研修

リズムをつなげておまつりらしい音楽に(2年音楽 研究授業)

2019年10月7日 13時37分
2年

 本校では、どの教諭も他の教諭に授業を見せ合うことで切磋琢磨しています。その中で、子どもたちの考えが深まり、「分かった」と思えるような対話のあり方について重点的に取り組んでいます。
 本日(10月7日)は、教務主任である田中教諭が、2年生の子どもたちを対象に音楽の授業研究を行いました。前時にペアで話し合ってお互いに簡単なリズムを作っていたので、本時はそれらをグループで組み合わせてお祭りのリズムのようにしようという目標で授業は始まりました。

 前時までの振り返りを行った後、すぐに6つのグループに分かれ、話し合いが始まりました。子どもたちは、試しに組み合わせたリズムを、手拍子を打ちながら確認していました。田中教諭は、子どもがつぶやいた言葉をうまく拾いながら子どもの学びを深めていきました。単にリズムを組み合わせるだけでなく、強弱や重なりなど、子どもならではのアイディアがどんどんでてきました。




 最後に、全体での発表を行いました。グループごとに、工夫したポイントを自信をもって発表していました。「盛り上がりの部分を作ろうと最後はみんなでうつことにしました」「違うリズムを重ねていくことでお祭りらしくなった」「始めの部分と終わりの部分を同じリズムにしたよ」など、グループで十分に学び合いが深まったことが分かる発表ばかりでした。
 何人かの子どもたちは、全体発表を聴きながら、さらに自分たちのグループのリズムを改善しようとする姿も見られ、授業を心から楽しんだ様子でした。