チームで「だっしゅ&じゃんぷ」コースを考えて運動遊び(1年 体育)
2020年9月25日 17時23分 1年生の体育では、簡単なきまりや活動を工夫して運動に親しむということが大きな目標になります。本単元では、コーンやロープ、フラフープなどいろいろな道具を使って、チームで力を合わせてコースづくりを行い、走ったり跳んだりして運動に楽しみました。
今回の授業では、いつもと違う新たな実践も取り入れてみました。それは、授業前に子どもたちに各家庭で教師が予め作成した動画を視聴してもらったことです。動画の中で、授業で使う道具やどのような学習をするのか等について予習するといういわゆる「反転授業」というものを取り入れました。
授業の始めに、担任から短い時間でめあてなどの確認を行った後は、子どもたちがチームに分かれて、コースづくりをどんどん進めていました。「ここにロープを置くよ」「ここはペットボトルでいいの?」などと話し合う姿が見られました。担任に頼らずに自分たちだけで学習が進められることに「すごいなあ」と思っていたら、今度はある程度コースができたところでお互いに跳んだり走ったりし始め、「ここをこうやって直そう」とやり始めたのです。試行錯誤しながら、より良いコースにしようと努力する姿も見られました。
すべてのチームでコースが出来上がったところで、友達の動きの良さを見あうことや、違うチームの作ったコースの良さを体感する時間を取りました。最後の振り返りの中で、「○○さんが高くジャンプできていて良かった」「○○チームの作ったコースはすごく楽しかった」などの発言も見られ、子どもたちは当初のめあてをしっかり達成できていたようです。
授業後には「もっとやりたかった」との声が聴かれるほど、子どもたちは熱中して取り組むことができていたようです。