１年生は体育で、鉄棒を使った運動遊びに取り組んでいます。学習カードに示された「せんたくもの」「だんご虫」などの様々な運動遊びに挑戦し、できたことにシールを貼ったり、友達同士で教え合ったりして楽しく学習しています。基本となる腕の力を高めるために雲梯や登り棒を使っての運動遊びも行っています。低学年で運動遊びをたっぷりと経験し、動きとともに逆さ感覚や回転する感覚等も身に付けて、中学年以降の鉄棒運動へとつなげていきます。

　本校では、毎月の「健康の日」に子供たちが健康について学び、実践力を高められるような指導を行っています。10月の健康目標は「目を大切にしよう」です。学校でのタブレットを使った学習や家庭でのゲーム・スマホなど、子供たちがＩＣＴ機器を使用する機会が増えています。そのような中で目の健康を保つためにどんなことができるか、この日はクイズ等を通して学習しました。また、本校の「目を大切にしよう週間」（10月7日～11日）に全校で取り組む内容の確認もしました。毎月のメディアコントロールデーとも関連させて、子供たちの意識を高めていきたいと思います。

　本年度の体力テストを実施しました。全８種目の中から、１・２年生は５種目、３～６年生はすべての種目の計測を行います（一部の種目は今後、別日に実施）。１年生は初めて経験する運動がありましたが、先生の話をよく聞いて、練習よりも良い記録を出そうと頑張っていました。また、ボール投げでは先日までの投力向上週間の取組が生かされ、子供たちは力強いフォームでボールを投げていました。予定している種目の計測が済んだ後に集計と分析等を行い、その結果を向笠っ子の体力・運動能力の向上につなげていきたいと思います。

　６年生は現在、社会で鎌倉時代を学習しています。その中で、～今日は何を考えるのかという課題を設定し、その答えを得るための情報を資料等から集め、集めた情報を整理したり分析したりして、分かったことを自分なりにまとめる～「探究的な学習」を子供たちが意識できるように指導しています。この日は、なぜ源頼朝が鎌倉の地に幕府を開いたのかという課題に対して各自が情報を集めて、グループで情報交換したり議論したりして整理し、再び個々に戻って自分なりの言葉でまとめました。グループで話し合うことで自分が気付かなかったことに気付いたり、自分の考えがより深まったりする様子が見られました。