続々と「トンボ博士」が増えています!(3年 総合)
2020年7月1日 12時31分 学区にトンボの楽園である桶ヶ谷沼がある本校は、平成14年度以降、校内にビオトープを整備するなどトンボに親しむ活動を継続的に行っています。
今年度も3年生では、桶ヶ谷沼ビジターセンターに見学に行ったり、プールでのヤゴ救出作戦を実施したりして、トンボを窓口とした環境教育を推進しています。
この日(7月1日)の3年生の総合的な学習の時間では、様々なトンボの写真を見比べて、体の色や形、模様などを一生懸命にメモする子どもたちの姿がありました。中には、机に昆虫図鑑を何冊も並べて調べている子もいました。本校の伝統的な取組と言える「向笠トンボ検定」(初級)の練習をしていたのです。
「シオカラトンボとオオシオカラトンボの違いは…」とか、「アキアカネの胸の部分には毛が生えていて…」などの言葉が子どもたち同士の間で飛び交っていました。さらに、既に初級検定に合格した子がみんなの前で説明する姿が見られました。子どもたちの知識量のすごさにと関心の高さに圧倒されてしまいました。
授業の終わりには、担任が「初級検定を受けてみたい人?」と呼びかけると、多くの子が手を挙げて挑戦していました。こういった取組を通して、トンボも生息できるような自然保護のために自分たちは何ができるのかを考えていきます。