学校日誌

着衣水泳「水難事故から自分の命は自分で守る」

2021年8月6日 08時15分

 本校では、水難事故防止の観点から、2・4・6年生で着衣水泳を実施しています。「いざ」という時に慌てない心構えをもつこと。着衣で水に入ったら、どんな感じか体験すること。余分な体力を使わない泳ぎ方や浮き方を知ることをめあてに取り組みました。

2年生では、長袖・長ズボン・靴を履いたまま入水することで、「ずしっと重い」感覚や「気持ち悪い…」といった感覚を味わいました。ペットボトル等の浮くものを使って、力を使わずに浮く練習もしました。「首のところがいいよ。」「こしのところでもうきやすい。」「ラッコみたいのがうまくできる。」といろいろ試しました。後半は、服を脱いで水着で泳ぐと「かる~い」「うごきやすい」「でも、つめたい!」など、水着のよさや服を着ている場合との違いも味わいました。最後は『人間洗濯機』で友達と力を合わせて、脱水をしました。





 4年生では、上手な浮き方のポイントを学んだあと、グループで力を抜いた浮き方や長く浮き続けるコツを考えていました。「いいねえ」「どうやってやるの?」など教え合っていました。



 6年生では、水に落ちた場合の対処法を考え、救助が来るまで、いかに長く浮き続けられるかを実践していました。さすがです!多くの子が呼吸を確保する方法を身に付け、体力を温存しながら、浮き続けることができました。また、ペアで安全を見守りながら、「自分の命は自分で守る」意識を高めていました。


   
 夏休みも後半に差し掛かります。引き続き無事故で、楽しい夏休みを過ごしてほしいと思います。

向笠っ子児童図工作品展(向笠交流センターにて)

2021年8月5日 08時49分

  本校の図画工作科の授業では、次のようなことを意識して指導しています。

1 造形的な見方・考え方を働かせる授業を心掛けています。

2 「みんなちがってみんないい」の言葉のように、どの子も同じ表現に陥らせないための教材研究や指導者としての思いを重視しています。

3 多種多様な表現を認めていくことで、どの子ものびのびと自信をもって製作できるようにしています。

4 「上手・下手」で評価しないよう、子どもには作品の見方を学ばせています。

5 「あ、いいこと考えた」「おもしろいこと思いついた」を一層大切にたくさんつぶやける手立てを模索しています。

昨年度末に終了した「磐周図工・美術作品展」に変わって、本校では、社会に開かれた地域と連携・協働して、すべての子どもの学びを称揚する機会を創設するという思いの下、向笠交流センターのセンター長さんに児童の作品展示を依頼したところ、快く引き受けてくださりました。現在、4年生の「ぼくもわたしもピカソ」と6年生の「I LOVE MY SHOES」を展示させていただいています。正面玄関を入ってすぐのところに飾ってありますので、交流センターに足を運ばれた際には、ぜひご覧ください。今後も定期的に様々な学年の作品を飾っていただきますので、楽しみにしてください。






そば打ち体験(夏休み中も、学びは止まらない!~先生編~)

2021年8月4日 14時19分

 この日(8/3)は、職員研修でそば打ち体験を行いました。向笠地域の特色である食文化の一つ「そば作り」を味わうことが目的です。初めて体験する職員もたくさんいました。

初めに、二八そばの名前の由来やそばの会の活動の歴史等を教えていただいたあと、そば会の磯部さんのお手本を見て、手順を学びました。さらさらのそば粉が水を加えるとだんだん粘り気が出ていく様子や手際のよい練り方に「すごい!」という歓声が沸き起こりました。磯部さんの巧みなトークに合わせて、そばが魔法のように延びていく様子を目の当たりにしてやる気がみなぎりました。いよいよ、実演です。先ほど見たようには、なかなかまとまってくれません。練りは思ったよりも力が要ります。「へそ出し」という空気を抜く工程を教わりながら、何とか仕上げました。

次は、麺棒を使って薄く延ばします。これが、なかなか面白い!生き物のように広がっていきます。均等に薄く延ばすには、熟練の技が必要ですが、講師の方々の教え方が上手で、みるみるうちに平らになっていきました。仕上げは、切る工程です。専用の包丁で少し傾けながら細く切っていきます。うどんのようなそばもありましたが、オリジナル麺ができあがりました。そばは「三立て」が美味しいとのこと。「引き立て」「打ち立て」「茹で立て」です。早速、その日の食卓にのぼったことでしょう。

 地域の人たちとつながり、先人たちの知恵を学ぶよい機会になりました。2学期後半に3年生全員が体験します。楽しみですね。






よりよい学校にするためのアンケート(学校中間評価)

2021年8月3日 15時28分

 1学期末に御協力をいただいた第1回学校教育活動評価のアンケート結果について、児童および本校職員へのアンケート結果を合わせて比較集計しましたので、御報告いたします。今回より4年生以上の児童は学習用個人端末で、また、保護者の皆様には、スマートフォン等の端末よりアンケートにお答えいただきました。下記の比較集計結果を御覧ください。分析結果は、後日お伝えしたいと思います。今後とも、本校の教育活動を温かく見守りいただけたらと思います。これからも保護者や地域の皆様と力を合わせて、子どものたちのよりよい成長を促していきたいと思います。御協力、ありがとうございました。


夏休み中も、学びは止まらない!(chromebookを使って)

2021年7月29日 15時24分

 夏休み8日目のこの日(7月29日)、5年生の有志3人が、学校敷地内で栽培している稲の世話をするために学校に訪れました。担任がchromebookを使い、Googleクラスルームに投げ掛けた投稿(ケースやバケツを使って育てている稲はどうなっているかな?)がきっかけとなり、子どもたちがGoogleクラスルーム内で会話を始めました。気が付けば100件以上の子どもたちの書き込みがあり、子どもたち同士のやりとりの中で、集まれる人が午前9時に集合して、稲の世話をしようということが決まったようです。

 その情報を聞きつけたのが、ちょうど午前9時!早速、栽培場所に行ってみると、すでに5年生の3名とお家の方2名が、「いもち病」の疑いがある稲の葉を除去する作業を行ってくれていました。炎天下の中、汗を流しながら30分以上黙々と作業を行い、持ってきたchromebookで稲の様子を撮影。この後、クラスルームに写真を投稿してみんなに報告することを、意気込んで教えてくれました。
 夏休みであっても、子どもたちの学びは止まりません。私も一緒に作業に参加しましたが、やり終えた充実感とともに、GIGAスクール構想におけるICTの活用が、こんな場面においても生かされていることを目の当たりにして、とてもうれしい気持ちになりました。学校田のみならず、学校敷地内で育てている稲の成長も、とても楽しみです!