初めてのリモート工場見学を体験(3年 社会)
2020年9月25日 14時41分 3年生の社会科では、身近な地域や市の工業製品の生産について、見学や調査等からそれらの仕事に携わっている人々の工夫を考えるという学習をしています。
例年、袋井市にある「ハウス食品静岡工場」への見学を実施していますが、今年度は感染症予防の観点から、工場側から「リモートで工場見学をしてみないか」とのご提案をいただき、工場と教室をつないでバーチャル体験を行いました。子どもたちにとっても初めての体験となります。
教室には、ハウス食品静岡工場から2名の方が来校してくださり、授業の進行役を務めてくださいました。まず「雰囲気だけでも工場見学を味わって」とのご配慮から、頭髪落下防止のキャップを子どもたち全員に配布していただきました。次に、工場の概要を分かりやすくまとめたVTRを見せていただき、「リモート工場見学」の予習をしました。
いよいよ工場と教室をオンラインでつないでの工場見学の開始です。工場側と会話ができると、子どもたちは興味津々です。工場側から出されるクイズに答えたり、子どもたちの質問に工場側の方が答えてくれたりしました。工場側で答えてくれた従業員の方が向笠地区に住んでいるということが分かり、子どもたちの関心はそちらにも集まります。
リモート工場見学ならではの取組とのことで、普段の見学では一般の見学者が入れないような場所にもカメラを入れてくれました。最後に、お土産をくれたり、みんなで記念写真を撮ったりと何とも楽しく、そして有意義な2時間になりました。