四角形に直線を引くとどんな形ができるだろう(2年 算数)
2020年9月17日 15時30分 この日(9月17日)の2年生の算数は、「形をしらべて 仲間分け」の単元の学習を行っていました。学級担任が、「四角形に直線を引くとどんな形ができるだろう」というめあてを提示すると、子どもたちは我先に発表しようと、一人ひとりが真剣に考えます。考えがまとまった子から挙手をするのですが、その手の挙げ方がしっかりしているのです。
ある子が「三角ができます」と言うと、その発言を聴いて「三角形です」「三角形が2つできます」と次々につけ足しの発言があります。学級担任がその考えを黒板に書いていると、「まだ、あります」と挙手をする子がいて、どんどん発言の輪は広がります。学級全体の考えは深まりを見せていきます。
小グループになって、子どもたち同士で考えを確認しあう時間も取っています。こうすることで、子どもたち一人ひとりが自信をもって発言できるようになっていきます。
もう一つ、子どもたちの成長を感じた場面があります。図形に直線を引いたことを言葉で説明させた際のことです。「頂点と頂点を結ぶと三角形が2つできます」「頂点と辺を結ぶと三角形と四角形が一つずつできます」などのように、言葉をきちんと操って、分かりやすく説明できる子が多いのです。自分の考えを分かりやすく自信をもって発言しようとする姿に頼もしささえ感じました。