学校日誌

本校の自然を活かすために~「ハチトラップ」の仕掛け

2020年5月27日 12時19分

 本校は、南側に権現山を見ることができ、大変自然に恵まれています。平成15年度頃には子どもたちとPTAの方々で一緒にビオトープとして整備した歴史もあります。
 今も子どもたちは、自然の植物や昆虫等に興味をもち、自然を活かした遊びも行っていますし、私たちもそのような本校の良さ(強み)を生かした教育活動を展開したいと考えているところです。しかし、この時期になるとスズメバチなどが活動を始め、子どもたちに危険を及ぼす可能性もあることから、用務員が率先してスズメバチを捕獲するための「ハチトラップ」を作ってくれました。

 この時期に「ハチトラップ」を仕掛けることは、女王バチが巣作りのために飛来するため大変効果的だとのことで、現在8箇所に仕掛けてくれて、どの仕掛けにも数匹のスズメバチが既にかかっているようです。今年度から本校に教務主任として赴任した教諭が、以前に観音山少年自然の家に勤務した経験を持つことから、作り方等も熟知しており、用務員に作り方等も教えていました。ちなみに誘引液の黄金比は、砂糖1:酢1:酒2(体積比)だそうです。
  用務員は、「現在は8箇所に設置していますが、まだまだ仕掛けておきたい場所はあります。子どもたちの安全のために、もっと作りたいと考えています」と意欲的に話しています。