研修

職員向けに不審者対処講習を行う!

2020年7月15日 17時15分
全体

 7月28日(火)には、授業中に不審者が侵入してきたことを想定して、防犯訓練を行います。そのため、この日(7月15日)は、事前打ち合わせ及び職員向けの研修を兼ねて、磐田警察署生活安全課職員等4名の方々に来ていただき、いろいろなことを教えていただきました。

 警察署の方からは、「何も犯人を捕まえようなどと考える必要はありません。110番をして警察官が駆けつけるまでの約5分間の時間稼ぎだと考えてください。子どもの命を守ることは当然ですが、先生が命を落としてしまっては、子どもは守れませんから。」とお話していただきました。不審者かどうかを見極めるためにゆっくりと冷静な口調で用件等を聞くことや、相手が攻めてきたらどうするかなどについて説明を聴くことができました。実際にさすまたの使い方なども教えていただきました。




 さらに、不審者が校内に侵入した際には、早く複数対応できるよう、大声を出すことや各階で役割分担して迅速に動けるようにしておくことも必要だと教えていただきました。今回の研修をもとに、子どもたちをどのように守るのか、どのように逃がすのかなどを、しっかり検討していきたいと考えています。

もぐれないって言ってた子がもう泳いでる!(3年 水泳)

2020年7月13日 15時17分
3年

 今日も中野直子氏に来校していただき、3年生に泳ぎ方の基礎を教えていただきました。順序立ててスモールステップで指導していくことと、できたことは大きく褒めることが同氏の指導の基本です。

 まず、プールサイドに子どもたちを座らせて、バタ足の指導です。「今から、全員の足を触りに行きます。みんなの足の甲が先生の手のひらに当たるようにしてね。足の指が当たると痛いからね。」とさりげなくキックの基本姿勢を教えます。


 次に、泳ぎの基本姿勢とも言えるストリームラインについてです。「イカじゃなくてさんまの形になるんだよ」「頭を腕の中に入れるんだよ」と分かりやすい言葉で指導します。


 この後は、バタ足、手をつけてクロールと段階を進めていきます。するとどうでしょう!泳ぐ前に「水の中に潜れない」と言っていた子が、授業の終わりには堂々と泳いでいます。少し自信なさげな表情だった子どもが、授業終わりにはニコニコ顔でプールを後にしていました。

4年生からの提案「廊下を歩こう!」

2020年7月13日 09時53分
4年

 先日、全学級及び教職員に、「4年生の提案」と書かれた新聞が配布されました。この新聞には、「最近、廊下の歩き方が心配です」と大きく書かれていて、走っている人や左側を歩いている人、大きい声でしゃべっている人などがいるというのです。

<4年生が作成した新聞>

 そこで4年生は、ポスターを作ったり、放送で呼びかけたりするだけでなく、「ろうカード」なるものも作成しました。この「ろうカード」は、廊下の歩き方が上手に人を称揚することを目的にしたもので、全校児童及び教職員に配られました。

<廊下に掲示されたポスター>

<ろうカード>

 こういった取組が、委員会からの発案ではなく、4年生からというところに、何だかワクワクするものを感じます。まさに、子どもたち自身でより良い学校を作っていこうとする「自治」の姿を体現しています。今後、4年生の「心配」を全校児童がしっかり受け止めることができれば、きっと大きな成果として表れることでしょう。4年生がどうやって自分たちの思いを発信していけるか楽しみです。

「水泳好き」な子どもを増やすために~外部指導者派遣

2020年7月9日 12時49分
4年

 子どもたちが水泳を学び泳力を高めることは、いざという時に自身の命を守るという観点からも大切なことです。さらに本校では、昨年度で「磐田市小学校水泳競技大会」が幕を閉じたことで子どもたちの泳力が落ちることは避けたいとの思いから、外部指導者を招聘することとしました。
 外部講師は、昨年度、県の「体育実技指導協力者派遣事業」の際に本校に来ていただき、子どもたちにも大変好評だった健康運動指導士の中野直子氏です。本日は、あいにくの雨のため、体育館にて、1年・2年・4年の3学年に対して1時間ずつ学年に応じた指導をしていただきました。ここでは、4年生に対して行った指導の一部を紹介します。

