今年度も持久走記録会を12月11日(予備日:15日)に予定しています。行事の精選が叫ばれ、持久走大会自体をなくした学校もあるように聴いていますが、本校では「記録会」という形で継続しようということにしました。
この日(11月26日)は、本番に向けた試走の1回目が本番さながらに行われました。今年も、低学年は約800m、中学年は約1200m、高学年になると約1600mを駆け抜けます。これまで子どもたちは、昼休みなどを使って、自主的に練習してきたこともあり、総じて前向きに取り組んでいたように感じます。すごく辛そうな表情をしてゴールに戻ってくる子もいますが、途中であきらめる子は一人もいませんでした。最後まで走り切ることが何より重要なことです。
さて、本校ではなぜ持久走記録会を継続したのか…一定距離を走り切ることは決して楽なことではありません。しかし、走り切ることができるだけの心と体を作っていくためには、自分なりに練習計画を立ててやり続けなければなりません。もちろん、本番だって辛くて苦しい場面に遭遇するでしょうが、歯を食いしばって頑張ることも必要になります。そういった「たくましさ」を子どもたちに身につけさせたいと考えたからです。さらに、同じ考えは、昨年度、保護者の皆様からのアンケート結果からも多く見られました。
試走を終えた子どもたちを見ると、私は明らかに昨年度からの成長を感じました。「逞しさ」「自信」といったものを多くの子どもから見ることができました。ぜひ、ご家庭におかれましても、何位などという結果だけに目を向けるのではなく、子ども自身の頑張りに目を向け認めてあげてください。なお、次回の試走は12月2日(水)に予定しています。
<高学年女子のスタートの様子>
<高学年男子の様子>
保護者の方々に授業の様子を観ていただくのは、9月18日の学校公開日以来となりました。今回は、感染症対策を講じて、保護者の皆様にも安心して参観いただけるようにしました。その一端を紹介します。
最も人数が多い2年生は、広い体育館で幾つかのグループに分かれて、跳び箱を行いました。
他の学年については、クラスの隣の空き教室(多目的教室)を有効活用することとしました。1年生は、先日まで秋のものを使って楽器やおもちゃを作ってきましたので、2つの教室に分かれて、保護者の皆さんに一緒になって遊んでもらいました。4年生は算数の授業で複雑な形の面積の求め方について、2つの教室に分かれて、グループごとに話し合いを行いました。5年生は、先日の社会科見学で分かったことをテーマごとに発表する授業でしたが、2つの教室に発表する班とそれを聴く班の2班だけが入り、交互に交代することで、全員の発表を聴ける仕組みにしました。
<1年生>
<4年生>
<5年生>
保護者の皆様には、学級内での一斉授業の場面では、教室に入っていただけるのは10名程度とし、あとは廊下での参観をおねがいするなど、大変ご不便をおかけしました。懇談会にも多くの方が残ってくださり嬉しい思いになりました。この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
この日(11月21日)は、天候にも恵まれ、ファミリーグループごとに分かれて地域探訪を行う「ファミリーウォークラリー」が行われました。6年生は、7月から候補地の視察、電話での訪問依頼等を行ってきました。その後、ファミリータイムなどを使って、訪問場所とコースを決めてきました。
今日は、向陽中学校から17名の生徒がボランティアとして参加してくれました。さらに、向笠青少年健全育成会や向笠地区子ども会育成者会から14名の方々にもチェックポイントに入っていただきました。保護者の方々も、沿道に立って子どもたちが通るのを優しく見守ってくれていました。本当に、地域みんなで子どもたちの様子を応援してくれているような温かい雰囲気の行事になりました。そのような様子を写真で振り返ってみたいと思います。
<出発式> ファミリーグループごとに並んでいます。計画委員会から、今日のめあてとして①ファミリーの絆を深めること ②向笠の歴史や文化を知ること の2つを再確認しました。なお、職員室には大きな地図を用意して、どのグループがどこにいるのかを分かるように工夫しました。
<各チェックポイントでの様子> それぞれの場所でいろいろな体験や見学をさせていただきました。初めて見ることも多かったようで、子どもたちは驚きの声をあげていました。中には、野菜やボールペンなどのお土産までいただいて大喜びの子もいました。