本校では、一人一台端末の利用に向け、5月15日(土)に4年生から6年生が一斉に端末へのログインを行いました。本格利用に向け、準備が整いました。
5月18日(火)から、5年生では端末利用に慣れるため、毎朝担任から今日の一文字と題した連絡が端末に送られています。数日間で送られた一文字を並びかえると、単語になるというものです。5年生では、毎朝登校すると端末を開いてログインするのが日課となり、毎日の一文字を楽しみにしています。
今年、4月から導入された一人一台の端末ですが、子どもも教員も、まず、使うことに慣れるところから始めています。
教員は放課後など時間のある時に、端末を開き、課題の配信の仕方、連絡メールの出し方、アンケートの取り方など、基本操作を含め、自主的な研修を行い、利用に関する理解を深めています。
本校では、月曜日、水曜日、金曜日の週3日、1時間目を15分延長して60分授業を実施しています。15分延長することで、教室移動を伴う音楽科や体育科の授業、準備片付けがある理科や図工科の授業内容を充実させます。写真は5月12日(水)の1時間目に5年生が体育の授業に取り組んでいる様子です。現在高学年では、体育科の授業でティーボールを行っています。
体育科の授業で行っているティーボールは、昼休みの子どもたちの活動に変化をもたらしています。自主的にキャッチボールをする児童が出始めました。授業での学びが、遊びにも好影響をもたらしています。
5月7日(金)、第1回学校運営協議会(向笠小・向笠幼稚園合同:トンボの会)が開催されました。
この会は、「学校・家庭・地域・関係機関が連携し、向笠小学校児童並びに向笠幼稚園園児の健全育成並びに学校教育活動の充実に向けて、運営協議会の意見や提言を学校運営に反映させる取り組みを行い、より地域に開かれ、信頼される学校・園づくりの推進を図る」という目的のもと、向笠地域づくり協議会、向笠交流センター、民生児童委員・主任児童委員、学識経験者、ボランティア代表、コミュニティスクールディレクター、PTA、それぞれの団体の代表者の皆様(計11名)を委員として組織されています。
まずは5時間目の前半20分程度、本校児童の様子を授業参観していただきました。引き続いて行ったランチルームでの懇談では、本年度の園、学校の経営・運営方針について、園長、校長、教務主任より説明を行い、委員の皆様から参観の感想を含め、御意見・御感想をお願いしました。
「進んであいさつをしてくれた児童が何人もいた。とてもうれしい気持ちになった。」「自習のクラスがあったが、落ち着いて一人一人真剣に学習に取り組んでいてすばらしい。」「2,3か月ぶりに見る子どもたちの姿。短期間の間に、心身ともにぐっと成長している様子を感じた。」「自分も本校の卒業生であるが、当時から縦割り活動が盛んであった。これからも向笠の強みとして大事にしてほしい。」「他県で学校管理下の痛ましい事故があった。専門業者の手も入れて、安全管理をしっかりと行ってほしい。」「大人も様々な場所で見守っているが、交通安全には十分注意してほしい。」など、子どもたちのよさ、学校への期待など、貴重な御意見や御感想を、たくさんいただきました。
次回(10/28)の学校運営協議会の際には、委員の皆様に、さらに成長した本校の子どもたちの姿を見ていただきたいと思います。