研修

ピンチをチャンスに~修学旅行に向けて(6年)~

2020年5月28日 13時08分
6年

 6年生の修学旅行は、年度当初、10月22日~23日に東京方面で実施する予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、実施の可否さえも危ぶまれる事態になってきました。一方で、小学校最後の大きな行事ですし、体験活動から得るものも多いため、簡単に「やめよう」などと考えたくはありません。学級担任をはじめ学校全体としても、知恵をしぼって実施できる方向性を探ろうとしています。

 実施時期は、3月2日~3日にすることで、感染症の影響を回避したいと考えました。実施方面についても未だに感染者が出続けている東京訪問に固執することはやめ、イチから見直すこととしました。

 学級担任は、実施方面をイチから見直すならば、この機会を子どもたちの自主性を育てるチャンスと捉えました。まず学級担任の方で、「市内を子どもたちだけの小グループでバスや電車を使って見て回ることができる場所」という条件で4箇所絞りました(県内2箇所、県外2箇所)。
 次に、この4箇所をファミリーグループごとに1箇所選び、その地域の魅力を様々な資料から調べ、みんなに魅力が伝わるようにプレゼンテーションを行うよう学習計画を立てました。

 この日(5月28日)は、1人1台タブレットを用意し、インターネットにつないで調べ学習をしました。分かったことを個別にワークシートにまとめる作業をしましたが、時間はすぐに過ぎてしまったようで「もう少し調べる時間が欲しい」と感想を漏らしていました。



 今後、6月中を目途に、グループごとのプレゼンを聴きあった中で、自分たちが修学旅行で行きたい方面を県内1箇所、県外1箇所まで絞り込みたいと考えています。どんな活動になるのか楽しみです。