「かがやき」を渡されるのが楽しみですね。

 今日はみんなの72日間の成長を確認する日でもあります。おうちに帰って、おうちの人と通信票「かがやき」をみて、授業の様子や生活の様子など1学期のお話をたくさんしてください。

 さて、明日から37日間の夏休みになります。みなさん、私たち先生方と3つの約束をしましょう。

 1つ目は、事故にあったり、けがをしたりしないようにしましょう。

                          (2学期の始業式みんな元気で)

 2つ目は、おうちの手伝いをしっかりしましょう。           (家族の一員)

 3つ目は、普段できないことに挑戦しましょう。       (自己の可能性への挑戦)

 

 楽しく充実した夏休みにしてください。

 皆さんと2学期の始業式に元気に会えるのを楽しみにしています

6月20日会礼での話

2022年6月23日 14時11分

今日は、向笠小学校のこれからについて話をします。

 いま中学校に通っている兄弟はいますか?そうですね、向笠小学校を卒業した人のほとんどが向陽中学校に行きます。向陽中学校には向笠小学校と大藤小学校と岩田小学校の3校の小学生が入学しています。

 今は、向笠小学校、大藤小学校、岩田小学校の3つの小学校に分かれて勉強していますが、これからあと4年たつと、3つの小学校で分かれて勉強している友達が1つの小学校で勉強するようになる予定です。今1年生の人は小学5年生になった時、今2年生の人は小学6年生になった時にそううなります。そして、今は小学校と中学校で校舎がバラバラですが、中学生も同じところで勉強するようになります。だから、今3年生の人は中学1年生から、今4年生の人は中学2年生から、今5年生の人は中学3年生から小学生も中学生もみんな同じ校舎で勉強するようになります。

 6年生は「えー」と思いますが、6年生はちょうど中学校を卒業した後になります。

 でも、青島帆吹さん 永田大成さん 山下琴未さん の3人が6年生を代表してみんなのお母さんや地域の人と一緒に、どんな学校にしたいかや向笠小学校の良いところをぜひ残してほしいとみんなを代表して意見を言ってくれました。今名前を呼ばれた三人はその場に立ってください。

 みんな大きな拍手をお願いします。三人を代表して 山下琴未さん にお話をしてもらいます。 お願いします。

山下琴未さんの話
 
一体校まで、あと4年。新しい学校づくりが進められています。そんな中、ワークショップでは、様々な視点から意見が出されました。1回目の話合いでは、「それぞれの学校の特色・続けていきたいこと」と「それぞれの改善したいこと」がテーマでした。向笠小では、こんな意見が出ました。

 ・プールが校舎から遠い。

 ・ファミリー活動は、次の学校でも継続したい。

 ・地域に開かれた学校づくりをしてほしい。

などの意見がありました。

 2回目の話合いでは、「未来の学びの場を考えよう」でした。ワークショップでは、C・D班がラーニングセンターについて話し合いました。ラーニングセンターとは、全校のみんなが使える学習スペースのことです。そこでどんな活動がしたいか、いろいろな意見が出ました。その例がこちらです。

 ・放課後、友達と自習できるスペース。
 ・英語でした話してはダメというスペース
があっても面白そう。

 ・1人でくつろげるスペース。

いろいろな意見が出た中で、戸塚先生の「英語でしか話してはダメというスペース」という意見が面白く、自分も挑戦してみたいなと思いました。

 3回目のテーマでは、「日本一優しさが育つ学校を考えよう」でした。ステップ1で付箋に自分の考えを書き、ステップ2でたくさんの案から絞って企画書を3つまとめました。私たちの企画は、1つ目は「部活体験会」です。これは、小学生の子に中学の部活を体験してもらう場です。小中一体校だからこそできることだと思います。2つ目は、「バザー」です。これは、中学生の人たちが工作し、それをあげたり、地域の人たちが作った野菜を販売したりするイベントです。他の発表を聞くと「この意見もいいな!」と思ってしまい、どれも楽しそうなイベントばかりでした。私は、ワークショップに参加して、いろんな意見とふれあい、様々なことを学びました。将来の向陽学府一体校がとても楽しみです。

