学校日誌

10月はたった1回の「補充・発展学習」に挑戦

2020年10月19日 18時20分

 今年度から、月曜日6校時の枠を「補充・発展学習」の時間と位置付けて取り組んでいますが、10月はクラブ活動や委員会活動と重なり、この日(10月19日)の1回のみの開設となりました。私たちは、子どもたちの「やりたい」を大事をして、「できた」という実感を少しでも味わってもらいたいと思っています。この日を迎えるにあたって、各学級担任は子どもたちと相談して学習内容を決めていきました。下の写真からも分かるように、各学級によって「やりたい」こともバラバラですので、教室内の雰囲気も全く違います。

 2・3年生は事前に教師側で何種類かのプリントを用意して、黒板に「この順序で学習を進めてください」と分かるように表示しています。子どもたちは丸付けしてもらったり、教えてもらったりしています。
<2年生>
<3年生>


 4年生以上は自分で課題を決めて黙々と取り組んでいます。教師が用意したプリントを進める子もいれば、ドリルを進める子もいます。中には、図画工作の作品を時間をかけて丁寧に仕上げようとする子もいます。6年生は、教室で算数の学習に取り組んだのは2名でしたので、教師とのマンツーマンでじっくりと分かるまで問題に取り組むことができました。
<4年生>
<5年生>

<6年生>

 では、その他の子どもたちはどこにいるのかと思えば、体育館で運動会の表現種目の練習に励んでいました。下の写真は、「なぜ、全員できれいにそろわないのだろう」「音楽とのタイミングが良くないのではないか」などと言いながら、希望した子どもたちと担当教師が相談しているところです。
 どの学級も、和やかな雰囲気の中にも、どこかピンと張り詰めたような良い緊張感漂うものがありました。
<5・6年生 体育館での練習>

体育館でボール運びリレー(F対抗種目)の練習を!

2020年10月19日 14時20分

 この日(10月19日)の昼休みには、全校児童がそろってボール運びリレーの練習を体育館で行いました。この競技は、ファミリー対抗種目ということで、これまで各学年の代表児童がプロジェクトチームを編成し、どんな種目にして、どんなルールにしたらみんなが楽しめるかを一生懸命考えてきたものです。

 まず、下の写真のように、プロジェクトのメンバーが全員の前で見本を見せます。シートを持つ子は四隅しか持たないことや、ボールを落とした際はその場所からやり直すことなどの説明がありました。
 シートを持つ4人の組み合わせにも工夫がなされています。必ず、高学年と低学年の混合であること、4人は同じ学年でないこと、1年生がシートを持つ場合はその隣は高学年とすることなどです。

 今日は、生憎の雨のため、体育館での練習となってしまいましたので、ゆっくりとコースを回り、ルールを把握することを目的として行いました。高学年の子が、低学年の子にどうしたらうまく運べるかをアドバイスする姿も見られ、少しずつファミリーの仲も良くなっているように感じました。

運動会の総練習で動きの確認を!

2020年10月19日 12時08分

 いつ雨が降り出してもおかしくないような曇り空。先生たちは、朝早くから運動場に出て、コーンや放送機器を並べるなど忙しく動いてくれていました。当初、2~3校時で計画していた総練習を、1校時から前倒しで進めました。

 まず、ファミリー対抗リレーの並び方や走り方の確認からです。各ファミリーを9~10人ずつに分けて、全部で4レース実施します。各レースについても、最初の4人は50mずつ走り、あとの選手は100mずつ走ります。子どもたち一人一人がどの位置に集合するのかを確認するだけでも大変なことですが、自分たちで考えながら動くことができていました。さらに本番さながらに走ってみました。選手は真剣そのものですし、応援している子たちは、マスクを着けて全力で応援する姿が見られました。


 次に、開閉会式とファミリー応援の動きの確認です。計画委員会の司会ぶりもしっかりしたものでした。始めの言葉、聖火ランナー、感想発表など、多くの子どもに活躍の機会があります。回を経るごとに、スムーズな動きになってきています。運動会当日は、144名全員が元気に活躍できることを願っています。

運動会に向けて雰囲気が高まってきました!②

2020年10月16日 13時02分

 いよいよ運動会本番を来週に控え、ますます練習にも熱が入ってきました。下の写真は、3・4年生の「向笠っ子ソーラン2020」の練習風景です。写真からも、無心で踊る子どもたちの姿が分かっていただけるかなと思います。練習を重ねるたびに、急速に踊りが上手になっているし、掛け声も大きくなっていきます。自信もついてきたようです。(練習を見ているだけで感動すら覚えます)


 校内の廊下には、大型モニターが置かれています。昨日のファミリー応援の練習風景を校舎側から撮った映像を繰り返し流して、子どもたちが自由に見ることができるようにしています。練習風景の最後には、これを作成した教員からのメッセージも流れます。このように、教員側も、子どもたちにできる支援は何かを考えて進めてくれています。


 これまでの練習を見ていると、順調な仕上がりを見せてくれているようです。新型コロナウイルス感染症のため、何かと暗い気持ちにもなりがちですが、子どもたちの溌溂とした動きは、保護者をはじめ地区の皆様にもきっと元気を与えてくれることと思います。もうしばらくお待ちください。そして、子どもたちには、体調管理をしっかり行い、本番で最高の演技・競技を行ってほしいと思います。

今度は、「秋の七草」に関する掲示を・・

2020年10月16日 12時37分

 前回、児童昇降口を上がったところの掲示板に、「中秋の名月」にちなんだ掲示を行った旨の記事を掲載しました(詳しくはこちら)。

 今回は、環境教育を担当する教師が、「秋の七草」についての掲示物を作成しました。本校は、自然の事象に興味をもつ子どもたちも多いことから、このような掲示を契機に、自然物とともに日本の良き文化にも興味を抱いてくれる子が増えるといいなと願っています。
 ちなみに、掲示物にもあるように、春の七草が七草粥にして無病息災を祈るものに対し、秋の七草は薬用など実用的な草花として昔の日本人に親しまれたものが選ばれており、その美しさを鑑賞して楽しむものだそうです。さらに、秋の七草は万葉集に収められている山上憶良の2首の歌が始まりだそうです。