研修

校内研修の様子を紹介します(1年研究授業から)

2019年11月20日 17時52分
全体

 本日(11月20日)は、1学年の大橋奈津江教諭が国語「じどう車くらべ」という説明文による研究授業を行いました。さらに外部講師として、磐田市教育委員会学校教育課 兼子修美育成指導主事をお招きして御指導をいただきました。
 この教材は、バスや乗用車、トラック、クレーン車、はしご車の「しごと」とそのための「つくり」について順序立てて説明している文ですが、本時はクレーン車のしごととつくりを見つけて表にまとめていくという授業を行いました。
 しごととつくりが書かれている箇所を各自で色分けして線を引いた後、ペアで対話することで確認しあいました。さらに、言葉をしっかり理解させるために、挿絵をペアで一枚配布し、必要なことを書き込む作業も取り入れました。
 視覚に訴えるような資料を豊富に用意したことに加え、ペアによる対話を充実させたことにより、子どもたちも集中して授業に取り組んでいました。




 放課後の事後研修会では、本日の中心授業をもとに、各自が今後授業を行うにあたり大切にしたいことを話し合いました。兼子修美育成指導主事には、多くの資料を準備していただき、様々なことを教えていただきました。
 その結果、子どものつぶやきをしっかり聞き焦点化することで対話の糸口をつかむこと、国語はすべての教科の基礎になるものであるので言葉を大切にし教科書の文章に立ち返ること、動作化などをさらに充実させ文章の内容を深く理解させることなどを確認することができました。

本校職員を対象に「ピアサポート」研修

2019年11月11日 18時26分
全体

 本日(11月11日)、浜松市教育委員会教育総合支援センターに籍を置く山口健治氏をお迎えして本校職員を対象にピアサポート研修会を開催しました。本校職員に加え、神明中学校の養護教諭や磐田市教育委員会学校教育課の指導主事も参加してくれました。


 山口氏は、スマートフォンなどの普及で子どもたちの社会的スキル(コミュニケーションスキル)は低下傾向にあり、他の子のお世話ができる子も減ってきていることから、何となく学校生活に不安を感じている子どもが増えていると指摘しています。そのうえで、ピア(仲間)・サポート(支援する)活動を、「仲間同士で相互に支えあう活動であり、いじめや不登校を起こりにくくするための予防的な取組のひとつ」と紹介してくれました。
 講義の後の演習では「私のハート」というものを3人1組で行いました。参加者全員にハートが書かれた用紙が配られ、各自、今の自身の心持ちを色や模様で表現しました。その後、1人がなぜこのように表現したのかを説明し、聴いている2人がそれに対して質問し、感想を述べるというものです。最初は少々緊張気味に始まった研修でしたが、演習が進むにつれて、職員は笑顔になり、会話も弾んでいきました。



 この様を山口氏は、「良好なコミュニケーションのサイクル」であると説明をしてくれました。聴いている人が肯定的関心をもって共感してくれる、そうすると話す方も自己肯定感が高まり、もっと話したくなる、つまり聴く人の態度が大切だということです。

 今回の研修会で学んだことを、明日以降の教育活動の中で生かしていき、「人とかかわるっていいものだ」と職員自身が再確認することはもとより、子どもたちにも味わってもらえるような取組を進めていきたいと考えています。

スズキ自動車磐田工場へ見学(5年 社会科)

2019年11月1日 17時00分
5年

 5年生の社会科では、優れた工業製品を生産するための様々な工夫や努力について学習します。これまで、教室の中で日本の工業についての学習を行ってきたわけですが、この日(11月1日)は、実際に工場に行き、これまでの学習内容を深めてきました。

 工場内では、鉄板を切断したり変形させたりする過程から完成検査を受けるまでの様々な工程があるわけですが、この日は、様々なパーツを溶接するところと、ボディにエンジンやシートなど様々な部品を取り付けるところの2つの行程を実際に見学することができました。
 思った以上に多くの機械があること、人も機械もてきぱきと正確に動いていることなどを見ることができ、工場内の迫力に圧倒されたようでした。さらに、働きやすくするための工場内の工夫なども知ることができ、5年生にとって有意義な時間となったようです。