 これからも地域の回覧板などで、いろいろな様子が伝えられてきます。楽しみにしていてください。

 
皆さん大きな拍手をお願いします。

 みなさん、新しい学校ができるのが楽しみになってきましたね。まだまだ先ですが、いま新しい学校を作る活動が進んでいることを紹介しました。

5月9日会礼での話

2022年5月9日 14時04分

 今週は「ふわふわ言葉」週間です。言葉について今日はお話をします。
 

 南太平洋ソロモン諸島には、木を伐(き)るのに何とも不思議な風習がある。

木があまりにも大きくて斧では歯が立たないと、

原住民たちは怒鳴りつけてその木を倒すのである。

 

特殊な能力を持った樵(きこり)たちが夜明けにそっと木に忍び寄り、

いきなり声の限りにわめき立てる。

これを三十日にわたって毎朝欠かさずに続けると、

木は次第に衰えて、ついには倒れてしまう。

 

怒鳴り声が木の精を殺すのだ。

原住民の話によれば、これで倒れない木はないという。

 

   ロバート・フルガム

 『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』

 

さて権現山にはみんなを見守っている木がたくさんあります。木はみんなに話しかけたり、みんなの話を聞いてうなずいたりしてくれませんが、権現山の木はこの本の話のように毎日みんなから怒鳴られたら、きっと悲しくなって倒れてしまうかもしれませんね。

では、向笠小の友達同士ではどうでしょうか?普段友達が嫌がるような「ちくちく言葉」を言っていませんか?「ちくちく言葉」を言われても友達は何も言わないかもしれません。でも、何とも思っていないと思ったら、大きな間違いです。何も言わない木も言われた言葉に傷つき、30日間で倒れてしまいます。言われた友達は、木よりももっと傷ついているのではないでしょうか?友達が倒れてしまった後に気が付いてもその時はもう遅いですよね。

友だちが頑張っているとき、つらいときに「がんばって」や「一緒にがんばろう」と「ふわふわ言葉」を言われると友達の気持ちが楽になります。

言われた言葉すぐ消えてしまうけど、言われた相手は「うれしく」もなり、「悲しく」もなり、ずっと心に残ります。お互いに気持ちの良くなる「ふわふわ言葉」を使って、明るく楽しい学校にしていきたいですね。

今週はふわふわ言葉週間です。学校生活のいろいろな場面でふわふわ言葉があふれるといいですね。権現山の木にも「ふわふわ言葉」かけてみてください。権現山の木から声は聞こえませんが、みんなの心に返事が返ってくるかもしれません。


1学期始業式 式辞

2022年4月8日 17時04分

みんさんこんにちは。

  まず、令和4年度が始まって、みんな1学年進級しました。 進級おめでとうございます。修了式で約束しましたが、みんな今日は元気に登校できてとてもうれしく思います。今日午前に入学式を終え、27人の1年生が入学しました。今年の向笠小学校は1年生から6年生まで153人です。先生方は25人です。向笠小学校は178人でスタートします。

 今年の学校の目標は、夢をもち、共に輝き、「あい」があふれる児童・生徒 です。今年の学校目標には「夢をもち」とあります。皆さんは夢をもっていますか?大人になったら、プロサッカー選手になりたい、看護師さんになりたいなど、最近では、ユーチューバーになりたいという人もいるようですね。 さて、夢はどうしたらかなえられるのでしょうか?今から200年くらい前に生まれた吉田松陰という先生がいました。 時間のある人は吉田松陰について、調べてみてください。吉田松陰が、夢について次のように言っています。「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。」ちょっと難しいですね。 どういう意味でしょうか? 夢を叶えるためには、こうなりたいという目標をもちます。目標ができたら、計画をたてます。計画をたてたら、その計画を実行に移します。実行に移していくことで夢は叶えられるということです。 夢はもつだけではだめです。夢に向かって努力し、行動しなければいけないということですね。

