研修

4年生 水の出前講座「水を大切にするために」

2019年7月9日 12時30分
4年

 4年生の社会科では、人々の健康な生活や安全を守るための諸活動について理解を深めるための学習を行っています。本日は、西部健康福祉センターの職員である山下さんをお招きして、「水を大切にする」ことをテーマに、「水を無駄にしないこと」「水を汚さないこと」の2つの観点から授業を行いました。

 まず「水を無駄にしないこと」では、10秒間でどれだけの水が溜まるかを実験しました。計測したところ、10秒間で約1.8リットルの水が溜まることが分かりました。山下さんが「歯磨きの時に3分間、水を出しっぱなしにしたら約30リットルの水が使われることになるよ。」と問いかけると、子どもたちから「今まで出しっぱなしにしてた。これから気をつけよう。」などの感想が聞かれました。

 
 次に「水を汚さないこと」では、薬品を使って、魚が住めるようなきれいな水かどうかを調べる実験を行ってくれました。サンプルとして取ってきた太田川や今之浦川の水がきれいだったことを知り、子どもたちは「自分が住む近くの水がきれいで、何だか嬉しい」と感想をもらしていました。さらに山下さんは、太田川の水に10滴ほどのグレープフルーツジュースをたらしただけで薬品の色は変わることを見せてくれ、「ジュースの飲み残しや油などを流しにそのまま流すとこうやって汚くなってしまうね。」と話してくれました。


 子どもたちは、自分たちの生活を振り返り、「では、どのようなことに気をつければいいのだろう」と考える姿が見られました。