研修

修学旅行初日②

2021年3月2日 09時29分

 森町「アクティ森」での陶芸教室が始まりました。今後は、写真を主にアップしていきます。


待ちに待った修学旅行、出発!①(6年)

2021年3月2日 08時49分

 新型コロナウィルス感染症対応により、北陸、下田と相次いで計画がつぶれてしまった6年生。第3波の影響により、宿泊も断念。しかし、気持ち新たにみんなで考えた2日間の日帰り修学旅行の初日が、ついにやってきました。
 しおりに書かれたタイトルは『1泊2日と見せかけて、実は2回に渡る壮大な日帰り旅行 in 森町&浜松』…。うまいっ!!このタイトルを見て、思わず職員も心がほっこりしてしまいました。ナイスネーミング!
 8:00には大型バスが到着し、予定通り、本日(3月2日 火曜日)8:20に、森町の「アクティ森」に向けて、出発しました。23名全員が無事参加できたことが何よりうれしいです。




自分たちで育てた大豆で「味噌づくり」(4年 総合)

2021年2月19日 10時24分
4年

 この日(2月18日)は、遠州中央農業協同組合及びJA女性部の方々3名に御協力いただき、これまで自分たちで育ててきた大豆を使用して「味噌づくり」に挑戦しました。事前にインターネットで味噌の作り方を学習し、大豆を茹でて柔らかくしてから潰すということだけは分かっていましたが、それ以外の材料や作業工程については知らないことも多く、子どもたちはワクワクしながら今日の日を迎えました。
 
 まず茹でた大豆と米麹と塩を混ぜました。麹の粒々が気持ちよさそうでしたが、ボウルからこぼさないようにするのが大変で、「まんべんなくなるように混ぜるんだよ」とのアドバイスにも「難しい!」との声が上がるほどでした。

 次に、袋に分けて麵棒や計量カップの底で大豆をつぶす作業に入りました。実際にやってみると、なかなか潰れなくて難しいことが分かりました。JAの方に手伝ってもらいながらなんとかできてきました。

 袋から潰したみそのもとを取り出し、空気を抜くためにおにぎりのように握ると、取り出した瞬間に濃い醤油のにおいがして、「いい醤油のにおいだな~」「上手に潰せた!」と、嬉しそうな声も聴かれました。

作業がひと段落した後、子どもたちからの質問タイムです。「家でも同じようにできるのですか」「米麹はどこで手に入るのですか」などの質問に対しても、「米麹は味噌やお豆腐のコーナーで売っているし、家でも味噌づくりはできますよ。縦に長い容器の方が、圧力がかかって空気が抜けて上手にできますよ」など、優しく教えていただきました。

子どもたちからも、「思っていたより簡単な作り方や材料で驚いた」「家でも作れると聞いてやってみたいと思った」などの感想が聞かれました。自分たちで育てた作物を、地域の方々に支援していただきながら、このような形で食するまでの一連の活動は、他の学校では見られない、特色ある取組の一つとなっています。

「南極クラス」がやって来た!(4~6年総合的な学習の時間)

2021年2月16日 20時44分

 この日(2月16日)の3,4校時に、4~6年生は「総合的な学習の時間」で『南極クラス』を開催しました。今回の企画は、静岡県教職員生活協同組合の主催事業(協賛:国立極地研究所・ミサワホーム株式会社 ・ミサワホーム静岡)です。「当選したらいいな!」、という思いで抽選に申し込んだところ見事に当選!本日の開催となったわけです。
  約1週間前に本物の「南極の氷」が学校に到着し、子どもたちも職員も、この日をとても楽しみにしていました。本日の講師は、小山 悟(こやまさとる)さん。南極活動実績としては、第60次日本南極地域観測隊越冬隊として、2018年12月~2020年3月まで南極隊員として活躍された、まさに本物の「南極先生」です!

  本日のプログラムは・・・
  ①極はどこにあるの? ②南極の自然は? ③なぜ南極で観測するの? ④南極昭和基地ではどんな暮らしをしているの? ⑤南極観測隊はどんな人たち? の5部構成です。



 たくさんのきれいな写真や動画を使い、わかりやいプレゼンテーションで、それぞれのプログラムが進んでいきます。時には風速60メートル以上の猛吹雪。マイナス35℃の極寒地である南極の様子が、さまざまな実験映像を通して目に飛び込んできます。時折クイズも出題され、歓声と共に驚きの声もあちこちから上がります。
 また、隊員の皆さんの厳しい暮らしの様子とともに、楽しい暮らし(?スポーツジムもある!居酒屋やバーもある??)の説明に、子どもたちはすっかり聞き入っています。ペンギンやアザラシ、オーロラの映像にも子どもたちから感嘆の声が上がりました。


