第2回学校運営協議会が行われる
2019年10月29日 17時31分 本校では、磐田市学校運営協議会規則に基づき、9名の協議会委員による協議会を設置しています。本規則では、学校は協議会に対して教育課程や学校経営計画に関する基本方針等を提示し、承認を受けることとなっています。
本日(10月29日)の協議会においては、授業参観後、学校から中間評価結果の説明に加え、来年度以降の教育課程等を検討するうえで大切にしたい2つの方向性について説明をさせていただきました。
概要は、以下の通りです。
(1)子どもも教師も1つのことにじっくりと取り組める環境づくり
○学習指導要領改訂により「学習者主体」が明確になってきた。さらに外国語活動及び外国語科で35時間の増となる。
○地区小学校水泳競技大会や音楽科研究発表会、陸上競技大会においても、じっくりと学習に取り組める環境を整える等の理由から今年度で終わりとなった。
○本校においても、子ども自身が学校行事を企画し、準備・運営できるよう、数と内容を検討する必要があると考える。さらに、時間に追われることのない日課表の工夫も検討していきたい。
(2)小規模校であることを強みにした学校運営
○多様な異学年交流の機会を生み出していきたい。学級以外の新たな人間関係を通して、学級の中では見せなかった違う「顔」を見せる子どもたちも増えるのではないかと考えている。
○学校行事や児童会行事をはじめ様々な教育活動を、異学年交流の機会ととらえて、内容の見直しを図っていきたい。
協議会委員の皆様からは、以下の意見や感想などが出されました。今回出していただいた意見を参考に、これから校内で時間をかけて検討していきます。第3回協議会では、一定の形を提示できるようにしていきます。
○全体的には、子どもたちはよく挨拶ができるのではないかと感じている。一部に自分から挨拶をしない子どもがいるのが気になる。地域全体で続けていく必要がある。
○ホームページ等で学校の様子がよく分かりありがたい。まわりの保護者からも「学校に対して気軽に相談できる雰囲気ができてきた」という声を聴く。
○校長から話が合った2つの方向性を聴き、子どもの可能性がさらに広がる予感がしてワクワクしてくる。地域も協力していきたい。
○水泳大会や陸上大会等の終了に伴い、体力面の低下が懸念される。
○学習者主体という言葉が出てきたが、子どもに何でもお任せではいけない。人と人とのつながり、かかわりなど教師の適切な支援がないと効果的な学びにはならない。