<外部講師:中野直子氏>

 まず、クロールの基本的姿勢についてです。中野氏は、け伸びをするときに肩甲骨と指の先の動きを中心にきれいなポーズを教えてくれました。さらに、肩を意識して腕を回すと、大きく回せることや簡単に息継ぎができることも教えてくれました。


 次に、平泳ぎの基本的姿勢についてです。足の指先がどこを向いているのが良いのか、水の抵抗をなくすために手と足をどのようなタイミングで動かせばよいのかなどについて教えてくれました。


 子どもたち一人ひとりのフォームを丁寧に確認しアドバイスしてくれました。子どもたちにとって、とても分かりやすい指導を行っていただいたと感じています。

向笠地域探検

2020年7月7日 18時53分
6年

 本日の5・6校時の総合的な学習の時間「向笠の歴史や自然・文化のよさを見つめよう」の学習で、向笠の地域探検に出かけました。南コース(桶ヶ谷沼・東部分遣所など10箇所)と、北コース(ブルーベリー橙香園・コーシンサービスなど10箇所)に分かれて、しっぺいバスで回りました。施設に到着すると、施設の方にインタビューをしたり、施設の写真を撮らせていただいたりしました。向笠の歴史や自然・文化を知るよい機会となりました。来週には、今日行かなかったコースにそれぞれ行く予定です。
 この学習で、地域の魅力ある場所を知り、ファミリーウオークラリーで行きたい場所の候補地についてさらに調べて、ファミリーの下級生にその魅力を伝えていきます。



分かり合い、許し合うために(6年 道徳)

2020年7月7日 13時14分
6年

 この日(7月7日)の3校時に、6年1組で道徳の研究授業を実施しました。資料をもとに、「自分に嫌なことをした友達に対して、自分ならどうするか」といったテーマを子どもたちに投げかけました。学級担任は、子どもたちに自分の気持ちと向き合ってもらおうと、下の写真のような円グラフを全員に渡し、「無視する」と「無視しない」の間で揺れ動く姿をじっと見守りました。

 その後、全員の意見を自由に言ってもらうように促すと、「自分の気持ちをちゃんとわかってもらう」「やられたらやり返すのは当然」などから「無視する」という考えの子どもがいる半面、「やり返したら結局自分も悪者になっちゃう」「話し合って早く仲良くしたい」などから「無視したくない」という考えも出てきました。中には、「無視したくはないけど、辛い思いをさせられたのだから、無視したくなる気持ちもある」といったどちらとも言えないという子もいました。



 ある程度の意見が出た後、学級担任は「では、どうすることが最も良い行動だと言えるのだろうか」と投げかけました。「相手の気持ちや理由を聞いた方が良い」「とことん話し合うべきだ」「自分にも否があるだろうから、まず謝ったうえで相手に理由を聞いた方が相手も言いやすくなる」など、バラエティーに富んだ意見が出されました。
 学級担任は「授業を全員でつくっていこう」と何度も投げかけていて、子どもたちの方もその思いにこたえるべく、多くの子が自分なりの考えを発表することができていました。さらに、自分事として捉え、友達の考えを聴きながらさらにいい考えはないかと真剣に取り組む姿が見られました。

下学年が上学年に授業を見せました!

2020年7月6日 13時17分
全体

 この日(7月6日)は、下学年が上学年に授業を見せるということを行いました。6月22日には、上学年が下学年に授業を見せました(詳しくはこちら)ので、今日はその逆ということになります。

 1年生は、算数の授業で1位数+1位数、1位数-1位数の学習をしていました。学級担任が「足し算のキーワードは?」と言った後、「ここはせっかくなので、見に来てくれている2年生に答えてもらいましょう」と言うと、2年生ははりきって「全部で」「合わせて」などの言葉を発表しました。さらに2年生は「僕たちは100までの数の計算を勉強してるよ」「筆算も」などと自信をもって発表していました。


 
 5年生は、算数の授業で伴って変わる2つの数量にかかわる学習をしていました。6年生は、思い思いに5年生の横について学習のサポートを行っていました。学級担任が「では個々で考えてみましょう」と指示すると、6年生がミニ先生になっていろいろな子どもに教える姿が見られました。


