学校日誌

そば打ち体験(夏休み中も、学びは止まらない!~先生編~)

2021年8月4日 14時19分

 この日(8/3)は、職員研修でそば打ち体験を行いました。向笠地域の特色である食文化の一つ「そば作り」を味わうことが目的です。初めて体験する職員もたくさんいました。

初めに、二八そばの名前の由来やそばの会の活動の歴史等を教えていただいたあと、そば会の磯部さんのお手本を見て、手順を学びました。さらさらのそば粉が水を加えるとだんだん粘り気が出ていく様子や手際のよい練り方に「すごい!」という歓声が沸き起こりました。磯部さんの巧みなトークに合わせて、そばが魔法のように延びていく様子を目の当たりにしてやる気がみなぎりました。いよいよ、実演です。先ほど見たようには、なかなかまとまってくれません。練りは思ったよりも力が要ります。「へそ出し」という空気を抜く工程を教わりながら、何とか仕上げました。

次は、麺棒を使って薄く延ばします。これが、なかなか面白い!生き物のように広がっていきます。均等に薄く延ばすには、熟練の技が必要ですが、講師の方々の教え方が上手で、みるみるうちに平らになっていきました。仕上げは、切る工程です。専用の包丁で少し傾けながら細く切っていきます。うどんのようなそばもありましたが、オリジナル麺ができあがりました。そばは「三立て」が美味しいとのこと。「引き立て」「打ち立て」「茹で立て」です。早速、その日の食卓にのぼったことでしょう。

 地域の人たちとつながり、先人たちの知恵を学ぶよい機会になりました。2学期後半に3年生全員が体験します。楽しみですね。