子どもも教師もじっくり取り組める環境づくり(60分授業の設定)
2020年5月25日 10時15分 これまでご案内のとおり、新学習指導要領では、外国語科(活動)が新たに加わり、授業時間数を増やす必要が出てきました。増時数分を賄うために授業日数を増やすことや週の授業時数を増やすことが考えられますが、いずれも子どもにとっても教師にとっても負担が大きく、意欲をもって取り組めそうにありません。
そこで、本校は週当たりのコマ数を増やさずに週当たりの授業時数を増加させるため、3年生以上において60分(45分+15分)授業を設定しました。(これは、小学校学習指導要領解説「総則編」に紹介されていた方法です)
理科の実験、図工や書写等の実技教科などは、通常の45分授業の場合、準備や片付けが含まれるため、子どもたちがじっくり活動に取り組める時間は限られてしまいます。そのため、3分の1単位時間をうまく組み合わせることで、子どもの活動時間を十分に確保できます。昨年度のうちに幾つかの授業で試行したところ、子どもたちは集中して取り組み、教師の反応も概ね好評であったため、本年度の日課表に取り入れることとしました。
学校再開初日の1校時が60分授業となりましたが、子どもたちは時間に追われることなく、落ち着いた様子で授業に取り組む様子が見られました。
<3年生の図画工作の授業の様子です>
<5年生の図画工作の授業の様子です>