この日(10月27日)は、協議会委員が一同に会し、「第2回向笠小学校・向笠幼稚園運営協議会(向笠トンボの会)」を実施することができました。第1回目は、新型コロナウイルス感染症対策の一環から大人の方を校内に入れることを控えていたため、今回が本年度初ということになります。
まず、幼稚園での保育の様子を見ていただいた後、小学校の授業参観をしていただきました。その後、ランチルームに入っていただき、中間評価の状況と取組や今後の学校運営について園・小学校から説明をさせていただきました。
委員の方々からいただいた意見は概ね下記の内容になります。いろいろな意見をお伺いして、優しく背中を押していただいたような温かな気持ちにさせていただきました。
○ 授業参観から
・ 学習の構えができていた。教師と子どもの一体感のようなものを感じた。
・ 言葉の意味などを先生が分かりやすく丁寧に教えていた。
・ 全体的に落ち着いている。丁寧な授業がなされており、お客さんが来ても、子どもたちは自然体で授業にのぞんでいた。
・ 一方的に先生が教え込んでいるといった感がない。温かな雰囲気であった。
○ 廊下の掲示物などから
・ 掲示されている子どもの絵がとても楽しそうである。コロナ禍における精神的な影響等は感じられない。
・ ノートをコピーして掲示されてあり、子どもにとってもノートの取り方の見本になると思う。
○ 運動会の様子から
・ 上級生が下級生を助けるような優しい姿が見られた。
○ その他
・ 鉛筆の持ち方や姿勢に課題を感じる子どもが散見される。
・ 今後、コロナが落ち着いたら、ぜひ子どもたちに地域行事に参加するように呼びかけてほしい。学校と地域が協力して、「強い子ども」に育てていきたい。
・ 今後も「子どもファースト」の学校運営を。学びを通して、お互いのかかわりを通して、子どもたちは学校への愛着を強められるし、ひいてはそのことが保護者の信頼につながる。
今日の出来事
前回、「今年度の運動会を貫く大きなテーマの一つとして「異学年交流の充実」が挙げられる」と書きましたが、これはファミリーグループに限ったことではありません。徒競走と表現種目については、低・中・高学年の学年団でのまとまりで実施しました。
表現種目については、これまでもホームページの中で、練習風景をたびたびお伝えしてきましたが、どの学年も、練習以上のものを発揮できたように感じています。
<低学年>
<中学年>
<高学年>
徒競走も、違う学年の子と走るということで、緊張した子もいたかもしれません。運動会が終わった後、何人かの子どもたちから「○位になったけど、楽しかった」「一生懸命走れたから良かった」とすがすがしい感想を聞くことができて、少し嬉しくなりました。
<低学年>
<中学年>
<高学年>
保護者の方からは、「先生方の熱い思いがこちらにまで伝わってきました」「忍者の如く片付けや準備等、動作一連が流れるように進んでいて素晴らしい」と、先生たちのことまでほめてくださる声もあり嬉しく思ったところです。
最後になりましたが、閉会式後、多くの保護者の方が会場に残って、テントなどの片づけを行ってくださいました。ある保護者の方に「最後まで片づけをやっていただきありがとうございます」とお声を掛けたところ、「いえいえ、普段は何もできませんから・・こんな時でないと・・」と明るく返していただきました。保護者や地域の方々に支えられた運動会だったと強く思っています。