校長室から

夏の暑さにおけるマスク着用を考える(校長室から)

2020年6月12日 19時07分
保護者向けの話

 最近は、新型コロナウイルス感染症予防と熱中症予防を両立させるための対策として、 「3密」ならぬ「3とる」という考え方があるそうです。この「3とる」とは・・


1.人との距離を十分に「とる
2.人との距離をとったうえで、マスクを「とる
3.水分を「とる」  だそうです。


 先日のおたよりの中で「登下校時のマスク着用は求めません」と書きましたが(詳しくはこちら)、エアコンがきいた教室にいても、一日中マスクを着用することは息苦しく感じるような毎日になってきました。ならば、この「3とる」の考え方をもとにして、一人学びをしている時、例えばプリントやテストをやっている、パソコンに向かって調べ学習をしている時などは全くおしゃべりしていないので飛沫感染の心配もないからマスクを外しましょう、子どもたち全員が先生の話を一斉に聞いている時も同じ理屈でマスクを外しましょう・・とすると、少しは楽になるかなと感じています。


 では、教員側についてはどう考えるかです。子どもたちへの感染リスクを軽減するためには、飛沫を防ぐための方策を講じなければなりませんが、教員だって教室内で一日中マスクを着けているのは苦しくなります。ならば、授業中子どもたちに話をする際にはフェイスシールドをつけるようにしたらどうだろうなどと考えています。フェイスシールドならば、マスクより蒸れは少ないだろうし、子どもたちに対して口元もよく見えていいかもしれないなどと考えています。