研修

チームで試した作戦はうまくいった?(3年 体育)

2020年12月16日 14時32分
3年

 この日(12月16日)、3年生の体育では、寒空の中、「ハンドベースボール」を元気よく行っていました。これまでの学習において、自分のねらった場所や方向へ打てるようなバッティング練習や、ボールを安定してキャッチできるための練習などを行ってきました。

 今日は、これまでの練習を活かして、チームに分かれてゲームを行うことにしました。チームで話し合って作戦を立て、その作戦がうまく試合に活かされたかどうかを考えるのが今日の授業の一番のミソです。
 担当教諭は、「ルーブリック評価」の考え方を取り入れた授業を行いました。上の写真のように、授業の始めの段階で、「今日は○○ができたらB評価、さらに○○も考えられたらA評価」というように、子どもたちに示しました。いわゆる自身の学習を評価する際の「ものさし」を示すことで、子どもたちが自らの立ち位置を自覚し、より意欲的に学べるようにと工夫しました。


 ゲーム後の振り返りの中で、「チームで声掛けをする作戦を考えたけれど、ゲーム中に声を掛けられない場面もあった」とか、「打順を考えて、相手を疲れさせるようにした。なかなかうまくいった。」などの意見が出され、子どもたちなりに様々な作戦を立ててゲームを行ったことがよく分かりました。授業の最後には、「今度は、別のチームともゲームをやってみたい」と意欲を見せる子どももいました。