学校日誌

2学期の授業開始

2021年8月27日 14時04分

 827日(金)いよいよ2学期の授業が始まりました。1年生の教室では、学級活動の時間で、2学期の個人目標を決める授業を行いました。子どもたちは「学びづくり」(主に学習で頑張ること)と「仲間づくり」(主に学校生活で頑張ること)の2つに分け、それぞれに自分の目標を決めました。学校生活で頑張ることの中には、緊急事態宣言下でもあることから、感染症対策に向けた目標が書かれていました。

  2年生の教室では、今日から配られたタブレットに慣れる授業を行いました。まず、ログインをどのようにするか、アプリをどのように使うかなど、とにかくタブレットに触れて、使ってみる活動を今後も行っていきます。子どもたちはタブレットを使いだすと、すぐに慣れ、先生が紹介したアプリを使って、それぞれに活動をし始めていました。


  校内生活や授業で接触を伴う活動や飛沫の飛散が心配される活動の制限がある中、5年生の音楽の授業では、バーチャルピアノ(アプリ)に触れて、音楽を楽しむことを行いました。

 5年生の音楽の授業だけではなく、全校で器楽の演奏や合唱の内容は時期をずらして行い、今できる教育活動を進めていきます。そのほかの教科についても、感染が心配される活動は時期をずらして行い、内容の入れ替えも積極的に行っていきます。

 〇校内の感染症対策:換気の見える化

  教室内の換気が子どもたちの目からも見えるよう、教室入り口にスズランテープ
 を
貼って、教室内に風が入っている様子がわかるように工夫しました。

8月26日(木)2学期始業式

2021年8月26日 13時42分

 本日、磐田市立向笠小学校2学期始業式を行いました。始業式の中で、緊急事態宣言下での感染症対策について以下の3点で話をしました。(校長の話は校長室から)

    毎日の健康観察を確実に

・家での健康観察を確実に

・学校で体調が悪かったらすぐに先生に報告

    うつらない・うつさない行動を!

・消毒をこまめにする

・マスクをしっかりつける

・2メートルを意識して(間隔をとる)

・給食中食べているとき以外はマスクを外さない(マスクを外しての話はしない)

    だれにでも感染する可能性!だからこそ・・・

   ・勝手な想像やうわさをしない

   ・聞いたうわさを広げない

   ・誹謗や中傷をしない

  この話を受け、各クラスで担任から発達段階に応じた具体的なコロナ感染症対策の話をしました。






 学校内では、
今まで以上に感染症対策を強化・徹底していきたいと考えています、御理解と御協力をお願いします。



着衣水泳「水難事故から自分の命は自分で守る」

2021年8月6日 08時15分

 本校では、水難事故防止の観点から、2・4・6年生で着衣水泳を実施しています。「いざ」という時に慌てない心構えをもつこと。着衣で水に入ったら、どんな感じか体験すること。余分な体力を使わない泳ぎ方や浮き方を知ることをめあてに取り組みました。

2年生では、長袖・長ズボン・靴を履いたまま入水することで、「ずしっと重い」感覚や「気持ち悪い…」といった感覚を味わいました。ペットボトル等の浮くものを使って、力を使わずに浮く練習もしました。「首のところがいいよ。」「こしのところでもうきやすい。」「ラッコみたいのがうまくできる。」といろいろ試しました。後半は、服を脱いで水着で泳ぐと「かる~い」「うごきやすい」「でも、つめたい!」など、水着のよさや服を着ている場合との違いも味わいました。最後は『人間洗濯機』で友達と力を合わせて、脱水をしました。





 4年生では、上手な浮き方のポイントを学んだあと、グループで力を抜いた浮き方や長く浮き続けるコツを考えていました。「いいねえ」「どうやってやるの?」など教え合っていました。



 6年生では、水に落ちた場合の対処法を考え、救助が来るまで、いかに長く浮き続けられるかを実践していました。さすがです!多くの子が呼吸を確保する方法を身に付け、体力を温存しながら、浮き続けることができました。また、ペアで安全を見守りながら、「自分の命は自分で守る」意識を高めていました。


   
 夏休みも後半に差し掛かります。引き続き無事故で、楽しい夏休みを過ごしてほしいと思います。

向笠っ子児童図工作品展(向笠交流センターにて)

2021年8月5日 08時49分

  本校の図画工作科の授業では、次のようなことを意識して指導しています。

1 造形的な見方・考え方を働かせる授業を心掛けています。

2 「みんなちがってみんないい」の言葉のように、どの子も同じ表現に陥らせないための教材研究や指導者としての思いを重視しています。

3 多種多様な表現を認めていくことで、どの子ものびのびと自信をもって製作できるようにしています。

4 「上手・下手」で評価しないよう、子どもには作品の見方を学ばせています。

5 「あ、いいこと考えた」「おもしろいこと思いついた」を一層大切にたくさんつぶやける手立てを模索しています。

昨年度末に終了した「磐周図工・美術作品展」に変わって、本校では、社会に開かれた地域と連携・協働して、すべての子どもの学びを称揚する機会を創設するという思いの下、向笠交流センターのセンター長さんに児童の作品展示を依頼したところ、快く引き受けてくださりました。現在、4年生の「ぼくもわたしもピカソ」と6年生の「I LOVE MY SHOES」を展示させていただいています。正面玄関を入ってすぐのところに飾ってありますので、交流センターに足を運ばれた際には、ぜひご覧ください。今後も定期的に様々な学年の作品を飾っていただきますので、楽しみにしてください。






そば打ち体験(夏休み中も、学びは止まらない!~先生編~)

2021年8月4日 14時19分

 この日(8/3)は、職員研修でそば打ち体験を行いました。向笠地域の特色である食文化の一つ「そば作り」を味わうことが目的です。初めて体験する職員もたくさんいました。

初めに、二八そばの名前の由来やそばの会の活動の歴史等を教えていただいたあと、そば会の磯部さんのお手本を見て、手順を学びました。さらさらのそば粉が水を加えるとだんだん粘り気が出ていく様子や手際のよい練り方に「すごい!」という歓声が沸き起こりました。磯部さんの巧みなトークに合わせて、そばが魔法のように延びていく様子を目の当たりにしてやる気がみなぎりました。いよいよ、実演です。先ほど見たようには、なかなかまとまってくれません。練りは思ったよりも力が要ります。「へそ出し」という空気を抜く工程を教わりながら、何とか仕上げました。

次は、麺棒を使って薄く延ばします。これが、なかなか面白い!生き物のように広がっていきます。均等に薄く延ばすには、熟練の技が必要ですが、講師の方々の教え方が上手で、みるみるうちに平らになっていきました。仕上げは、切る工程です。専用の包丁で少し傾けながら細く切っていきます。うどんのようなそばもありましたが、オリジナル麺ができあがりました。そばは「三立て」が美味しいとのこと。「引き立て」「打ち立て」「茹で立て」です。早速、その日の食卓にのぼったことでしょう。

 地域の人たちとつながり、先人たちの知恵を学ぶよい機会になりました。2学期後半に3年生全員が体験します。楽しみですね。