学校日誌

ファミリータイムで本の読み聞かせ

2020年6月9日 17時05分

 異学年交流の充実という目的で日課表の中に「ファミリータイム」を週2回設定しています(詳しくはこちら)。本校では、先週からの2週間を「読書週間」と位置付けていることから、6年生は、今週のファミリータイムで下級生に本の読み聞かせを行おうと企画を立てました。

 6年生は、どんな本を読めば下級生が喜んでくれるかを考えながら、一生懸命に本を選びました。そのことに加え、今日を迎えるにあたって、家庭の中で家族を相手に何度も読み聞かせの練習も重ねてきました。

 下級生も今日の読み聞かせを楽しみにしていたようです。中には、「今日の昼休みは運動場に行かないよ。だって、読み聞かせに遅れたくないもん。」と話してくれた子もいました。6年生の頑張りのおかげで、下級生もファミリーグループで触れ合うことを楽しめているようです。


ファミリータイムに見る「自主・自治」

2020年6月5日 07時32分

 この日(6月4日)は、今年度2回目のファミリータイムです。今年度から日課表の工夫で生まれた時間で、昼休み後の15分間、週に2回設定しています。前回は初めての顔合わせでしたので自己紹介などを行いお互いを知ることから始めました(詳しくはこちら)。

 下の写真を見ていただくと、「仲良くやっているなあ」「楽しそうだな」とは思うでしょうがそれ以上の特別の何かがあるようには見えないでしょう。



 
 でも、よく見ていただくと、どの写真にも教師の姿が写っていないのです。このことがすごいことだと感じるのです。もちろん、教師は職員室でくつろいでいるわけではありません。運動場にいるのですが見守り(黒子)に徹しています。

 リーダーである6年生は、事前に立てた計画を職員室前の掲示板に貼り出しておきます。昼休みの間には、運動場にラインを引いたり、遊びに使うものを用意したりして、6年生は準備を進めます。時間になったら下級生は指定された場所に集まり6年生の指示に従いながら協力して遊びに参加します。

 15分という時間は、だらだら過ごすと何もせずに終わってしまうほどの短い時間です。でも本校の子どもたちは汗びっしょりになって自分たちだけで異学年での遊びを楽しむことができます。これこそが「自主・自治」の姿だと感じました。

計画委員会の取組を紹介します(キャラクター紹介、マスクのお礼)

2020年6月3日 13時40分

 先日、株式会社コーシンサービスさんからマスクを一人一箱ずついただいたことはホームページにてお伝えをしました(詳しくはこちら)。計画委員会の子どもたちにこのことを紹介したところ、「みんなで何かお礼をしたい」ということになりました。

 委員会で話し合ったところ、全校児童に、花をかたどったメッセージカードにお礼の気持ちを書き込んでもらい、それを合わせて1枚の「ありがとうの木」に仕立てるということになりました。
 では、いつ、そのことを全校児童にお願いをするのかということになり、給食もみんなで一緒に食べることができなくなった今、計画委員会の子どもたち自身が各教室を回って説明しようということになりました。


 本来であれば、4月30日に予定していた「1年生を迎える会」で紹介するはずだったキャラクター紹介もこの時に一緒に行いました。初めてキャラクターに扮した計画委員会の子どもたちに1年生の子どもたちは興味津々だったようで、中には紹介が終わっても廊下まで一緒についてくる子もいたほどでした。

 計画委員会の子どもたちは、みんなで作った「ありがとうの木」をもって、6月10日(水)にコーシンサービスに行き、全校児童を代表してお礼を言いに行くという計画を立てています。
 子どもたちのこうした自主的な動きがとても嬉しいですし、今後も私たちは、子どもたちの「やりたい」を引き出し全面的にサポートしていきたいと考えています。


感染症予防のためにできることを

2020年6月2日 13時27分

 学校再開から一週間余りが経過しました。子どもたちは、ほとんど欠席もなく元気に学校活動を楽しんでいる様子です。私たち教職員においても、感染症予防のためにいろいろな場面を想定しながら環境を整えてきました。

 しかし、昨日の夕方、本校で給食を作ってくれている調理員から「調理室からランチルームを見ていると、知らず知らずのうちに密接の状態ができてしまっているようで不安です。」との進言があり、急いで関係職員で再度点検を行いました。ランチルームで給食を食べる人数がそもそも多いのではないかとの結論に至り、その後、急遽、机や椅子などを職員室にいた職員全員で並び替えました。


 今日(6月2日)から、低学年がランチルームを使い、高学年は各教室で給食を食べることになりました。今後も、教育活動を進める中で、どんどん改善を図っていきたいと考えています。

 さて、上記の新聞記事は先日、学校でクラスターが発生した北九州市教委の対応についてですが、こういったことは私たちの身の周りでも起こりえることだと感じています。子どもやご家族の方に発熱等の症状がある場合、登校させるべきか否か保護者としても迷うところだと思いますので、そういったときは事前に学校に相談をかけてください。よろよろしくお願いします。

図書室の廊下掲示が華やかになりました!

2020年5月29日 17時57分

 最近、放課後に足しげく通ってくださるのは、「図書ボランティア どんぐり」に所属している地域の方です。図書室の廊下掲示を新しくはり替えてくださっていました。

 内容も、学年別の人気ベスト5やお勧めシリーズ本の紹介、お話し迷路・・などといったもので、子どもたちの興味関心を引きそうな考えられたものばかりです。
 「一人でも多くの子どもが本に興味を持って、図書室に通ってくれるようになると嬉しいです」と話してくださいました。「言っていただければ、私たちにできることはやりますから。」とも。
 
 子どもが読書をすることで言葉を学び、感性を磨き、表現力も高められると考えています。今年度は、休校期間中の三者面談の際にも、図書室に寄って本を借りられるようにするなど、昨年度以上に読書指導にも力を入れています。地域のボランティアの皆さんにもお力添えをいただきたいと考えていますのでよろしくお願いします。