「ボッチャ」っておもしろい!!(3,4年総合的な学習の時間)
2021年11月18日 17時23分この日(11月18日)の午後、3年生と4年生は、それぞれ5,6校時、磐田市スポーツ推進委員の皆さんをお招きし、“ボッチャ”の体験をしました。パラスポーツから学ぶ多様性理解という点においても、今、大変注目されているスポーツです。東京2020パラリンピックの正式種目であり、静岡県伊東市出身の杉村英孝選手が、見事金メダルを獲得したことは、記憶に新しいところです。
脳性まひなどの比較的重い運動機能障がいがある人のためにヨーロッパで生まれたスポーツで、6個のボールを順番に投げて、ジャックボールと呼ばれる白いボールにいかに近づけるかを競います。ボールは投げても、転がしても、蹴ってもよく、投球フォームは自由。「カーリング」に似ていて、相手のボールを弾いたり、ジャックボールに当てて動かしたりと、作戦を立てながら行うことができ、シンプルながら技術と集中力を求められる競技でもあります。
子どもたちは3つのコートに分かれて、推進委員の皆さんから指導を受けました。簡単なルール説明のあと、ルールを理解しながらの試しの投球を何度か行います。だいぶ慣れてきたところで、いよいよ対戦!最初は投げる強さやコツがなかなかつかめない子が多かったのですが、投球のたびにメキメキ上達。ジャックボールに近づく球が、赤と青の投球ごとに入れ替わり、体育館の中はその度に歓声が沸き起こりました。
初めて体験した子どもたちがほとんどでしたが、「またやってみたい!」「ボッチャのセットが学校にあるといいな!」など、子どもたちの表情や感想から、あっという間の、充実した1時間であったことが伝わってきました。
スポーツ推進委員の皆さん、御指導ありがとうございました。
※「ボッチャ」の詳細…↓「日本ボッチャ協会」のHPで!
https://japan-boccia.com/about