磐田ってすごい!歴史のロマンを感じた3時間…(6年)
2020年9月23日 19時49分 今日(9月23日)の午前中、学府バス2台に分乗し、6年生が社会科の校外学習に出かけました。
最初に訪れたのは「埋蔵文化財センター」。ここでは2グループに分かれ、所員の方2名がそれぞれ国分寺跡・磐田市の歴史(狩りや漁の時代から奈良時代くらいまで)について、交替制で説明してくださいました。国分寺の「七重の塔」建立に使われた大きな石(中心礎石)は、豊岡の獅子ケ鼻から運ばれてきたものであることや、権現山から出土したものが展示されていることに、みんなとても驚いていました。
次に訪れたのが「国分寺跡地」。センターで事前にCG動画を視聴させていただいたので、当時をイメージしながら見学ができました。子どもたちは、七重の塔の中心礎石周辺に、瓦らしきものを発見し、所員に質問します。「これは何ですか?」「はい、当時の瓦です。よく見ると、転がっているんですよ。」との回答。小雨が降る中でしたが、ここからはお宝探し一色に・・・。次から次へと瓦を発見する子どもたち。みんな大騒ぎでした。(すべて本物ですが、持ち帰りは×!)
このあとは、「銚子塚古墳」「新豊院山古墳」を訪れました。あいにくの天候で地面の状態が悪く、実際に古墳の上に立つことはできませんでしたが、古墳の形や作られた場所など、実際に見て確認できたことは、貴重な体験となりました。県下で三番目に大きい古墳であることや、三角縁神獣鏡が発掘された貴重な古墳であることなども、驚きだったようです。
約3時間の校外学習でしたが、子どもたちにとってはその時間以上に『歴史のロマン』を感じることができたひとときとなりました。