保健室から
12.18 感染症対策.docx
文部科学省の衛生管理マニュアル「新しい生活様式」の改定を受けて、向笠小学校の感染症対策も改訂しました。
↑にpdfファイルを載せていますが、主な改訂点は以下の通りです。
<換気について>
・普通教室は、対角の窓を常時10cm~20cmずつ開けておく。
・毎朝、学級担任が教室のエアコンをつけておく。
(朝の掃除中は一斉換気を行う。)
※エアコンの温度は、気温や状況に応じて設定する。
※開いている窓にカーテンがかからないようにする(カーテンにより十分に換気されないため)。
・廊下の窓は、使用していない教室の前の窓を常に開けておく。
・子どもたちは、温かい服装を心がける。
・教室内は場所によって寒さが異なるため、上の小窓や廊下側の欄間を開けるなど工夫する。
<マスク着用について>
・原則マスク着用
・体育の授業では、マスクを着用することによって呼吸が苦しくなる場合には、身体的距離を保ちながら外して良い。
・登校後や体育の後など、外でマスクを外していても、後者に入る前に必ず昇降口でマスクを着用する。
以前と大きくは変わりませんが、マスクの着用についても再確認しました。
<音楽科の授業について>
歌唱・・・原則マスクを着用し、前後左右ともに最低1mの間隔を空ける。常時換気をし、近距離での大声を避ける。
器楽・・・吹いて演奏する楽器(鍵盤ハーモニカ、リコーダー)を扱う際にはマスクを外すことから、周囲との会話を避けるなど、より一層の注意を払って活動する。また、吹いて演奏する楽器の使用については、地域の感染状況によって対応する。
<その他>
特別教室にはエアコンが設置されていないため、対角の窓を常時10cmずつ開けておく。
以上の内容について、職員で共通理解を図りました。寒さによる健康被害を生じないように、換気と保温を適切に行っていきます。
ほけんだより
ほけんだより 12月号.pdf
来週は持久走記録会があります。体調をととのえて、全員が全力を出し切れると良いですね。御家庭での健康管理をよろしくお願いします。
掲示
12月の保健目標は「正しい手洗いと換気をしよう」です。
石けんできれいに手を洗っているつもりでも、指先、指の間、親指、手首は汚れが残りやすいと言われています。正し手洗いと換気で、感染症を予防しましょう。
ほけんだより
11月 ほけんだより.pdf
寒い時期の服装について考えてみましょう。体温調節と清潔のために下着を着ること、上手な重ね着ができるといいですね。下着を着る目的、重ね着のポイントを覚えて、寒い冬を元気に過ごしましょう。
掲示
朝晩は特に寒さを感じる季節になりました。昼間は運動して暑くなることもあるので、上着を脱いだり着たりして調節しましょう。湿度が下がり、かぜをひきやすい季節でもあります。食事・睡眠をしっかりとって、運動して、ウイルスに負けない体をつくりましょう。
保健室から
本日、令和2年度の学校保健委員会を開催しました。御出席いただいたPTA役員の皆様ありがとうございました。
養護教諭と体育主任より、今年度の健康診断結果・保健室利用状況・保健の取り組みについての報告、運動の取り組みについての報告をさせていただきました。
講話では、「メディアと心身の健康」と題して、スクールカウンセラーの長谷川眞子先生に、メディアの利用方法や利用時間の課題解決に向けて、以下の取り組みについてお話していただきました。
1 課題解決に向けて
(1)家族全体で取り組みたいこと
①規則正しい生活
生活リズムを整えて、脳を活性化して健康を守る。早く寝かせればきちんと起きることができる。朝ごはんをしっかり食べて、エネルギーを補給することも大切。生活リズムが安定すると、心も安定する。
②ネット・ゲームを急に遮断することは避ける
子どもにとって、今楽しみにしていることを取りあげることになるため、家族の話し合いで少しずつ調整する。
③会話を増やす
ネットやゲームの好きなところ、楽しいところを聞いてみる。気持ちを理解しようとする。親もゲームの内容を知っていると、会話のきっかけにもなる。夢中になる理由を知る。
④家事を頼む
本人の生活面での達成感や自己肯定感を上げる。生活力をつけていくためにも、男女ともに必要。お手伝いをポイント制にして、ポイントがたまったら、子どもにとって良いことがある(何か買ってあげるのではなく)というふうにしている家庭もある。
⑤本人と話し合ってルールづくりをする。
利用時間が長いようなら、少しずつ減らしていく。本人の意見を主体にルールを考える。「利用時間を30分減らす」など。無理なく達成できるルールにする。
⑥家族全員でオフラインにする時間を決める