 夢に向かって努力している人は、だれから見ても「輝い」ています。そんな一人一人の輝きを、みんなで「あい(LOVE)」をもって認め合える、そんな学校を目指していきたいと思っています。

 友だちの良さを認め、友達同士で高めあい、常に今より「一歩前」を目指せる自分づくりに挑戦する令和4年度にしていきましょう。

 最後まで話をしっかり聞けて大変立派でした。

 

入学式式辞

2022年4月7日 14時26分

 おはようございます。

 1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

 皆さん、とても元気な返事ができました。大変立派でした。

 みなさんの入学を先生たちや向笠小のお兄さん、お姉さんたちは、楽しみに待っていました。向笠小学校のみんなが応援しています。明日から元気よく学校に通ってください。  

 向笠小学校のみんなは向笠っ子と呼ばれます。今日から皆さんは向笠っ子です。

 今日は1年生の向笠っ子のみんなが向笠小学校で頑張ってほしいことについて、3つのおねがいをします。   

 1つ目です。「げんきのよいあいさつや返事」です。「おはようございます」、「こんにちは」、「さようなら」が元気な声で言えると気持ちが良いですね。また、名前を呼ばれたら「はい」と大きな声で返事をしましょう。 

 2つ目は、「仲良く」です。1年生の友達とたくさん遊んだり勉強したりして早く仲良くなってください。それと、向笠小は1年生から6年生までとっても仲良しです。お兄さんお姉さんにも声をかけて早く仲良くなりましょう。

  3つ目は、「命を大切に」です。 「自分の命は自分で守る」です。朝は集団で登校しますが、帰りは違います。しっかりと交通ルールを守り、車に気を付けて帰りましょう。 

 皆さん、話をしっかり聞けて大変立派でした。これから、おうちの人に御挨拶をしますから、皆さんは少し良い姿勢で静かにまっていてください。 

 保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。

 義務教育9年間のはじめとなる、小学校1年生の入学に際し、不安や期待、多くの思いが交錯していることと拝察いたします。

 わたくしたち教職員一同は、チーム向笠で、力を合わせ、愛情を注ぎながら、子どもたちの教育に全力で当たる所存でございます。子どもは学校や学級という集団の中で多くを学び、様々な経験をとおして、社会性を身につけていきます。心身ともに大きく成長するためには、家庭に御協力をお願いすることも多々あることと思います。家庭と学校が力を合わせ、連携することが子どもたちのよりよい成長に繋がります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 結びになりましたが、磐田市教育委員会 学校教育課 小澤 直輝 さま、並びにPTA三役の皆様 、公私ともにご多用の中、本校入学式に来賓としてご臨席を賜り、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。 

 1年生の皆さん今日から向笠っ子です。一緒に頑張りましょう。

 以上で入学式の式辞とさせていただきます。

令和3年度 修了式式辞

2022年3月17日 13時01分

  本日、向笠小学校141名の皆さんが、1年間の学びを修了し、その証として各学年の代表者に修了証書を渡しました。この後、クラスで学級担任の先生からみんなに修了証書が渡されると思います。この修了証書は、1年間で学ばなければいけないことは全て学んだという証明書です。1年間で学ばなければいけことは、算数や国語のように教科書に書かれていることをやり終えたということだけではありません。私が始業式に話をしたことを覚えていますか?三つの合言葉を紹介しました。それは、「やさしさ」「自分から」「考え出す」です。

 まず、「やさしさ」です。クラスでは、自分の周りにいる友達にやさしくかかわることができましたか? 困っている友達にやさしく声掛けできましたか?

