６年生は家庭科の授業で、手縫いやミシン縫いによるナップザック作りに取り組んできました。この日、一人一人の製作品が完成し、各自のタブレットで撮影をしたり、友達同士で見せ合ったりしました。完成に至るまでの授業において、保護者のみなさんが学習ボランティアとして協力してくださった日もありました。同時期に行っていた５年生のエプロン作りの学習にも御協力いただきました。優しく声を掛けながら一緒に作業をしてくださったり、分かりやすく丁寧に教えていただいたりしたおかげで、子供たちは安全に、安心してソーイングに取り組むことができました。ありがとうございました。

　本年度２回目の会礼を行いました。６年生のピアノ演奏の音色が響く中を集まった向笠っ子に、校長からは、「運動会の頑張りを２学期後半の学校生活に生かしていこう」という話をしました。また、合言葉「やさしさ」「自分から」「考え出す」の中から、「自分から」を取り上げ、登下校時に見守ってくださっている地域の人たちに、進んで挨拶をしましょうと伝えました。会礼の後半には、高学年のハッピースマイル委員会の児童が、正しく、安全な廊下歩行について、劇を交えて分かりやすく全校に投げ掛けてくれました。子供たちの工夫して「考え出す」姿が、よく表れていました。明日から11月。２学期も折り返し地点です。

　５年生は総合的な学習の時間に、地域の農家の方に御協力をいただいて米作りについての食農学習に取り組んでいます。６月に田植えを行った稲が収穫の時期を迎え、この日は稲刈り体験を行いました。鎌を使って昔ながらの稲刈りに挑戦した子供たちからは、「思っていたより大変だ」「家にあるお米の１袋分だけでも、こんなにたくさん刈らないといけないのか」など、実体験をしたからこその感想が聞かれました。さわやかな秋空の下で、子供たちは身をもって食物や自然への感謝、そして農業に携わる方々への感謝の気持ちを高めることができました。貴重な場を与えていただき、ありがとうございました。

　２年生は算数で、かけ算を学習しています。この日は、８の段の学習でした。これまでに覚えた７の段までの学習を生かして、８の段の答えはどうなるのか、どのようなきまりがあるのかを考えました。「３の段の答えと５の段の答えを足せば、８の段の答えになる」「２×８、３×８、４×８…をひっくり返せば８の段の答えが分かる」など、子供たちは“かけ算のきまり”使って８の段の答えを出し、理解を深めました。すらすらと九九を暗唱できることも、計算の仕組みをじっくりと考えることも、どちらも算数を学ぶ楽しさです。