4年
4年生の社会科では、今後想定される地震や津波などの自然災害から人々を守る活動について学習してきました。教室で学んだ知識をさらに深めるため、2日間にわたって、施設見学及び体験活動を実施してきました。
3月4日には、福田漁港に隣接した渚の交流館内にある「津波避難タワー」の見学を行いました。この施設は、津波発生時に周辺住民が一時避難するための施設として建設されたもので、約330人程度収容できるとのことです。係の人に積極的にインタビューしたり、掲示してあるパネルから参考になることをノートに書き留めたりする姿が多く見られました。
3年
3年生の理科学習では、ゴムの力や磁石の性質といったことを学習します。ゴムは物を動かす力があることや、磁石の性質として引き付けられる物とそうでない物があることや異極は引き合い同極は退け合うことなどについて、これまで学習してきました。さらに、学習したことを活かし、ゴムや磁石を使ったおもちゃを作りました。
この日(3月15日)は、2年生を招待し、自分たちで作ったおもちゃで「遊びのプレゼント」を行いました。
磁石を使った「迷路」や「魚釣り」ゲームを作った子、ゴムを使った「飛行機」や「的あてゲーム」を作った子など、バラエティーに富んだお店屋さんみたいになりました。3年生は、2年生に対して、「ここをこうしてやるんだよ」など分かりやすく説明することができていましたし、中には「○秒以内にゴールしないと失格だよ」とか「難しい方にチャレンジしたら得点が上がるよ」などルールにも工夫を凝らし面白くしている子もいました。
4年
今日(3月11日)で東日本大震災から10年が経過します。そのような中、今年10歳になった4年生の子どもたちは、国語の時間に、様々な災害に対してどのような備えができるのかを、本やインタネットで調べ、自分の考えをまとめました。
このたび、全児童の作文が完成し、『「もしも」防災ブック』として一冊にまとめました。子どもたち一人ひとりの作文をじっくりと読ませてもらうと、自分ごととして真剣に学習したことが分かるものばかりで、大人から見ても勉強になりました。
その一部を紹介すると、事前に準備しておいた方が良い物として、ブルーシートやビニール袋(ゴミ袋)を挙げる子がいました。さらに、避難時に持ち出すものを大きなまとまりとしてしまっておくと良いと書く子もいました。
家の中の備えとして、家具の固定をしっかりしておくことや、台風で家の中に物が飛んでくることを想定して雨戸をすぐに閉めることや、雨戸やシャッターがない場合はカーテンやブラインドで代用すると良いと書いた子もいました。
さらに、事前の備えとして必要な行動として、普段から各種警報に注意し早めの避難をする、どこにどのように逃げれば良いか家族で話し合っておく、近所のことを知り近所の方とコミュニケーションを取っておくなどが示されていました。
ぜひ、こういった子どもたちからの提言を参考にして、各家庭での防災対策を見直してみてはいかがでしょうか。
シアターを見て、グループごとに見学しました。
本物の飛行機、すごい!
こちらが「ブルーインパルス」です。