 次に「自分から」です。「意志あるところに道は開ける」とアメリカ16代大統領リンカーンが言いました。どんな難しいことでもそれをやり遂げるという強い気持ちを持てば、必ず困難を乗り越えることができるという意味です。縄跳び週間が終わっても、毎朝ジャンピングボードで縄跳びの練習をして、私に、「校長先生、三重跳びができるようになった。見て」と言ってきた2年生がいました。三重跳びができるようになりたいという気持ち(意志)が、毎日縄跳びの練習をするという行動に移り、三重跳びができるようになったという結果に変わりました。これは、先生や友達に言われたからではなく、「自分から」考え、行動に移すことができたことです。皆さんはどうでしたか?

 最後に、「考え出す」です。今年は、新しい「タブレット」での学習で、友達と意見を交換したり、友達の作品を見たりすることで、授業で新しい「発見」があった年ではなかったでしょうか?

 141人分の1年間があったことと思います。6年生は、中学校進学という新たなステージに向かいます。1年間の振り返りをしっかりして、6年生は中学校で、1年生から5年生は、4月7日、元気にこの向笠小学校体育館で令和4年度の始業式を迎えましょう。

この後、戸塚先生から、春休み生活についてお話があると思いますが、春休みの間、事故けががないように気を付け、充実した春休みを送ってください。以上で修了式の式辞とします。

 

 令和3年3月16日 向笠小学校 校長 戸倉 剛志      

始業式の話

2022年1月6日 10時54分

 皆さん、新年あけましておめでとうございます。

終業式で、「16日の始業式でみんな元気な笑顔を見ることを楽しみにしています。」と言いましたが、今日みんなの笑顔を見て、冬休み中、大きな事故やけがもなく元気に過ごせたんだなと、とてもうれしい気持ちになりました。

さて、今年は寅年ですね。インターネット検索で寅年を調べたら、寅年は、「新しく立ち上がること」や「生まれたものが成長すること」という年だそうで、新しいものやことを発見する年と言えるかもしれません。

新たな発見といえば、私は、この冬休み新たな発見をしました。皆さんこれを見てください。これは何ですか?・・・・コンセントですね。何気なく使っているこのコンセントですが、コンセントの穴の右と左で、穴の長さが違うのを知っていますか?何気ない発見ですが、この穴の長さの違いには意味があるそうです。時間があったら調べてみてください。

もう一つ新しい発見をしました。皆さんこれは何の看板ですか?そうセブンイレブンの看板です。3年生以上のみんなでアルファベットの勉強をした人は、大文字と小文字がわかると思いますが、ここを見てください。SEVEnとなっています。SEVENのはずですが、Nだけ小文字のnです。何気なく見ている看板でしたが、私は今年Nの違いに気が付きました。私は何か新しい発見をしたようでとてもうれしい気持ちになりました。

新しい発見ということで、『挨拶』を考えてみましょう。朝登校して、友達と朝の挨拶をするとき、「今日の○○さんの挨拶、いつもと違って、ちょっと元気がなかったな。」とか、「○○さんの挨拶いつもより、大きな声で、笑顔で挨拶していたな。」というような、挨拶を気にしているだけで、友達の新たな発見があるかもしれません。そんな時、友達に「今日朝元気なかったけど、何かあった?」とか、「今日は気持ちの良い挨拶ができて私もうれしかった」というだけで、一日気持ちよく過ごせるかもしれません。勉強でも、算数で計算の工夫を勉強している学年もあると思いますが、「この方法のほうが、計算が速くなるかな」新たな発見をしようと考えながら、勉強に取り組むことも大切かもしれません。

今日から3学期が始まりました。3学期は、次の学年の0学期、新しい学年の準備をしていく学期と話した友達がいました。新しい学年の準備の3学期は、「新しい発見」をする学期と考え、自分のよさを新たに発見する、友達のよさを新たに発見する、勉強の楽しさを新たに発見する、運動の楽しさを新たに発見するなど、学校生活を送っていくなかで、新しい発見ができるよう、生活の中で小さな変化に気付ける目を持ってほしいと思います。

まだまだ、新型コロナウイルスの流行は続きそうですが、コロナ対策をしながら今日から始まる学校生活を、一生懸命頑張っていきましょう。

最後まで話をしっかり聞けました。大変立派でした。