ハンドボールを使って投げ方の練習(5年 体育)
2020年9月9日 12時30分 今週からの約2週間を「投力向上週間」と位置付けているのは、本HPでも既にお知らせしているところですが、この日(9月9日)は、県の「体育実技指導協力者派遣事業」を活用して、指導員2名にボールの投げ方の指導をしていただきました。
本日の講師は、日頃、県内高校で体育の指導をされており、ハンドボールを専門にやってこられた方です。今日は、4年生と5年生に1時間ずつ指導していただきましたが、ここでは5年生に対する指導の様子を掲載します。
指導員の方は、子どもたちにボールを見せて、「なんのボールか分かる?」と投げかけると、何人かの子どもはハンドボールで使うボールだと分かったようです。ボールの感触を確かめた後、ボールの握り方から教えてくれました。ボールを空中で離してもう一度キャッチすることや、互いに利き手でボールを握りあって、取られないようにするなどの遊びを通して、ボールをしっかりと握ることを指導してくれました。
次に、腕の振り方です。大きく腕を振れるように、ボールを地面にたたきつけることから始めました。次に長座の体勢で向かい合ってボールを投げ合いました。この時に、指導員は「ボールを肩にポンと置く」「もう一方の腕をシャキーンと伸ばす」とポイントを説明します。子どもたちは徐々に遠くにボールを投げられるようになり笑顔も多く見られます。
最後に、立ってボールを投げ合います。この時「おへそをしぼる」ことも教えてくれました。指導員が遠くに投げるための秘訣をポイントを絞って分かりやすく説明してくれたため、子どもたちはどんどん吸収していき、面白さも感じたようでした。
授業後に、指導員から「授業のはじめに、何も言わなくてもきちんと整列していたのがすごいと思いました。」「教わったことを理解したうえで、さらに遠くに飛ばせるように自身で工夫しようとしていた子もいて驚きました。」など、本校の子どもたちのことをほめていただきました。