手話で自己紹介ができるようになったよ(4年 総合的な学習)

2019年10月29日 16時35分
4年

 これまで4年生は、総合的な学習の時間の中で、弱視や全盲の疑似体験、視覚障害がある人の話、盲導犬と暮らす人の話など、福祉に関する様々な活動を行ってきました。
 
 本日(10月29日)は、磐田市ボランティア連絡協議会にも加盟している「はるにれサークル」の高橋さんに来校していただき、手話について教えていただきました。
 今日の目標は、「指文字を使って、簡単な自己紹介を手話でできるようにしよう」ということでした。指文字の成り立ちなどを高橋さんから教えていただいた後は、子どもたち自身で、自己紹介の定型文を手話に直していました。


 授業の終わりに、高橋さんから「みんなの前で自己紹介をやれる人はいますか?」と投げかけられると、多くの子どもが挙手をしました。いかに集中して授業に取り組んでいるかが分かる一コマでした。

三小合同自然体験学習事前交流授業(5年)

2019年10月28日 16時44分
5年

 本日、向笠小・大藤小・岩田小の5年生が、大藤小学校で交流会を行いました。まず、3つの小学校の合同グループで、顔合わせをしました。英語で自己紹介をし合い、その後班長を決め、下山ウォークラリーでのグループのめあてについて話し合いました。始めは緊張していた子どもたちも、話し合いを進めていうちに、笑顔がたくさん見られるようになりました。次に、マイムマイムのダンスや歌の練習をしました。最後にキャンドルのつどいの練習をし、流れを確認し合いました。事前に他の小学校の児童と交流することを通して、他校の児童とも仲間意識をもつことができました。


秋のお店屋さんに年長児を招待(1年 生活科)

2019年10月28日 10時56分
1年

 これまで1年生では、生活科の時間に「幼稚園の年長さんを招待するのに、どんなものを作ろうか」とアイディアを出し合いました。すると、まと入れ・くじ引き・なぞなぞ・魚釣りのほか、秋のものを使ったどんぐりゴマ・けん玉・やじろべえなど、多くのアイディアが出ました。
 その後、作りたいものが同じ子ども同士が集まり、作業を進めてきました。作りたいおもちゃを作るということで、子どもたちは時間を忘れて、おもちゃ作りに熱中していました。
 今日は、招待した向笠幼稚園の年長児たちに、ゲームの仕方を教えたり、景品をあげたりして、積極的に交流する姿が見られました。幼稚園の子どもたちにとっても、小学校の楽しさを感じてもらえた有意義な時間になったと感じています。



「つながり」「かかわり」を深めた修学旅行(2日目)

2019年10月26日 09時40分
6年

 2日目の午前中の最初は、3つのコース(江戸切子・江戸文字提灯・扇子)に分かれ、体験活動を行いました。さらに、体験後には様々な質問を行いました。江戸切子コースでは「どうして職人になろうと思ったのですか」「仕事の魅力は何ですか」など物づくりにかける思いなどもインタビューしていました。それに対して、職人さんから「技術に終わりはありません。常に上を目指しています。」「単純な模様はごまかしがきかないのでかえって難しいです。」などの言葉も引き出せていました。




 体験活動後は、浅草寺及び仲見世通りの散策を行いましたが、傘をさしていても洋服や靴がびしょびしょになってしまうような、あいにくの雨模様となりました。


 午後は、東京スカイツリー内をグループで自由に見学しました。ここでは、雨に加えて強風という悪天候でしたが、天望デッキから見る外の景色は、雲がものすごい勢いで流れていく合間から東京の街並みを見ることができ、何とも幻想的なものでした。



 すべての行程が終了し、学校に到着した後、添乗員さんから「向笠小の6年生は本当に仲がいいですね。いろんな学校でグループがバラバラになったなどの問題を目にしますが、この学校ではそういうことが一切なかったですね。素晴らしかったです。」とほめていただきました。
 帰着式では、校長からも「出発式で3つの期待する姿についてお話ししましたが、皆さんの行動は3つとも期待以上の素晴らしいものでした。ぜひ、家に帰ったら家族にお土産話をいっぱいしてください。これは私からの宿題です。」と子どもたちをほめました。

