大昔の人々のくらし~歴史訪問授業~(6年 社会科)
2021年6月14日 09時09分 この日(6月11日)の3、4時間目に、磐田市埋蔵文化財課の職員(安藤さん、詰石さん)をお招きし、6年生の「歴史訪問授業」が行われました。
前半は、大昔の人々が、現在の磐田市でどのようなくらしをしていたのかについて、パワーポイントや歴史年表を使って詳しく説明していただきました。向笠小校区からは、歴史的価値の高い埋蔵文化財が数多く出土しているという話に、子どもたちの話を聞く姿勢は真剣そのもの!埋蔵文化財センターの展示物には、新豊院山古墳をはじめ、なんと学校の裏山である権現山(権現山古墳)から出土したものもあるというお話に、さらに子どもたちの興味は高まります。
後半は、みんなが楽しみにしていた体験学習です。まずは弓矢体験。竹で作った弓矢で、動物と見立てた段ボールを射抜くという、一見簡単そうな体験学習ですが、どの子も思うように矢が飛びません。本当であれば、動いている動物が標的。少しずつ上達したものの、6年生全員のチャレンジでも、結局本日の収穫はゼロ…。大昔の人々が、生きていくために食料を確保することがどれだけ難しかったのかを、実体験を通して学びました。
次は、火起こし体験です。コツを教えていただき、いざチャレンジ!火起こし器を器用に操作し、懸命に火起こしをします。すると、体育館通路に焦げたにおいが少しずつ漂います。「やったー!煙が出たよ!」と嬉しそうな声があちこちから聞こえます。安藤さんや詰石さんからも、「みんな上手だね。」と声を掛けていただきました。
16日(水)には、しっぺいバスを利用して、埋蔵文化財センターや国分寺跡、銚子塚古墳等の歴史探訪学習に出かける子どもたち。磐田市の歴史を肌で感じながら、さらに学びを深めてきます。