学校日誌

一人一台端末の利用

2021年5月19日 17時07分

 本校では、一人一台端末の利用に向け、515日(土)に4年生から6年生が一斉に端末へのログインを行いました。本格利用に向け、準備が整いました。

 5月18日(火)から、5年生では端末利用に慣れるため、毎朝担任から今日の一文字と題した連絡が端末に送られています。数日間で送られた一文字を並びかえると、単語になるというものです。5年生では、毎朝登校すると端末を開いてログインするのが日課となり、毎日の一文字を楽しみにしています。

 今年、4月から導入された一人一台の端末ですが、子どもも教員も、まず、使うことに慣れるところから始めています。

 教員は放課後など時間のある時に、端末を開き、課題の配信の仕方、連絡メールの出し方、アンケートの取り方など、基本操作を含め、自主的な研修を行い、利用に関する理解を深めています。

60分授業の実施

2021年5月13日 12時57分

本校では、月曜日、水曜日、金曜日の週3日、1時間目を15分延長して60分授業を実施しています。15分延長することで、教室移動を伴う音楽科や体育科の授業、準備片付けがある理科や図工科の授業内容を充実させます。写真は5月12日(水)の1時間目に5年生が体育の授業に取り組んでいる様子です。現在高学年では、体育科の授業でティーボールを行っています。

 体育科の授業で行っているティーボールは、昼休みの子どもたちの活動に変化をもたらしています。自主的にキャッチボールをする児童が出始めました。授業での学びが、遊びにも好影響をもたらしています。


第1回学校運営協議会「トンボの会」開催!

2021年5月8日 08時58分

 5月7日(金)、第1回学校運営協議会(向笠小・向笠幼稚園合同:トンボの会)が開催されました。
 この会は、「学校・家庭・地域・関係機関が連携し、向笠小学校児童並びに向笠幼稚園園児の健全育成並びに学校教育活動の充実に向けて、運営協議会の意見や提言を学校運営に反映させる取り組みを行い、より地域に開かれ、信頼される学校・園づくりの推進を図る」という目的のもと、向笠地域づくり協議会、向笠交流センター、民生児童委員・主任児童委員、学識経験者、ボランティア代表、コミュニティスクールディレクター、PTA、それぞれの団体の代表者の皆様(計11名)を委員として組織されています。
 まずは5時間目の前半20分程度、本校児童の様子を授業参観していただきました。引き続いて行ったランチルームでの懇談では、本年度の園、学校の経営・運営方針について、園長、校長、教務主任より説明を行い、委員の皆様から参観の感想を含め、御意見・御感想をお願いしました。

「進んであいさつをしてくれた児童が何人もいた。とてもうれしい気持ちになった。」「自習のクラスがあったが、落ち着いて一人一人真剣に学習に取り組んでいてすばらしい。」「2,3か月ぶりに見る子どもたちの姿。短期間の間に、心身ともにぐっと成長している様子を感じた。」「自分も本校の卒業生であるが、当時から縦割り活動が盛んであった。これからも向笠の強みとして大事にしてほしい。」「他県で学校管理下の痛ましい事故があった。専門業者の手も入れて、安全管理をしっかりと行ってほしい。」「大人も様々な場所で見守っているが、交通安全には十分注意してほしい。」など、子どもたちのよさ、学校への期待など、貴重な御意見や御感想を、たくさんいただきました。
 次回(10/28)の学校運営協議会の際には、委員の皆様に、さらに成長した本校の子どもたちの姿を見ていただきたいと思います。

「ファミリー出会いの会」異学年交流本格スタートです

2021年5月7日 11時40分

 4/30(金)に行われたこの会は、1年生が向笠小の仲間入りをするという意識をもつと共に2~6年生が温かく1年生を迎えようとすることを目的としています。

まずは、ファミリーごとに愛情たっぷりのお弁当を食べました。仲良く円になっていたり、向かい合って座ったりしています。昨年からいつもと違うところは、例年よりも間隔を空けて、にこにこしながらも黙々と食べているところです。本来なら、会話がはずむ場面ですが、この御時世、1年生を温かく囲みながらも感染に気を付けながら食べているところが、子どもたちの意識の高さを感じます。




