不審者侵入を想定した避難訓練を実施!
2020年7月28日 15時33分 この日(7月28日)のファミリータイムは、磐田警察署生活安全課職員2名の方に来ていただき、不審者侵入を想定した避難訓練を行いました。不審者に扮した警察署職員は、いきなり事務室に「文部科学省から言われて抜き打ち検査に来た。校内を調べます。」と告げると、どんどん校内に入ってきました。対応した事務職員はじめ何人かの職員を振り切り、東階段から3階に上がってきてしまいました。
対応した職員は、110番通報してから警察の方が来るまでの時間稼ぎとして、極力、刺激しないように柔らかい口調で接することを心掛けました。さらに、子どもについていた職員は、子どもたちを逆の階段から下に逃がすように迅速に指示していました。
訓練後、教頭をはじめとした何人かの職員が警察署職員さんからの指導講評を受けることができました。警察の方からは、「全体的にしっかりした対応ができていて、子ども及び職員の被害は少なくできるのではないと思う。」としながらも、窓口対応としてしっかり身分証の提示を求めることや不審に感じたら迷わず110番通報をすることや、どんどん校内に侵入した時点で子どもには合わせられないと毅然とした対応を取ってもよかったなどの助言をいただくことができました。さらには、「避難をした場所で、高学年が進んで低学年を整列させていたということで、これはすごいことです。」と、子どもたちの態度についてもほめてくださいました。
先日(7月15日)、職員対象に不審者対処講習を実施したうえでの今回の訓練でしたが、うまくいかなかった部分やさらに反省すべきことも見つかりました。今後、各学級で話し合いを行うとともに、職員間でもしっかり検討して、いのちを守る行動の取り方を再確認していきます。