校長室から

自分たちの「強み」を考える(終業式での校長の話)

2019年12月25日 10時20分
子どもたちへのお話

 本日は、寒さを緩和することやインフルエンザ等の感染拡大を防ぐことを鑑み、放送による終業式を行いました。各学年の代表児童のことばや、校長からの話について、子どもたちは各教室で放送を聴くようにしました。ここでは、校長の話を紹介します。

 2学期を振り返ってみると、みんな、本当によく頑張ったと思います。1・2年生はお店屋さんを作って幼稚園の子どもたちを招待し一緒に遊びました。さらに1年生は自分たちで育てたさつま芋を使って料理しましたし、2年生はグループで町探検を行いました。3・4年生は社会科見学を行い積極的に見たり聞いたりしました。さらに3年生はそばの実を育ててそば打ちまで行ったし、4年生は様々な福祉体験を行いました。5・6年生は観音山自然体験教室・修学旅行とみんなで泊まっていろいろな体験をするという行事がありました。さらに、校外行事として、4年生と5年生の一部は音楽発表会へ、6年生は水泳大会・陸上大会に参加し、自分の力を精一杯発揮しました。

 もう一つ紹介しておくと、2学期は82日間、学校に来る日があったのですが、1日も休まずに登校できた子は75人いました。これも頑張ったことの一つですね。ちなみに1学期からまだ1日も休んでいない子は46人います。すごいですね。
 
 私は、みんなの純粋な笑顔に心温まり、ひたむきに頑張る姿に心が熱くなりました。素直にありがとうと言いたいと思います。それだけでなく、そんな皆さんにとって、この学校がさらに良くなるためにどうすべきかを私はずっと考えてきました。そのため、この学校の強み(他の学校にはない向笠小だけの良さ)は何かというところから考えてみました。この具体は3学期にお話ししたいと思いますが、強みを見つけるたびに、私の心に変化が生まれました。
 それは、向笠小のことがますます好きになっていったということです。「向笠小はいいところがいっぱいあるなあ。やっぱり向笠小はすごいなあ。」と思えるほど、好きになっていったのです。それだけではありません。
 ここにいるみんなとなら、そしてここにいる先生たちとなら日本一の学校にだってなれるって自信もうまれてきたのです。

 そこで、私からみんなに冬休みの宿題を一つ出します。私がこの学校について考えたように、みんなは自分自身のことについて考えてみてください。「他の人にはない自分の強みって何だろう」って。それが見つかるたびにきっと自分で自分のことが今まで以上に好きになり、「ぼくは(私は)きっとやれる」と自信も生まれるはずです。

 では、12日間のいい冬休みを過ごしてください。そして、1月7日には全員そろって笑顔を見せてください。