本校の委員会活動は、下表のとおり7つの委員会で構成されており、5年生以上の子どもたちがいずれかの委員会に所属しています。下表には、各委員会に機械的に割り振られた仕事内容の一部を紹介していますが、本来はこれだけでなく、委員会の子どもたちが「さらに学校をよくしたい」との思いから、創意を生かした活動を積極的に行っています。先日、ホームページにおいて紹介した、計画委員会主催の「
スタンプラリー」や図書委員会主催の「
ファミリー対抗読書王決定戦」等がそれにあたります。
この日(12月23日)は、ランチルームにて、4年生の子どもたちに向けて委員会報告会を実施しました。5・6年生の子どもたちが、委員会ごとに、仕事内容を紹介したり、「こんな人に入ってもらいたい」などのアピールをしたりしました。これらを聴いて、4年生の子どもたちは、「来年になったら、この委員会に入りたいな」と思いを膨らめることになります。
報告会後、4年生は、発表してくれた上級生に向かって「ありがとうございました」と大きな声で感謝を伝える一幕もありました。
この日(12月21日)の昼休みに、低学年の子どもたちを対象に、計画委員会が主催する「スタンプラリー」が行われました。参加する子どもたちは、下の写真にある「スタンプカード」を持ちながら、校舎内を歩き回ります。その中で、計画委員会の子どもが扮するキャラクターに遭遇したらスタンプを押してもらうという、かくれんぼのようなルールになっています。
体育館には、多くの子どもたちが集まりました。計画委員会の代表児童から「校舎内を走らないこと」「キャラクターを見つけても、他の子に大声で教えないこと」「時間になったら体育館に戻ってくること」というルール説明がありました。
キャラクターに扮する計画委員会の子どもたちは、簡単に見つかるような場所にはいません。普段は気にしないような場所に隠れていることが多く、時間になって体育館に戻ってきた子どもからは、「全部のスタンプを集められなかった」「悔しい!」という声が多く挙がっていました。昼休みのひと時をみんなで楽しめるような、面白い企画を計画してくれました。明日は、高学年を対象に行う予定です。
文部科学省は、最新の知見等を踏まえて「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~学校の新しい生活様式」の改訂を行いました。これを見ると、10歳未満及び10代では罹患率が他の年代と比べて低くなっていること、同一の学校において5人以上の感染者が確認された小学校は12件(全体の0.06%)であること、感染経路は小学生の73%が家庭内感染であることなどが報告されています。したがって、極度に感染症に対して恐れる必要はないけれど、決して安心もしてはいけないということだと捉えています。
養護教諭は、本校児童の様子を見て、もう少ししっかりと子どもたちに呼び掛けた方がよいと考えたことを、掲示物にまとめ、子どもの目につくところに掲示しました。
児童昇降口の靴箱には、下の写真のように、「外で運動した後は、昇降口でマスクを着けて教室に入ろう」という掲示を行いました。これは、運動後マスクを外したまま教室に入る子どもが増えたことによる注意喚起になります。
さらに、廊下にある手洗い場には、「歯磨きのマナー」としておしゃべりしないこと、コップでうがいすること、勢い良く口の中の物を出さないことを呼び掛けています。これは、歯磨きをする場がクラスターの原因になっている事例があるという報道を受けての注意喚起となります。
今後、学校では、冬場における教室内の換気について、今まで以上に注意を払っていきます。空気の入れ替えをしながらも、窓を開けることにより室温が著しく低下し、子どもたちや教職員に健康被害が生じないように、エアコンを併用しながら適切に換気する方法を検討し、共通理解を図っていきます。
1 食育委員会「よくかんで食べよう」
職員室前の廊下にクイズのパネルが掲示されています。よく見ると、3問掲示されています。①体にいいのはどの食べ方でしょう? ②よくかんで食べると、どんな良いことがあるでしょう? ③ひとくち食べるのに、何回ぐらいかむと良いでしょう? とあります。
本校では、毎月決まった日を「食育の日」と位置付けてあり、それに合わせて委員会の子どもがテーマに沿った内容を全校に呼び掛けるようにしています。今回は「よくかんで食べよう」をテーマにしています。21日(月)昼の放送にて、このクイズを全校向けに流す予定になっています。
2 BFC(少年消防クラブ)での活動を終えて
11月30日(月)6校時に、BFCの活動の一環として、ロープワーク等を実施したことは、ホームページにおいてもお知らせしたところです。昇降口の掲示板に、活動を行った子どもたちが、感想をまとめてくれています。
「BFCの活動をやって良かった」「教わったことを今後有効に使えるようにしたい」「靴ひもを縛る際に使ってみたい」などの言葉が並んでおり、子どもたちにとって有意義な活動になったことが伺えます。中には、「楽しく学べるので、皆さんも来年は行ってみてください」と、全校児童に呼び掛けるような作文もありました。