４年生は総合的な学習の時間に、福祉をテーマにした学習に取り組んできました。福祉についてこの１年間に学んだことを生かして、「福祉コーナー」を昇降口付近に設置しました。ポスターや新聞で福祉について紹介・発信したり、プルタブの回収ボックスを作ったりするなど、子供たちの創意と工夫がよく表れています。学習の課題（目的）を自分事として捉え、集めた情報を整理・分析し、まとめたものを表現するという“探究的な学習”の足跡が見える「福祉コーナー」となっています。

　19日の卒業式まで、あと約１週間となりました。２月下旬から各教室での学年練習や、体育館での合同練習を重ねてきた５・６年生が、この日、総練習を行いました。担任以外の職員も参加して、これまでの練習とは違った緊張がある中、取り組んできた練習の成果が姿勢や動き、言葉や歌など、多くの場面で見られました。さすが６年間この向笠小学校で学んできた６年生、さすが来年度にリーダーの役を受け継ぐ５年生です。卒業式当日には、一人一人の“誠実”な姿が、キラリと輝くことでしょう。

　通学区ごとに集団登校の仕方などを振り返る「分団会」を行いました。各教室に分かれて、安全な集団登校ができているか、登下校中の挨拶ができているか、家に帰ってからも交通ルールは守れているか等、意見を出し合いました。特に登下校中の挨拶については、２月後半から全校で力を入れて取り組んでいて、少しずつですが成果が表れています。また、集団登校のリーダー役は６年生から下級生にバトンタッチされている班も多く、この会の進行も４・５年生が中心になっている様子が見られました。

　磐田市の事業として、毎月１回、市の特産農産物を使ったメニューが給食で提供される「学校給食 地産地消事業」が行われています。12月の海老芋、１月の白ねぎ、２月のキャベツに続き、今月はタァサイです。この日、子供たちは磐田産のタァサイが入った「ゆでぼしだいこんのあえもの」をおいしくいただきました。また、農家の方による育て方の紹介等の動画を見て、食べながら楽しく学ぶことができました。そして、「来年度も、この企画が続くといいな」という向笠っ子の声も聞かれました。