 
 下学年の子どもは、授業を見られているということもあり、いつも以上にしっかりした態度で学習に取り組んでいるように感じました。さらに、上学年の子どもは、すでに学習している内容ですので、下学年の子どもたちに自信をもってお兄さん、お姉さんらしく教えることができていました。お互いに授業を参観しあうという今回の取組は、子どもにとっても教師にとっても得るものが多いものになりました。

エコ生活のヒントが見つかるかな?(5年 総合)

2020年7月3日 10時50分
5年

 5年生の総合的な学習のテーマの一つとして「環境」があります。この日(7月3日)は、静岡県地球温暖化防止活動推進センター職員3名をお招きして、アースキッズチャレンジが実施されました。例年であれば、向陽学府3小学校の5年生が一堂に会して実施しているのですが、今年度は感染症対策の観点から、各校での独自開催となりました。

 全体会の中で、同センター職員から地球温暖化や異常気象等の事例を説明していただいた後、「今日は、日常の生活における無駄やもったいないことをなくすよう、エコ生活のヒントを見つけてほしい。」との言葉がありました。



 その後グループごとに、事前に設置された3つのブースを順次体験していきました。「エコ生活大作戦」のブースでは、絵を見てエコや無駄を探すということを行いました。「自転車発電」のブースでは、発電の仕組みを自転車に乗って体験しました。「ゴミ分別」のブースでは、いろいろなゴミを分別するとともに、「リ・ユース」「リ・サイクル」「リ・デュース」などの言葉も学びました。
 今日の学習をもとに、今後、各自でエコの取組を実践していきます。自然環境保全のために自分たちで考え実践できる子どもに育ってほしいと考えています。

<エコ生活大作戦>

<ゴミ分別>

<自転車発電>

梅雨の晴れ間にプール開き(2年)

2020年7月2日 10時58分
2年

 この日(7月2日)は、2年生・4年生・5年生の3学年がプール開きを行いました。梅雨の晴れ間で気温や水温もちょうどよく、気持ちの良いプール開きになりました。ここでは、2年生の授業風景をお伝えします。

 初めての水遊びの授業とのことで、ガイダンス的要素の強いものになりました。学級担任から「走らない、飛び込まない、ふざけない」というプールでのルールの確認がありました。その後、準備運動から入水までの一連の流れについても説明し、「次の授業からはこういうことを素早く行えれば、プールに入る時間が長く取れるよ。」と話をしました。ここで、二人一組をつくり、互いに相手の安全を確かめさせる「バディシステム」も子どもたちに指導しました。


 今日は一度だけ入水して歩くだけだったので少し物足りない表情の子どももいましたが、一様に気持ちよさそうでした。安全に、充実した教育活動を行うためには、こういったガイダンスをしっかり行うことはとても大切なことであると考えています。

続々と「トンボ博士」が増えています!(3年 総合)

2020年7月1日 12時31分
3年

 学区にトンボの楽園である桶ヶ谷沼がある本校は、平成14年度以降、校内にビオトープを整備するなどトンボに親しむ活動を継続的に行っています。
 今年度も3年生では、桶ヶ谷沼ビジターセンターに見学に行ったり、プールでのヤゴ救出作戦を実施したりして、トンボを窓口とした環境教育を推進しています。

 この日(7月1日)の3年生の総合的な学習の時間では、様々なトンボの写真を見比べて、体の色や形、模様などを一生懸命にメモする子どもたちの姿がありました。中には、机に昆虫図鑑を何冊も並べて調べている子もいました。本校の伝統的な取組と言える「向笠トンボ検定」(初級)の練習をしていたのです。


 
 「シオカラトンボとオオシオカラトンボの違いは…」とか、「アキアカネの胸の部分には毛が生えていて…」などの言葉が子どもたち同士の間で飛び交っていました。さらに、既に初級検定に合格した子がみんなの前で説明する姿が見られました。子どもたちの知識量のすごさにと関心の高さに圧倒されてしまいました。

 授業の終わりには、担任が「初級検定を受けてみたい人?」と呼びかけると、多くの子が手を挙げて挑戦していました。こういった取組を通して、トンボも生息できるような自然保護のために自分たちは何ができるのかを考えていきます。