研修

6年生 ピア・サポート~人とのかかわりを豊かにするために~

2019年7月11日 12時25分
6年

6年生の総合的な学習の時間に、浜松市教育総合支援センターの山口権治氏を講師にお招きし、ピア・サポートのワークショップを行いました。山口氏の他に、ピア・サポートの支援活動をする6名の方々も来校され、子どもたちのグループに入って一緒に活動してくださいました。

活動を通して、互いのことを知り、人と支え合いながら良好な人間関係を築いて、今後の生活に生かすことをねらいとしました。

ワークショップでは、4~5人のグループになり、3つの活動を行いました。

   ネームゲーム ②足し算ゲーム ③名画づくり

グループの仲間が、互いに助け合い、協力しながらそれぞれの活動に取り組みました。友達が困っていたら、他のメンバーが助け、課題を解決します。互いの話を聞くときの「3つのこつ」があり、活動中は、常に意識しました。


授業の終わりに、山口氏が「いいたいことが言えた人?」と質問すると、全員が挙手しました。すると「それは、聞き手がしっかり意識できているから」と山口氏。「この活動、楽しかった人」の質問にも、全員が挙手。「人は、いいたいことが言えると楽しい。人は自分のことを伝えたい。だから、聞き手は、話し手が気分よく話せるように聞くことが大切。授業や友達との関わりにも生かせるといいね。」と山口氏がお話してくださいました。
授業後の6年生の振り返りを紹介します。
「笑顔で反応しながら聞くと、話し手も話しやすいということに気付いた。みんなで協力しながらできて、とても楽しかった。」
「人間関係は、むずかしいことだと思ったけど、今回の活動を生かしていけば、そんなにむずかしいことではなさそうに思えてきた。話していると、相手の人の気持ちや思いが伝わってきているような気がした。」
「今日やったことを、今日から取り入れて、楽しく過ごしたい。」