 さらには実際に観測隊員が作業で着ている服を手に取ったり、本物の南極の氷を一人一人が触ったり、耳を澄まして音を聞いたりする体験活動も取り入れてくださり、こんな機会でないと、めったに味わえない貴重な体験をすることができました。


 
 講座のまとめのお話も、大変心に残るものでした。南極観測隊員になりたいという夢をもち、7年間あきらめずに夢に向かってがんばってきた小山さん。「夢を叶えるためには、どうすればよいか考えて行動すること」「継続は力なり」「今夢は無くても、叶えるための力を日々つけていくこと(学校での勉強)」…熱いメッセージは子どもたちにもしっかりと届いたことと思います。
 南極の自然の偉大さを知っただけでなく、限られた人数で支え合ってミッションをこなしていく南極隊員の経験を通して、チームワークの大切さについても教えていただきました。あっという間の2時間。とても充実した時間となりました!


 

みんなで話し合ってより良いものに(5年)

2021年2月16日 09時46分
5年

 この日(2月16日)の1校時は、体育館で5年生がかがやきフェスタの練習を行っていましたので、その様子を少し参観しました。
 通し稽古に入る前の段階から、「これはどうしたらいいんだろう」「これはどこに置けばいいんだろう」と子どもたちから口々に疑問の声が聴かれます。学級担任は、その声に耳を傾けながらも、みんなで意見を出し合って解決するように導きます。

 準備がひと段落したところで、「1回、最初から最後まで通してやってみるよ」と声をかけると、子どもたちは、それぞれの持ち場について、どんどん進めていました。観音山自然体験教室での2泊3日の体験の中で、特に心に残ったことをピックアップして劇のようにして紹介していました。さらにその劇の合間に、国語の学習で調べた遠州地方の方言をクイズにして出題するという工夫も見られました。
 通し稽古が終わったところで、みんなで丸くなって、感想を言い合っていました。「ここはこうした方がいいと思う。」「僕はこうしたいんだけど、みんなはどうかな?」など活発に意見が出されていました。自分たち自身でより良い発表にしようという学級のまとまりのようなものを感じることができた、すばらしい練習風景でした。

「野鳥観察」で自然の雄大さを感じる(3年)

2021年2月15日 16時31分
3年

 先日(2月3日)には、学校に野鳥の会の方をお呼びして、鶴ヶ池にやってくる渡り鳥のことなどについてのお話を伺いました。この日(2月10日)は、実際に鶴ヶ池に行き、野鳥観察を行いました。
 野鳥の会の方は2名で対応していただき、双眼鏡や望遠鏡も実際に持ってきていただき、ピントの合わせ方や遠くを見る方法など、使い方を丁寧に教えていただきました。子どもたちは、事前の学習を活かし、野鳥の特長を捉えながら「あれは、○○だ!」と見つけていました。中には「あの鳥は、どうしてあんな動きをしているの?」と積極的に質問する姿も見られました。
 これまで生活の中で見過ごしていた鳥を改めて確認することもできて楽しい思いができた一方、この日の鶴ヶ池にはあまり多くの鳥たちがいなかったようで、「もっと別の鳥をみてみたい」と興味を広げ、休みの日にお家の方にお願いしてもう一度連れて行ってもらった子もいたようでした。体験をするたびに、子どもたちの興味関心は広がりを見せています。

「三年とうげへようこそ(かがやきフェスタ練習)」(3年)

2021年2月12日 12時01分
3年

 この日(2月12日)の2校時には、3年生が体育館でかがやきフェスタの練習を行っていましたので、少し覗いてみました。体育館での子どもたちは、誰一人私語をする子もなく、より良いものを創ろうという気持ちが全員から感じられるものでした。
 国語で学習した「三年とうげ」をモチーフに、その中に理科や社会、総合的な学習で習ったことをクイズにして問いかけるような場面もあり、かなり考えられた演出だなと思いました。加えて、劇が終わると全員でリコーダーの合奏もおこなうようになっていました。


 学級担任から、全員がよく見えるような立ち位置や顔の向きなど、細かな指示が出されていましたが、子どもたちはその指示をよく受け止めていました。さらに、子どもたち同士でも、「こうした方がいいよ。」といったアドバイスを言い合っていて、自分たちで創り上げるという意識の高さを感じることができました。

「なぜすれちがってしまったのだろうか…」(4年 道徳)

