「もしも」防災ブックを作りました!(4年 国語)
2021年3月11日 10時57分 今日(3月11日)で東日本大震災から10年が経過します。そのような中、今年10歳になった4年生の子どもたちは、国語の時間に、様々な災害に対してどのような備えができるのかを、本やインタネットで調べ、自分の考えをまとめました。
このたび、全児童の作文が完成し、『「もしも」防災ブック』として一冊にまとめました。子どもたち一人ひとりの作文をじっくりと読ませてもらうと、自分ごととして真剣に学習したことが分かるものばかりで、大人から見ても勉強になりました。
その一部を紹介すると、事前に準備しておいた方が良い物として、ブルーシートやビニール袋(ゴミ袋)を挙げる子がいました。さらに、避難時に持ち出すものを大きなまとまりとしてしまっておくと良いと書く子もいました。
家の中の備えとして、家具の固定をしっかりしておくことや、台風で家の中に物が飛んでくることを想定して雨戸をすぐに閉めることや、雨戸やシャッターがない場合はカーテンやブラインドで代用すると良いと書いた子もいました。
さらに、事前の備えとして必要な行動として、普段から各種警報に注意し早めの避難をする、どこにどのように逃げれば良いか家族で話し合っておく、近所のことを知り近所の方とコミュニケーションを取っておくなどが示されていました。
ぜひ、こういった子どもたちからの提言を参考にして、各家庭での防災対策を見直してみてはいかがでしょうか。