 食べ終わると、自分の好きなものを伝えながらの自己紹介が始まりました。6年生が優しくリードしてくれて、緊張気味の1年生も安心して発表できました。自己紹介が終わると、ファミリーのグループごとに集合写真を撮りました。その後、ファミリー遊びへと進んでいきました。椅子取りゲームやフルーツバスケットなど計画した遊びで盛り上がりました。アドリブのクイズ大会やゲームをしたグループもあり、今まで知らなかった友達のよさに気付いたり、遊びを通して「これから仲良くしようね」という思いを強くしたりしました。短い時間でしたが、目的が十分に達成され、有意義な活動となりました。



 今後は、このメンバーでファミリーウォークラリーや運動会などの行事、縦割り清掃などの日常的な活動も行います。  

休み明けからは5/29()に行うファミリーウォークラリーに向けて計画を立てていきます。

この日は、本校の最大の自慢である子どもたちと触れ合う絶好のチャンスです。普段見られないお子さんの様子を御覧になりたい方は、ぜひボランティアへの御参加をお願いいたします。お待ちしております。

今年度最初の「きわめタイム」を行いました。

2021年5月6日 10時16分

「きわめタイム」とは昨年度より実施している補充・発展学習のことです。授業での学習から芽生えた疑問や興味など、自分が「解決したい」との思いを「極める」時間として「きわめタイム」と名付けました。子どもたちの「もっとやりたい」という思いを大切にした学習ができる本校の特色ある取組の一つです。
 1回目は40名ほどの子どもが希望し、それぞれの課題に向かって集中して取り組みました。


  6年生9名は、5/29(土)のファミリーウォークラリーの目的地やコースについて調べたり、コロナ禍のため、首都東京に変わる修学旅行の目的地の資料集めをしたりしました。タブレットを使って自由に検索し、「ここへ行ってみたい」「ここおもしろそう」など瞳を輝かせながら調べていました。

 


   5年生7名は、算数や社会科の復習を中心に黙々と取り組んでいました。グループになって互いに教え合い学び合う子、先生と11で課題を克服している子、全員が真剣そのものでした。予定していた課題ができると「やったあ」と満面の笑顔を見せていました。担任と一緒に喜びを分かち合う姿が印象的でした。


   4年生15名。社会科の県名を互いに競いながら学んでいました。参観会の授業でやったように、地形に着目しながら県名をインプットする子、動物の名前が入っている県名から覚える子、ただ暗記するのではなく、様々な見方で特徴を捉えながら学んでいました。音楽室では、希望した女の子3名が素敵なハーモニーを奏でていました。傍らには音楽専科の先生がいましたが、にこにこ笑顔で見守るのみ。まさにそこにいた人たちはしんでいる様子でした。



3年生の教室をのぞくと教室での参加者は一人。先生を独り占めしながら分かるまで繰り返し勉強していました。二人のとても良い関係に声を掛けるのが申し訳なく思い、邪魔をしないようにそっと通り過ぎました。その他の子はというと、外でなんとも楽しそうに長縄8の字跳びに15名くらいの子が挑戦していました。「はい、はい、はい」という元気な掛け声や歌のリズムでタイミングを教える子たち。初めは恐る恐る跳んでいた子も次第に自信をつけていました。縄を回す先生方も励ましながら声を掛け、できたことを褒めていました。遊びを通して学ぶ雰囲気がよく表れていました。


 2年生は4名と少数精鋭。好きな絵を楽しそうに描いて先生に見せにくる子、算数の問題をやり切って満足そうな子、ほのぼのとした良い時間が流れていました。先生とのいい関係を垣間見た感じです。

あっという間の45分間。「子どもは学びたがっている」という言葉は本当だなと思いました。なんといっても「先生を独り占め」できるお得感が最高です。今後も学習内容がさらに進化していくといいなと思いました。

次回「きわめタイム」は525日(火)です。