 今回の修学旅行では、バスや新幹線の座席、グループ編成において、意図的に多くの子どもたち同士がかかわれるような設定をしたこともあり、これまで以上にお互いの良さを見つけることができたのではないかと感じました。さらに、添乗員さんからもあったように、グループで協力して行動し、集合時間の5分前には全グループが集合場所にしっかり集まるなど、他を思いやる行動が随所に見られました。
 今回の修学旅行をとおして、「この仲間とならば、今後もいろんなことを乗り越えてゆける」と感じることができたのではないかと思います。

「つながり」「かかわり」を深めた修学旅行(1日目)

2019年10月26日 09時35分
6年

 10月24日(木)・25日(金)の1泊2日で、東京訪問での修学旅行を行いました。6年生28名全員がそろって出発式を行うことができたことにまず安堵しました。
 出発式では、校長から子どもたちに期待する姿として①先生に頼らず自分たちで進んで行動する(自主)、②友達(グループ)で協力して課題を解決する(自治)、③修学旅行を通して出会うすべての人の気持ちを温かくする(貢献) の3つを話しました。

 浜松駅から東京駅まで新幹線で移動しました。他の乗客に迷惑にならないような行動に気を付けていたこと、降りるときに座席のシートを戻すようお互いに声を掛けていたことなど、子どもたちの規範意識の高さを垣間見ることができて頼もしく感じました。

 午前中は国会議事堂を見学しました。磐田市出身の国会議員である宮澤博行氏に出迎えていただき、国会での仕事を教えていただいたり、名刺をいただいたりしました。


 
 午後は、江戸東京博物館の見学後、上野恩賜公園に移動しました。ここでは、事前に作成した磐田市や向笠小の魅力を掲載したパンフレットを、公園内の観光客に渡しながらお話をする活動を行いました。少々はにかみながらも笑顔で応対する子どもたちの姿が印象的でした。その後、動物園や博物館・美術館をグループで自由に見学しました。


3年生 動物愛護教室

2019年10月17日 15時50分

3年生が、動物愛護協会と犬の飼い主の方々の御協力をいただき、動物愛護教室を行いました。
初めに、獣医師の渡先生から、犬を世話をするとき気を付けることや犬とのかかわり方について教えていただきました。
そして、聴診器とスピーカーで犬の心臓の音を聞かせてもらい、3年生の代表児童の心臓の音と比べたりして、同じ「命」であるということを鼓動を通して実感しました。
      


その後、動物愛護協会の方から、犬との触れ合い方を教えていただきました。

飼い主さんと同行した犬と触れ合い、子どもたちから「かわいい。」「おりこうだね。」と声があがりました。飼い主の方や犬と触れ合うことで、人も犬も同じ生き物で、大切な命があることを感じた子どもたちでした。

おもちゃを作って、幼稚園の子を招待したよ(2年 生活科)

2019年10月17日 12時18分
2年

 2年生では、生活科の授業を中心に、図画工作や国語とも関連させながら、いろいろな材料を使って動くおもちゃ作りを進めてきました。本日(10月17日)、自分たちで作ったおもちゃで一緒に遊ぼうと、向笠幼稚園の年中児を招待しました。
 これまで、2年生はどんなおもちゃを作りたいか、各自で案を練ってきました。その後、同じようなものを作りたいと考えた子ども同士がグループになり、一緒に制作を始めました。実際に制作を進める中で、「もっと勢いよく動くために、材料を変えてみようか」とか「輪ゴムのかけ方などを変えたらどうだろう」など試行錯誤しながら作りました。さらに、幼稚園の子どもに楽しんでもらえるように、おもちゃの模様や色遣いなどにも気を配りました。
 当日は、ゲームの景品を用意したほか、ゲームのルールを幼稚園の子どもたちに分かりやすく説明する姿も見られました。