学校日誌

可愛らしい子育ての様子を目の当たりにして

2020年5月19日 17時22分

 校長室で一人仕事をしていると、廊下側から甲高い小鳥の声が聞こえてきます。本校は自然豊かな環境に囲まれていますので、普段ならあまり気にもならないのですが、あまりに長い時間聞こえるので何かなと思って窓の外を見ると、なんとツバメが巣作りをしていました。

 
 本来ツバメは、天敵であるカラスなどから身を守るために、あえて人間が多い場所に見えるように巣を作るといわれていますが、まさに巣の中にはツバメのひながいて「餌が欲しい」と甲高い声をあげていたのです。餌を取りに行っていない方の親鳥はじっとして巣を守っています。
 一生懸命に子育てをしているツバメを見ていると、何となく気持ちも和むとともに、私たちもコロナ等に負けず子どもたちをしっかり守り育てていかなければという思いを一層強くしました。

地元企業さんからご寄付をいただきました!

2020年5月13日 14時00分

 本日(5月13日)午前中に、株式会社コーシンサービスさんから、消毒用のアルコール除菌剤(15kg一斗缶)をいただきました。さらに後日、職員及び児童用にマスクもいただけるとのことでした。
 お礼のお電話を入れさせていただいたところ、「地元企業として何ができるか社員みんなで考えたところ、こういう形になりました。ぜひ、お役立ていただければと思います。」とお話ししてくれました。
 ぜひ、学校再開に向けて有効活用させていただくとともに、私たち学校側も地域のために何ができるのか、子どもたちとともに考えていきたいと思います。

ボランティアグループ「金曜クラブ」の皆様が花壇の手入れ

2020年5月12日 10時07分

 9日(土)の朝、ボランティアグループ『金曜クラブ』の皆様が、正門付近の花壇の手入れに来てくださいました。
 「昨年度植えたチューリップがこの春大変きれいに咲いたが、休校になってしまい、子どもたちに見てもらえなくて残念だよ。」とお話されましたが、入学式前の休日に、親子そろって花壇の前で写真撮影に来てくださった御家庭があったことや、休校前の4日間(4/7~10)子どもたちは、きれいな花壇を目にしながら元気よく登下校していたことをお伝えすると、大変喜んでおられました。
 学校が、地域の皆様に支えられていることを心から感謝いたします。ありがとうございました。



新しいジャンピングボードを制作

2020年4月30日 16時31分

 臨時休校期間が5月31日(日)まで再延長されることとなりました。学校再開時にはどの子も意欲をもって登校できるよう、一人ひとりの子どもに寄り添いながら個に応じた支援を行っていきます(詳細については、後ほどお知らせします)。

 今日は、用務員が新しいジャンピングボードを3台制作してくれました。学校再開時にはこの新しいボードに乗ってピョンピョン跳ねながら縄跳びなどを行う子どもたちの笑顔を想像しながら、これまで以上に見た目もきれいで強度も高いものを作ってくれました。
 休校中に学校に来たときには、ぜひ子どもたちにはピョンピョンしてみてほしいと思っています。

郷土の歴史や自然を学ぶ(休校中の研修風景から)

2020年4月29日 10時41分

 新型コロナウイルスの影響から休校措置が取られて久しいわけですが、その間も職員は、再開後の教育活動を充実させるために、自ら研修に取り組んでいます。今日はその中の一つを紹介します。

 4月23日(木)には、全職員が数台の車に分かれて、向笠地区にある豊かな自然や歴史、産業に触れる機会を持ちました。これまで長く本校に勤務している職員が先生となり、それぞれの場所の特徴や授業での活用方法などについて新しく来た職員にレクチャーする姿も見られました。

 つづいて、4月28日(火)と5月1日(金)には、磐田市の代表する史跡である旧見付学校、旧赤松家に訪問するよう計画を立てています。現在、これらの施設は関東圏からの来客も数多くあるため現在閉館となっていますが、教職員の研修のためならと特別に開けていただき、館長さん自らいろいろと解説していただきました。
 旧見付学校では、この建物が現存する日本最古の木造擬洋風小学校校舎であることや磐田の人々の教育への思いなどを聴くことができました。旧赤松家では、赤松則良と勝海舟との関係や、その子孫が初代磐田市長であることなども聴くことができました。さらにこの2施設訪問後に、埋蔵文化財センターにも足を運び、「三角縁神獣鏡」も見せていただきました。大和朝廷の時代から、この磐田の地は中央と深いつながりをもっていたことが分かるものでした。
 これらの活動を通じて、職員一人一人が地域のすばらしさを肌で感じることができましたし、学校再開後に子どもたちに伝えたいと強く願っています。

(旧見付学校にて館長さんからお話を伺っている様子です)

(旧赤松家門前にて、館長さんからお話を伺っている様子です)