校長室から

会礼の話(10月31日)

2024年10月31日 16時25分

 今日が10月最後の日で、明日から11月です。2学期も、ちょうど真ん中ぐらいですね。この間の運動会の最後に6年生の代表の子が言ってくれたように、運動会まで頑張ってきたことを、これからの学校生活につなげていけるといいですね。2学期後半も、向笠っ子の「やさしさ」「自分から」「考え出す」の3つ輝きがたくさん見られることを、期待しています。

 さて、今日は3つの輝きの中で、「自分から」についてお話します。校長先生は今、向笠っ子がもう少し“自分から”できるようになるといいなと思っていることがあります。それは、挨拶です。みなさんは朝、教室に行く前に職員室の入口のところで「おはようございます」と気持ちの良い挨拶ができていますね。昼休みや休み時間には、出会った先生やお客様に「こんにちは」と進んで挨拶ができていますね。挨拶週間のときには、挨拶カードを持って挨拶をしている、たくさんの声が学校の中に響いていました。

 そのような挨拶ができるみなさんですが、挨拶週間のときの合言葉だった「いつでも、どこでも、だれにでも、自分から、聞こえる声で」挨拶をすることが、もう少しできるといいなと思っています。例えば、学校に来るときや学校から帰るときに出会う人たちへの挨拶はどうですか。集団登校の集合場所まで来てくれる人、横断歩道や交差点で旗振りをしてくれている人、すれ違う中学生、朝の散歩をしている地域の人たち。そのような人たちに向笠っ子の挨拶について聞いてみると、「自分からできる子がもっと増えるといいですね」とか「挨拶をこちらからするけれど、挨拶を返してくれないこともあります」という言葉が聞かれます。

 校長先生も、それは感じていました。朝、学校の門のところでみなさんに挨拶をしていますが、学校の中での挨拶に比べると、自分から、聞こえる声で挨拶ができている子は少ないです。今朝、校長先生は自分から、聞こえる声で挨拶をする子が何人ぐらいいるか数えていました。今日、学校の門を通って登校した子はだいたい150人で、そのうち30人ができていました。どうですか。もっと増やしたいですよね。登下校中に出会う人たちも、そう感じていると思います。

 2学期の残りの半分で頑張りたいことの中に、「いつでも、どこでも、だれにでも、自分から、聞こえる声で」挨拶することも入れてください。向笠っ子のみなさんなら、登下校中にもできると思っています。