いよいよそばの製粉作業を体験できました(3年)
2020年11月26日 12時43分 この日(11月26日)の3年生は、ちょうど1週間前に脱穀したそばの実を粉にしていく作業を向笠交流センターにて行いました。今回も「向笠そばを楽しむ会」の8名の方々に教えていただきました。8月のそばの種まきから定期的に教えていただいているので、子どもたちにとっても身近な存在になっています。
「向笠そばを楽しむ会」の方々は、子どもたち一人一人に、石やごみ・殻を取るところから、細かく粉にしていくところまですべて体験できるように下の写真のように表を作成し、グループごとに時間で区切りながら教えてくださいました。
まずは、「石抜き」「ごみ取り」と呼ばれる作業で、言葉のとおり、混入している細かな石やゴミを取り除くものです。最初の作業になりますので、見よう見まねで少々緊張しているようです。
次に「粗挽き」「殻取り」と呼ばれる作業に移ります。少しずつ殻が取れ、粉状になってきます。子どもたちは、「見てごらん。だんだんと細かくなってるでしょう。触ってもいいよ。」と私にも感動を分け与えてくれました。
最後に「製粉」の作業になります。これは、機械だけでなく、石臼を使ってひいていく作業も体験させてもらいました。子どもたちは手触りを含め五感で楽しんでいました。自分たちで育てたそばを自分たちでそば打ちして食べるという一貫した作業は本校でしか体験できないものであり、地域の方々のありがたさを強く感じます。本校では既に20年間以上続けられている伝統行事の一つになります。次回(12月24日)はいよいよ本日製粉したそばを使ったそば打ち体験です。