この日(10月29日)のファミリータイムでは、図書委員会主催の「ファミリー対抗読書王決定戦」が行われました。図書委員会の子どもたちが放送で問題を10問流します。それを各教室に集まっている各ファミリーグループの子どもたちが話し合って、解答用紙に記入していくという流れになっています。
図書委員会では、この日に備えて、問題を考え、放送原稿を作り、放送の練習をしてきました。問題は、下の写真の10問ですが、段々と難易度が高くなるようにうまく作ってあるなあと感心しました。
<問題用紙>
次の写真は、図書委員会の子どもの放送風景です。放送原稿は、一人ひとりがどの台詞を言うのかを台本のように作ってあり、自分の番になるとマイクの前に座って緊張した面持ちで放送していました。台詞と台詞の間の取り方なども工夫されており、放送を聴く子どもたちのこともよく考えられたものでした。
さらなる工夫は、図書室の中にも見られました。「読書王決定戦」のコーナーが既に作られており、今回の問題をきっかけに興味を持った子どもが、その本を気軽に手に取れるようにしてあります。
ファミリーグループごとに問題を解きながら「さすが、よく知ってるね」「ぼく、知らなかったよ」などと気軽に言い合う姿も見られました。初めての取組ではありましたが、本に親しみを持つきっかけにもなるし、異学年で一つのテーマで話し合う機会にもなり、とても有意義な時間となりました。
この日(10月27日)は、協議会委員が一同に会し、「第2回向笠小学校・向笠幼稚園運営協議会(向笠トンボの会)」を実施することができました。第1回目は、新型コロナウイルス感染症対策の一環から大人の方を校内に入れることを控えていたため、今回が本年度初ということになります。
まず、幼稚園での保育の様子を見ていただいた後、小学校の授業参観をしていただきました。その後、ランチルームに入っていただき、中間評価の状況と取組や今後の学校運営について園・小学校から説明をさせていただきました。
委員の方々からいただいた意見は概ね下記の内容になります。いろいろな意見をお伺いして、優しく背中を押していただいたような温かな気持ちにさせていただきました。
○ 授業参観から
・ 学習の構えができていた。教師と子どもの一体感のようなものを感じた。
・ 言葉の意味などを先生が分かりやすく丁寧に教えていた。
・ 全体的に落ち着いている。丁寧な授業がなされており、お客さんが来ても、子どもたちは自然体で授業にのぞんでいた。
・ 一方的に先生が教え込んでいるといった感がない。温かな雰囲気であった。
○ 廊下の掲示物などから
・ 掲示されている子どもの絵がとても楽しそうである。コロナ禍における精神的な影響等は感じられない。
・ ノートをコピーして掲示されてあり、子どもにとってもノートの取り方の見本になると思う。
○ 運動会の様子から
・ 上級生が下級生を助けるような優しい姿が見られた。
○ その他
・ 鉛筆の持ち方や姿勢に課題を感じる子どもが散見される。
・ 今後、コロナが落ち着いたら、ぜひ子どもたちに地域行事に参加するように呼びかけてほしい。学校と地域が協力して、「強い子ども」に育てていきたい。
・ 今後も「子どもファースト」の学校運営を。学びを通して、お互いのかかわりを通して、子どもたちは学校への愛着を強められるし、ひいてはそのことが保護者の信頼につながる。
今日の出来事