家族みんなでがんばっている、という気持ちになる。子どもだけではなく、みんな平等に。毎日ノーメディアタイムを設けるのも良い。
⑦家族で楽しむ時間を生み出す
ノーメディアタイムに、家族でトランプやボードゲーム、散歩、運動をする。家族で楽しむことは、なんでも話せる雰囲気につながる。
(2)本人が取り組みたいこと
①メディアの利用時間を確認する
1日の生活の流れを記入して、ネットやゲームの利用時間を自分で把握する。
②利用時間を見直す
利用時間の上限を決める(1日〇時間から〇時間に減らす!など具体的に)。
2 人の身体は自分の脳にコントロールされている
快感を得るとやめられない→依存性につながる。ゲーム・ネットだけでなく、薬物、ギャンブル、買い物、甘い食べ物なども。心ではダメだと思っていても、脳が快感を覚えてしまっている。
3 ゲーム依存症(ゲーム障害)
脳のバランスが崩れてしまっている→感情のコントロールが難しくなる。
WHO(世界保健機関)では、2019年5月に「ゲーム障害」を新たな依存症として認定している。
4 今後の人生を左右するかもしれないもの
〇ストレス耐性を高める
いかなる困難があろうとも、自分で向かっていく力、良い方向に自分で努力する力が求められる。何かを選択した結果、うまくいかないこともあるが、子どもが自分で判断することで、失敗から学んでいく。選択肢を用意してあげるのも良い。なんでも親が決めてしまうと、失敗しても親のせい…になってしまう。自分で決めたことをほめる、認めてあげる。
〇自己肯定感を自分で高められる力
困難に向かうとき、自死を選ぶかもう一度やり直そうと思えるか、自分の有用感を感じて生きていけるように、親や教員など、周りの大人が育ててほしい。「アサーション」という考え方(相手もOK、自分もOK)。親は子どもよりも強い立場にあるが、子どもも一人の人間。一つでも良いところをほめてあげる。「生きていてくれてありがとう」という気持ちで生活する。
事前に保護者の方からいただいた質問への回答については、ほけんだより11月号に掲載する予定です。メディアの利用方法について、改めてお子さんと話をしていただけたらと思います。
保健室から
本日、6年生を対象に、薬学講座を実施しました。学校薬剤師の高柳先生より、医薬品の正しい使用方法、酒・たばこ・薬物乱用の害についてお話いただきました。
医薬品の使用方法についての話では、鉄剤の入った薬をお茶で飲むと…という実験をやらせてもらいました。全員が、薬は水で飲むのが正しいと知っていましたが、なぜ水で飲む必要があるのか、目に見えてわかりました。薬局で薬を処方された際には、疑問があれば薬剤師の先生に質問してみましょう。
酒やたばこの害についても、知識がある児童もいましたが、実際にたばこのパッケージの注意事項を見せてもらったり、喫煙や飲酒をするとどのような害があるのか詳しく教えてもらったりして、知識が深まったようです。
薬物にも様々な種類があり、大麻についても話をしていただきました。一見、薬物には見えないパッケージで売られているものがあることも知りました。酒やたばこ、薬物の誘いを受ける機会があっても、断る勇気を持ってほしいと思います。
終了後の感想には、「今までは、たばこ・お酒・薬物を使ってはいけない理由まで知らなかったけど、今日の話を聞いて理由がわかったので、これから気をつけていきたい。」「大麻は身近にひそんでいることがわかった。」「薬物乱用やたばこの害についてよくわかった。大人になっても誘いをしっかり断りたい。」などがありました。
保健指導
2日(金)、6年生に健康の日の指導を実施しました。
はじめに、「目の症状」と「体の症状」から、「目のつかれ度チェック」をしました。つかれ目は、ピントを合わせる筋肉である毛様体筋が緊張することによって起こります。この筋肉は、遠くを見ているときはリラックスしていますが、近くを見ているときは緊張しています。長時間、緊張状態が続くことで、目が疲れやすくなります。
読書をするとき、テレビやゲームの画面を見るときの姿勢や時間に気をつけることで、疲れ目を防ぐことができます。「目がつかれると知らずに、長い時間続けてテレビを見たりゲームをやったりしていたので、これからは途中で休憩するようにする」など、それぞれが自分で気をつけることを決めました。
今月中に、4・5年生にも同じように指導を実施する予定です。
掲示
10月10日は「目の愛護デー」です。目の健康について、普段はあまり意識していないかもしれませんが、今月は目にやさしい生活を心がけましょう。特に、本・ゲーム・テレビなどを見ると、目の筋肉が緊張して疲れます。なるべく負担がかからないように気をつけましょう。