この日(3月8日)は、6年生への感謝の気持ちを表すとともに、一年間ともに活動してきたファミリーグループのみんなとの楽しい思い出をつくろうと、5年生を中心に「ありがとうファミリーの会」を2部構成で開催しました。
第1部は、各ファミリーグループの教室に分かれ、アットホームな雰囲気の中で、会が進められました。今日は、お弁当の日でしたので、お互いの顔を見ながらのお弁当となりました。ただし、感染症対策を講じるということで、どうしてもこれまでのように楽しいおしゃべりをしながらの昼食とはならなかったことが残念です。
お弁当を食べた後は、各グループの6年生が前に出てきて、下級生から感謝の言葉を発表したり、メッセージカードをプレゼントしたりしました。それを受けて、6年生からも下級生に対して「ファミリーでの活動がすごく楽しかった」「とてもいいグループだった」「僕たちの方こそ皆にお世話になった」などの言葉が発表されました。
昨年度の卒業式は、新型コロナウイルス感染症が流行し始めて、直前まで休校措置を講じていたこともあり、在校生代表である5年生の参加は見送り、ビデオメッセージを贈るような形をとりました。
今年度は、事前に体育館に椅子を並べ、十分な間隔が取れるかシミュレートしたところ、保護者も2名までなら入っていただいても大丈夫だろうということになりました。5年生にも事前確認したところ、不安を感じることもないため式に参加したいとのことでしたので、在校生代表として出席してもらうこととしました。
卒業式まで、学校生活を送れる日も残り10日ほどとなってきましたので、少しずつ式の練習が体育館で始まってきました。この日(3月5日)の1校時は、外部講師の鶴見京子さんに来校していただき、合唱指導を行っていただきました。感染症予防の観点から、マスクを着用したままの合唱となり、少々残念ですが、気持ちのこもった歌声が聞こえ始めてきました。
2時間目は、5年生と合同で、お互いの呼びかけの練習を行いました。卒業生と在校生代表が対面の形で、お互いの思いを言い合います。卒業生はこれまで自分たちを守り育ててくれた様々な方への感謝の思いはもとより、どのような気持ちで学校文化を育んできたのかといった思いを在校生代表に伝え、その思いを託していくような呼びかけになっています。5年生はこれに対して、「まかせとけ!」という強い思いをぶつけます。少しずつ、気持ちが盛り上がってきました。
この日(2月25日)の昼休みに、体育館にて、来年度集団登校班の班長・副班長になる約30名の児童を対象に、横断歩道等における横断旗の使い方にかかる講習会を実施しました。講師として、交通安全指導員2名の方々に来ていただきました。
交通安全指導員さんからは、班長と副班長が協力しながら、安全に横断歩道を渡らせるための旗の使い方についての説明がありました。まず、指導員さんに見本を見せていただき、子どもたちはその様子をじっと見つめます。「旗を上にあげて車の方に渡るよと合図するとともに、もう一方の手は班員が飛び出さないように横に出しておくんだよ」「車が止まってくれたら旗を横にして班員を安全に渡すんだよ」と細かな指示が出されます。さらに、横断歩道を横断しようとするときには、ドライバーと目を合わせて横断旗をだすことや、横断歩道を渡り終えたらドライバーに「ありがとう」を必ず言うこと、旗を出すときは自動車に背を向けないことなど、細かなことまで丁寧に指導していただきました。
その後、一人一人が班長・副班長の役になって、演習を行いました。交通安全指導員から指導を受けたことを確認しながら、真剣に取り組む姿が見られました。登校班によっては、低学年のうちからリーダーとしての役割を担うところもあります。このように小さなうちから様々な経験ができることも小規模校の良さの一つです。