修了式で感じたこと(校長室から)
2021年3月18日 12時40分 1年間の子どもたちの成長がギュッとつまったような修了式だったと素直に感じました。まずは、6年生の入場合唱です。本校では、会礼や始業式等の入場は、6年生のピアノ演奏等が通例ですが、今回は6年生全員による「さくら」合唱で下級生の入場をサポートするという粋な演出から始まりました(トップページの動画をぜひご覧ください)。もう、この合唱だけで、この一年間のことが思い出され、私は胸がいっぱいになってしまいました。
次にすばらしかったのは、代表児童の言葉です。各学年の代表に選ばれた子どもが、この一年間を振り返って頑張ってきたことなどを発表したのですが、どの子もマイクなしで後ろまで聞こえるような大きな声で言えましたし、ほとんど原稿を見ることなく前を向いて堂々と話をすることができていました。一人ひとりが「がんばった」と自信をもって言えることに嬉しくなりました。もう一つ付け加えると、「儀式」としての体裁がしっかり整っているということです。修了式に臨むということの意味を子どもたち一人ひとりがちゃんと感じているのでしょう。聴く姿勢や校歌斉唱の歌声など、すばらしかったです。
次にすばらしかったのは、代表児童の言葉です。各学年の代表に選ばれた子どもが、この一年間を振り返って頑張ってきたことなどを発表したのですが、どの子もマイクなしで後ろまで聞こえるような大きな声で言えましたし、ほとんど原稿を見ることなく前を向いて堂々と話をすることができていました。一人ひとりが「がんばった」と自信をもって言えることに嬉しくなりました。もう一つ付け加えると、「儀式」としての体裁がしっかり整っているということです。修了式に臨むということの意味を子どもたち一人ひとりがちゃんと感じているのでしょう。聴く姿勢や校歌斉唱の歌声など、すばらしかったです。
なお、生徒指導主任から「いのち」を大切にする取組に加え、「時間」を大切にすることについても話がありました。ぜひ、4月から良いスタートが切れますよう、春休み中も上手に時間を使って、新年度に向けての準備を進められるよう、声掛けをしてあげてください。
修了式での校長の話は以下の通りです。
今日は、とうとう1年間の終わりの日になりました。
今、各学年代表の人に「修了証書」を渡しました。これは、みなさんがそれぞれの学年で学習すべきことを見事に修了できたという証です。ですからみなさんは、4月から1つ学年が上がることができます。
この1年は本当に大変でしたね。入学式や始業式を行った次の週からは休校となってしまい、次に再開されたのは5月25日からでした。そのあとは、夏休みや冬休みが短くなったり、土曜日も授業を行ったりと、皆さんにも辛い思いにさせたり、不安な気持ちにさせたりしてしまったかもしれませんね。でも皆さんは、クラスやファミリーのみんなと協力しながら、いつも笑顔で前向きに乗り越えようとしていました。皆さんの姿を見て、私の方が元気になることも多かったほどでした。
皆さんはこの1年で確実に成長しました。この後教室で、修了証書を担任の先生からもらってください。そして、この一年をみんなで振り返ってみてください。
さて、明日から春休みです。新しい学年に向けてじっくり考える時間だと思います。4月から、自分の得意なことや好きなことなど、さらに伸ばせるよう、今から準備を進めてくださいね。