2021年2月9日 19時36分

 この日(2月9日)の3時間目に、4年生の授業研究(道徳科)が行われました。主題名「分かり合うために」、資料は「つまらなかった」です。
 『信二、さとし、りょうは、遊ぶために待ち合わせをしたが、りょうが来られないことを知り落胆する。偶然会っためぐみに、信二は「公園はつまらなかった」と言うが、さとしは、りょうがいなくてつまらなかったのか、自分と二人なのが嫌なのか悩んでしまい、黙ってしまう。翌日、二人は一言も口を聞かなかった…。』という場面でこの話は終わります。

 
 「おたがいが分かり合い、よりよい関係をつくるために大切なことは何だろう?」という課題に対し、子どもたちは信二とさとし、それぞれの立場で、次から次へと発表が始まります。ただ発表するだけでなく、友達の考えにつなげた発言をしたり、さらに思いを具体的に表現したりと、まさにみんなが自分事として意見を出し合う子どもたち!頼もしさと学級の勢いを感じます。

 

 「二人に足りなかったのは、どんな気持ちや行動でしょうか。グループで話し合ってみよう。」と教師が発問すると、グループ内においても活発な意見交換が行われ、見る見るホワイトボードに考えがまとめられていきます。中には「言葉のイメージマップ」として分かりやすくまとめるグループもありました。

 学校生活の中でも、今回のような「すれ違い」はだれにでも起こることです。授業の中で、子どもたちのたくさんのつぶやきやリアクションが生まれ、教師もそれをうまく拾いながら、本時のねらいに迫りました。そして登場人物の立場になって考え、多くの友達とディスカッションすることで、相手の言葉の背景にある思いを理解しようとしたり、相手からの理解を得られるようにしっかりと気持ちを伝えたりする大切さについて、深く考えることができた授業となりました。

「トンボから野鳥へ」調べたいことが広がります!(3年 総合)

2021年2月4日 17時15分
3年

 3年生は、これまで総合的な学習の時間において、様々なトンボの生態を調べ、まとめてきました。学級担任から「次は、どんなことを調べてみたい?」と投げかけると、「他の生き物についても調べたい」「オオハクチョウ2羽が鶴ヶ池に来たってニュースでやってたよ」「じゃあ、渡り鳥のことを調べるのもいいね」と子どもたちから声があがり、ならば「野鳥の会」の人に来てもらって話を聴くことから始めようということになりました。

 この日(2月3日)を迎えるにあたって、子どもたちの中には、家庭学習や補充発展学習の時間を使って、予め野鳥の種類やどこから来るのかなどを調べた子もいて、みんな楽しみにしていました。

 野鳥の会の方から、「世界では約1万種類の野鳥がいますが、そのうち日本では630種類ほどが生息しています。鶴ヶ池ではなんとそのうち100種類もの野鳥を見ることができます」との話があり、もう興味津々です。
 子どもたちの中には、話を聴きながら「じゃあ、渡り鳥は途中で休憩するのかな?」と新たな疑問がわいてきます。それらの疑問を素直にぶつけながら、学習は進んでいきます。野鳥の会の方は、いろいろな野鳥の写真を見せながら、その特長も説明してくれました。すると、「体の特長から、鳥の名前がつけられていることも多いんだね。こういうのは、トンボと一緒だ。」と気づく子もいました。


 いよいよ、来週(2月10日)は鶴ヶ池に行って、野鳥観察会を行います。野鳥の会の方もガイドしてくれることになっています。この時には、下の写真にあるようなワークシートを持って行って、ここに掲載されている野鳥がいるかどうかを見てくる予定です。「それまでにちゃんと野鳥の特長を覚えておかなくちゃ、見過ごしてしまうね」「双眼鏡もうまく使えるようになっていたいね」など来週までにやっておきたいことも出てきました。調べたいことはどんどん広がっていきます。

すべり台跡地に「丸太を使った3本橋」が完成(6年)

2021年2月2日 15時23分
6年

 1月19日のホームページにて、6年生が卒業制作の一環として、「後輩たちに手作り遊具を残したい」という思いを抱いて、6年生児童のおじいちゃんに相談しているということをお伝えしました。この日(2月2日)は、とうとう下の写真のような丸太を使った3本橋が完成しました。

 6年生児童のおじいちゃんはプロの大工さんですので、この日を迎えるにあたって、丸太の表面加工や木材同士の接合部分などはしっかりと作ってきてくださいました。さらに、水平を保つための測量等も綿密に行ってくれました。

 子どもたちは、トラックに積んである大きな丸太をみんなで協力して運びました。さらに丸太同士の接合部分を強く打ち付け、簡単に取れないようにしました。最後に、完成した3本橋に乗ってしばしみんなで遊びました。自分たちがデザインしたものがこのように形になって学校に残ることに、子どもたちも感無量の様子でした。