向陽学府第2回合同研修会を実施
2019年8月2日 11時49分 向陽学府の1中学校・3小学校の職員が、向笠交流センターに集まり、第2回合同研修会を実施しました。
第1部では、「ながふじ学府一体校」開校に向けて、これまでどのような取組を進めてきたのかを聴く機会を持ちました。講師としてお迎えしたのは、豊田中で校長として勤務した後、磐田市教育委員会で一体校設立に向けて行政の立場から取り組んでこられた、現磐田第一中の山本敏治校長です。
山本校長からは、小中一貫教育を進める上で、子どもたち自身が「よくなってきた」と実感を伴うような取組を進めることが必要であることや、ながふじ学府では児童生徒の実態(強み・弱み)を全体で話し合った上で、つけたい力を明確にし、各校の学校教育目標もそろえてきたことなどを教えていただきました。
第2部では各部(学びづくり・英語教育部・心づくり部・健康づくり部)に分かれての話し合いを行いました。前半では、どの部でも山本校長の話を受けて、向陽学府の子どもたちの実態を話し合い、どのような教育を行っていくことが大切かを話し合いました。後半では、1学期の実践を持ち寄り、2学期以降の取組についての確認を行いました。「進んで聞いたり調べたりしている」と答える児童生徒の割合が横ばい傾向であることからさらに環境設定が必要なことや、学級担任だけが授業を行うのではなく、学校間・学府間でローテーションしながらいろんな教員が道徳の授業を行うのも良いのではないか・・など積極的な意見が出されました。
次回は、10月23日に大藤小学校での授業参観後、次年度に向けての取組を確認していきます。